【タイ・バンコク⑧】 バンコク最終日・チェンマイへ 2019.5.29
今日は2回目の予防接種を受けて,寝台列車で北部のまちチェンマイへ移動します。
宿をチェックアウトしてから,時間にまだ余裕があるので,バンコク中心部を通る「水上バス」に乗ってお昼を食べに行こうと思います。
お昼は日本人にも人気の高いタイ料理「カオマンガイ」(茹でた鶏肉,茹汁で炊いたご飯,タレ,スープの組み合わせ)の有名店に行ってみます。
バンコクは今でこそ渋滞が半端ないまちになってますが,昔は「東洋のベニス」といわれるくらい水運が発達した「水の都」だったんです。
その名残でバンコク中心部にある「セーンセープ運河」という運河を走る現役の水上バスがあるんですね。
宿のあるカオサンから15分くらい歩いて乗り場へ向かいます。
「Phan fa Pier」読み方わかんないですけど,これが乗り場の案内です。
車がビュンビュン通る大通りを少し脇に入ったところにありました。
ここがバス停=船着き場なんですね。
ここに着くとおっちゃんに「どこ行きたいんだ?」と言われ
行先を伝えると「100バーツだ」とおっちゃん
え?高くね?と思ってるとちょうどバスが到着
「とりあえず料金は後でいいから乗れ」と言われとりあえず乗船。
こういうちゃんと確認せずに言われるがままみたいなのダメなんですよね。
反省。
実際このバスは100バーツでまぁ乗っちゃったんで払ったんですが
観光用のツアーバスでした。
そりゃ高いわけだ。
普通に地元の人たちが使う公共交通としてのバスもまったく同じところから出るみたいで。調査不足でした。
普通のバスなら高くても20バーツくらいで乗れると思うんで単純に移動で使いたい場合はそっちの方が。
観光用の方が船も大きめで席もゆったりしてて混雑してないから,アトラクションとして水上バスを楽しみたい人は観光用に乗ったらいいかなーという感じ。
実際に乗ってみると,バンコクの一般の住宅や緑が並ぶ下町感あふれる景色が見られて,新鮮でした!
奥に広がる高層ビルとのコントラストが急速に発展したバンコクのまちを象徴する景色。
そして目的地「プラトゥーナム」に到着。
ここはセントラルワールド(伊勢丹とかも入ってるどでかい複合施設)とかがあるバンコクの都心部。
さっそく目当てのお店に向かいます。
店の前に来るとお店は半シャッターで中は真っ暗。
今日休み?と一瞬思ったけど,店の前でお姉さんが何やら白い紙を配っている。
移転してました。
そうなんだ,お店の移転ていうのはままあるよね,じゃあ新店舗へ行ってみましょう。・
ちゃんと案内サインもありました。
このピンク色なんですが,この店,通称「ピンクのカオマンガイ」といわれてます。
ピンク色のメシが出てくんのか?!と思いきやそうじゃなくて
「店員さんがみんなピンク色の服を着てるから」
だそうです。
なんともシンプル。
新店舗がこちら。
いやー,もうかってんなー。笑
前の店舗は地元の食堂って感じのローカル感満載だったのが,ものすごいジャンプアップ。
最近できたっぽい超大型ショッピングモールの1階に入ってます。
あ,ミシュランも取ってるんですね。
そしてこの行列。
もちろんバックーパッカーはワタクシだけ。
「地元の人に愛される人気ローカル食堂」のつもりで来たワタクシ。
この振れ幅に若干ついていけてません。笑
しかし
腹減った
荷物重い(移動するのがめんどくさい)
行列の回転は早い
そして
冷房が効いている
以上の理由から並ぶことにしました。
注文票にチェック入れて渡す感じですね。
やはり目当ての「カオマンガイ」一択でしょう。
20分くらいで席に通されました。
店内の様子。混雑してますが店のつくりはシンプルで清潔感ある感じです。
そして,出てきたカオマンガイがこちら。
見た目はいたってシンプルなんで,インスタ映えとかは正直わかりませんが笑,
味はたしかにうまい!!!
絶妙な柔らかさの鶏肉と米の味付のマッチが良い!
タイ米はあんまりだったんですが,味付と炊き加減がいいんですかね,ここの米はいける。
日本人が好きだといわれるのも納得です。
オリジナルの水。
おまけだけど,この水もなかなか美味かった。
さて,お腹を満たした後は,1週間ぶり2回目の予防接種へ。
やってきましたスネークファーム。
今日は2発
狂犬病(2回目)とTdap(破傷風・ジフテリア・百日咳の三種混合)
しめて1200バーツ(約4,000円)
これで一旦予防接種完了。
まだ打たないといけないのもありますが,1か月以上先になるんで他国で打てるとこを探します。
てことで,バンコクでの用事が片付いたんで,北部のまち・チェンマイへ移動します!
チェンマイへは飛行機・鉄道・バスなど様々な手段で行くことができますが,
移動コストが安い
宿代が節約できる
寝心地が良い(フルフラットで寝られる)
着いたらすぐ行動できる
という理由で寝台列車にしました。
チェンマイ行きの電車は「国鉄フアランポーン駅」(正式名称は違うらしいんですがみんなそう呼んでるみたい)という一番大きな駅から出ます。
ここからいろんな地方へ中長距離線が出ていて,日本でいうと東京駅とか上野駅みたいな位置付けですね。
外観
コンコース入口
切符売り場
駅構内の様子。ここも国王のお祝いムードが出てますね。
ここが駅のホームに入る正面の入口で,一般的には改札になるんだと思いますが,
切符とか何もチェックされません。
というか
他からも余裕でだれでも入れます。ゆるい。笑
切符はネットで予約してるので,駅の様子だけ確認して先に腹ごしらえします。
駅の外にある適当なお店に座ります。
そして適当に頼んだこの麺料理。
名前忘れたけど,結構うまかった。
やっぱタイ料理は外さないんだよなー。
スープまで余裕の完飲。
一気に暗くなってきた。
駅の外観が綺麗に映えてきます。
駅構内。みんな座り込んでる。
ホーム入って正面から。
結構昔ながらのアジアの鉄道駅って感じでいいですよね。
19:35出発。
中の席は最初は座るタイプなんですが
出発してしばらくするとスタッフがカスタムしてくれて
あっという間にベッドに。
フルフラットで寝れるのが素晴らしい。
タイの寝台列車は盗難が多いと聞いて,南京錠とワイヤーで荷物をガッチガチにしておやすみなさい。