【キルギス・ビシュケク①】小さな首都でのんびり暮らす日々 2019.10.21~25
******2019.10.21******
朝はゆっくり起床。
ドミ部屋。シャワーやトイレも含めて全体的に清潔です。
広い庭もあり
まわりはあまり治安が良くないらしいですが
ゲストハウス自体はセキュリティもしっかりしています。
午前中はのんびりして午後からイランビザ申請のためまちへ。
まちなかでも公園や緑があってのんびりした雰囲気。
とはいえさすが首都。
巨大なデパートもあって若者たちで賑わっています。
スタバもあるじゃん!
と思ったらこれは見せかけでした。笑
ビシュケク市内には市場がたくさんあり
その中でも一番大きいという「オシュ・バザール」へ行ってみます。
ちなみに市内の移動には「2GIS」というアプリが便利。
行先を入力すると最寄りのマルシュートカやバス停留所からの行き方を教えてくれます。
ロシアのアプリらしくウクライナとかでも使えるらしいです。
マルシュルートカはいつもパンパンでスリも多いからバスの方が良いよと言われ
バスで向かうことに。4番でスムーズに行けました。
オシュバザールに到着!!
狭い路地に露店と人だかり。
ローカル感がたまらない。
屋根付きのゾーンにもずらり。
野菜
フルーツ
ドライフルーツ系
パン屋さん。
お菓子のラインナップがすごい!
スパイスコーナー。
あんまりイメージないけど代表料理のラグマンとかにも使われてるなぁ。
完全に中身が違う。なんなんだろう。。笑
観賞用の魚コーナーに見えるけど
中は生臭い食用魚で埋め尽くされていました。
サラダ屋さん。
穏やかで手際の良いお兄さんに惹かれてサラダ購入。
バザールの外では人だかりが。
何かなと近づいてみると
ギャンブルでした。
これはPCの競馬ゲーム。
他にもルーレットやトランプをやってました。
バザールのゲート前であからさまにワイワイやってるから違法でもないんでしょうね。
夕方は帰宅ラッシュでマルシュ乗り場は大混雑。
トロリーバスで帰宅。
帰りにスーパーでビールを発見!
キルギスのビールはなんとペットボトルで売っています。
早く飲まないと気泡が抜けちゃう問題がありますが
1.5リットルで120円ほどとコスパは抜群です。
******2019.10.22******
この日はイランビザ待ちという名目で1日宿に引きこもり。笑
キッチン兼共有スペース。
ハイシーズンには何十人も泊まってキッチンもごった返すそうですが
今は落ち着いていて居心地が凄く良い。
朝起きて
気付いたら夕方に。
地面にくっついて動けなくなる魔性の宿です。笑
夜はゲストさんたちとウォッカ。
日本ではウォッカは好んで飲まないけどキルギスに居るとサクサク飲めちゃうのが不思議。
アテにデーツ(ナツメヤシの実)
甘くて美味い。
******2019.10.23******
この日は宿のゲストでキルギスに何度も来ていてロシア語も少しできるというタケモトさんが
バザールに買い物に行くというので同行させてもらうことに。
近くの百貨店?へ。
中華系スーパーが入っていて和食を作るのに便利。
味噌
豆腐なんかもあってとりあえず味噌汁は完璧いけますね。
ちなみにキルギスでは21世紀に入って2回革命が起きているんですが
革命時は市内の建物に火を付けられたりするらしく
最後にこの百貨店を燃やしたら革命が終わるらしいです。爆
そして2度も燃やされたにも関わらずその度に不死鳥のごとく復活するんだとか。笑
まず来たのは宿から一番近いアラメディン(Alamedin)バザール。
上がロシア語,下がキルギス語で「野菜・果物」と書いてあるそうです。
全く分からん。。。
市場の中。
地元民99.99%でオシュ・バザールほどゴミゴミしてなくてゆっくり回れます。
精肉ゾーン。
内臓は常温ディスプレイが基本。
これ牛タンです。
丸ごと売ってるの初めて見た驚
上から。
さっきのゾーンは牛でこっちは羊。
さすがは遊牧民の国。
家畜の種類と規模が凄いです。
朝食用に卵を購入。
卵も店によって全然味が違うらしくここの卵が良いそうです。
こんなの教えてもらわないと絶対辿りつかない。
大きさで値段が分かれていて標準サイズは1個5ソム(7円)から。
骨董品コーナー。
調理器具やアイロンや洗濯機など電化製品など何でも集まってる感じですが
調理器具は思ったより安くないそうです。笑
屋外の果物コーナー。
今は柿やリンゴをよく見かけます。
次は美味しい食堂があるということでバスで別の市場へ移動。
バス停によく貼ってあるこういう紙。
アパートの入居者募集や仕事の求人,家や土地の買い手募集などで
気になるのがあったら連絡先をちぎって持って帰るらしいです。
遠くに見えた大きな煙突。
これは市内全域にお湯を供給するための施設らしく
数年前の真冬に設備が故障してお湯がストップし
何人もの市民が寒さで亡くなったそうです。。。
ソ連時代の施設らしいので老朽化してそう。
キルギスライフの厳しい面も見えます。
次に行ったのはマディナ(Madina)バザール。
バザールの入口付近に数軒食堂が並んでいます。
この中の食堂でボソラグマンという焼きバージョンの美味しいラグマンが食べられるということでオーダー。
こちらがボソラグマン!
