【インド・リシケシュ】ヨガの聖地でアシュラム入門! 2019.9.9~13
朝6時。
リシケシュのバスターミナルへ到着。
リシケシュはヒマラヤの麓のガンジス河沿いの町で
まちの雰囲気は正に山合いの町というのどかな感じ。
首都デリーとは明らかに雰囲気が違います。
ヨガの聖地として有名なリシケシュですが
トレッキングやラフティング(※ガンジス河で)とかアウトドア系のアクティビティもできるみたいで自然豊かなところなんですね。
今日の目的地はバスターミナルから少し離れたエリアにあるので
リキシャを拾って行きます。
最初250ルピーとか言ってきたので100ルピーじゃないと乗らないと言うとあと2人乗客が来たらOKだ,といいシェアで100ルピーになりました。
たぶん始めからシェア狙いならもっと安くいけるはず。
到着した山側のTapovanというエリア。
路地を入ると至るところにヨガ関係の施設の看板が。
ここリシケシュでヨガをするには
飛び込みで1~2時間くらいのヨガ教室をハシゴしていってもいいし
アシュラムというヨガ道場に入って1か所でみっちりやる方法もあります。
今回はデリーで会ったおにさんに紹介してもらったアシュラムに行ってみることに!
こちらAnand Prakashというアシュラム。
このアシュラムでは朝夕90分ずつのヨガタイムを基本に
fire pujaというお祈りの時間やchantingという歌う時間もあります。
食事は3食付いていて部屋は個室か相部屋で料金が変わります。
今回は相部屋を選び,なぜかディスカウントがきいて1泊1330ルピー。
4泊5日ここに籠って心と体を整えることにします。
部屋はシンプルで清潔。
中庭のようなスペースがあってここでヨガすることもあればお祈りをすることもある多目的な場所みたいです。
食事は地下の食堂で。
入口で食器を取って中にある台の上に置き
人が揃うとスタッフの人たちが食事を配給してくれます。
ちなみに初日はもうみんな食べ終わってたので1人いそいそといただきます。
果物丸ごと支給。危うく歯ぐきから血出るとこでした。笑
ちなみに朝昼夕それぞれで全く同じメニューが連続することはなくて
毎日微妙に変化があります。
いつかの昼。
いつかの夜。
昼と夜は傾向が似てます。
朝は5時台から静かに瞑想するという
朝練終わりの高校生が午前中の授業で寝落ちするのと同じくらい居眠りリスク高いです。笑
ヨガの方は1回90分で先生は日によって変わることもあれば連チャンの場合もありましたが
どちらの場合も全く同じメニューが2日続くことは(少なくとも僕がいた間は)なかったです。
始めは結構形をつくろうつくろうとしちゃうんですが
大事なのは呼吸らしく先生のアプローチも無理に難しい姿勢は要求せず
呼吸のタイミングや方法を繰り返し細かく教えてもらった印象です。
とはいえ張り切りすぎることもあって
3日目にタイパンツのオマタが破けました。笑笑
火曜と木曜の夜にはchantingの時間があってバンド(?)の皆さんの演奏に合わせてみんなでヒンドゥーの神様の歌を歌います。
最初は大人しく座っていましたが途中からバンドマンのみなさんが僕たちを煽り出し
最後は全員スタンディングで輪になったり踊りまくってました。笑
そして
スケジュールをよく見たら分かるんですが
実は日中はかなり自由で6時間以上フリータイムがあります。
その有り余る時間の使い方の一つとして
アシュラム内に図書館があって本を借りることが出来ます。
なんとここは1棚丸々日本語の本が置いてあるというなんとも日本人に手厚いサービス。
旅好きという割に実はちゃんと読んだことなかったかつてのバックパッカーのバイブル「深夜特急」を借りてきて読んだりしました。
今更ながらですが著者の沢木耕太郎さんの旅はすごい。
自由でかつ先が読めないハプニングだらけで
それでもたくさんの人に出会いながら前に進んでいくこの濃厚な物語は
ノンフィクションというのもあってめちゃくちゃ入り込んじゃいます。
またせっかくだし外も出歩いてみました。
思いっきり日本人向けの宿も。
実際日本人の人もちらほら見かけました。
ガンジス河に向かって坂道を下っていくと
土産屋やレストランなどお店が並ぶエリアに出ます。
さらに下っていくとガンジス河に架かる赤い橋に行き当たります。
配色はばっちりインド国旗。
ガンジス河は雨季だからか水量が多く水流も早いように見えます。
バラナシのような規模ではないですがガート(沐浴場)もあります。
そのガート側から。
もう少し下流の方にもう一つ大きな橋が架かっているそうです。
ちなみに対岸にあるこの13階建ての寺院の上から見ると
橋も河もまちもよく見えるらしいです。
川の反対側も土産屋や服屋が並ぶ通りでした。
数いるヒンドゥーの神様の中でも超人気の破壊神・シヴァ像。
リシケシュではシヴァをよく見かけます。
ヨガ=シヴァなのか??
あと面白かったのが
日本人のおじさんが1人で参加されてて
若い頃放浪してて1年間50万円で生活してたとか
縁あって足もみ(する方)にハマり
実際にイベントとかに出店してお金を稼いでいたらしく
僕が世界一周中だというと
「途中でお金が尽きたら路上で足もみやって稼いだらいいよ」
と足もみテクを伝授していただきました。
紙にメモまで書いていただきましたが企業秘密のため写真の掲載は控えます。笑
また近所にはpure soul cafeというオシャレなカフェがあって(これもおにさん情報)
開放的な店内
ゆったりソファシートあり
エアコン,wifiありで
オーガニックにこだわったフード&ドリンクも充実。
こんな店があるだけで沈没パッカーが続出しそうです。
実際1日中ここに居たりしました。笑
滞在後半には同じく世界一周中のりょうた君に出会い
独立してラーメン屋を開業するという熱い彼とは旅の話だけでなく
ビジネスや人生のことまで色々話しました。
と,
そういえばなぜここリシケシュに来て何日も籠っていたのか。
そう。
パキスタンビザの発給待ちです。
とうとうリシケシュにいる間も吉報は届かず。
うーん,,,とりあえずデリーへ戻ろう。
アシュラムをチェックアウトすると
夜行バスでデリーで向かうことにして
夜はりょうた君がとバス乗り場まで一緒に来てくれました。
別れる前に最後の夕食。
これはマッシュルーム・マサラカレー。うまい!
バス乗り場の近くの適当なレストランでしたが当たりでした!
最後に良い思い出を残しリシケシュを後にします。
さてさて,これからどうするか。