日本でいう焼きうどんみたいな感じで味付けが最高!!!
タケモトさんいわく他のところで食べると大して美味しくない料理らしく
食べるならここ1択!!とのことです。笑
ノーマルラグマンと一緒にシェア。
こっちも美味しくてこの店はレベル高かったです。
そしてバザールの中へ。
ここはさらにローカル感が強まりカメラとか出しているとかなりジロジロ見られたり
嫌がられたりするということで
スマホでそれとなく撮影。
コンテナがずらり。
実は他のバザールでも表からは分かりにくいけどコンテナで開いている店がかなり多いんだとか。
そういえばタジキスタンでもコンテナ市場あったなぁ。
旧ソ連時代の名残りでしょうか。
中国製のミシンがずらりと並んでいたり
ワンフロア丸ごと布製品の修理屋さんだったり
こっちのバザールはなかなかにディープでした。
夜はビールで晩酌。
キルギスで一番美味いという「アルパ」
小瓶で67ソム(105円)とペットボトルビールに比べると少し割高。
ですが味はペットよりしっかりしてました。
******2019.10.24******
イランビザが拒否されたことが分かり
再申請してまたビザ待ちの日々。
とりあえずビザ申請フォームの印刷のためまちへ出て
その後ぶらぶら。
百貨店には24時間スーパーも入っていて何でも揃ってます。
ビシュケク市内にはバーガー屋さんが多く
割とリーズナブルにハンバーガーが食べられます。
これは1個60ソム(94円)。
スーパーの惣菜コーナーですが。笑
こんな感じでファストフードはどこでもあり若者に人気。
バーガー1個じゃ物足りなかったので
オシュでも食べたシャウルマをリピート。
超濃い味で人によっては1本食べれないという日本人の方もいますが
空腹時には食べ応えがあって満足感高いです。
夜は歩いてるときに見つけたクラフトビアバーに行ってみることに。
ビシュケクの夜はそこまで治安が良くないので出歩かない方が良いともいわれてますが
タケモトさんと2人でいけることになったので出陣。
夜はまた雰囲気が変わってちょっとお高そうなレストランのネオンが目に付きます。
路地の一角にあるBrewsterというお店。
中はカウンターとテーブル席がいくつかあって落ち着いた雰囲気。
メニューぼやけてますが
この日は割とIPAが充実していました。
在庫がなかったので飲めなかったですが
珍しい日本産ホップを使ったアメリカンエール「HENTAI!」
というのもありました。笑
IPAを。味は粗削りな感じがありますがホップが効いていて美味。
1杯250ソム(390円)なので日本や欧米で飲むより確実にコスパは良いです。
ただキルギス人の生活水準からするとめちゃくちゃ高級なのは間違いなく
地元の人は楽しめないのかなぁと思いましたが
「そもそもキルギス人は酒を味わって飲むような人たちじゃない笑」
と笑いながら話していました。笑
宿に帰って飲み直し。
初めて飲んだコニャックがほどよい甘さで美味しく
度数は高いですが個人的にはウォッカよりかなり飲みやすかったです。
******2019.10.25******
この日は1日宿で内職。
お昼にタケモトさんがたまに行くという近所の食堂へ。
メニューは相変わらずよく分からないけど
どれも100ソム(約150円)あたりで庶民価格。
この日は定番のラグマンに。
間違いなく美味い。
夜は近くのスーパーで惣菜を。
米とおかずセットのものは100ソム(約150円)前後、サラダ系は50ソム(約80円)とまぁまぁお買い得。
と、もはや食事くらいしかネタがなく
ビシュケクは過ごしやすいんですがそろそろ次の街、次の国へ行きたい。
でもイランビザは今日も通知来ず。
土日は大使館が閉まっていて動きはないので
来週に持ち越し。。
ここでまたダラダラ過ごすのももったいないので
少し足を伸ばしてショートトリップします!