【イラン・イスファハーン②】美しい石橋とアルメニア教会 2019.12.5
見応え抜群だった広場を後にして今度はイスファハーンの中央を流れるザーヤンデルード川へ向かいます。
途中でデザインの専門学校?の国際アートイベントが行われていて
ちらっとお邪魔しました。
ここイスファハーンの生徒さんたちとポーランドの生徒さんたちの作品が展示されています。
テーマは「イスファハーン」らしいんですが
それだけで個性的な一つの作品を仕上げるのってすごい。
グラフィックデザイン出来たらアツいなぁ。
日が傾き公園の木々は黄金色に。
公園や緑が豊かなまちは良いですね。
そしてイスファハーンで外せないもう一つのスポットが川。
イラン高原で最も大きなザーヤンデルード川にかかるいくつもの美しい石橋がエスファハーンの繁栄を物語っています。
中でも一番規模が大きく有名なのがスィー・オ・セ橋。
この川沿いはエマーム広場同様に市民の憩いの場になっていて
たくさんの人が川辺に集まり思い思いの時間を過ごしています。
ちなみに広場でもここでもちょいちょいカメラに写り込んでくるイケイケなコが結構います。笑
橋を渡ってみます。
橋は車両禁止でホコテン状態。
優雅な空間です。
橋を渡って反対側に行ったので
もう少し歩いてジョルファー地区というエリアに行ってみます!
ここはアルメニア人が多く暮らすエリアで
アッバース1世が優れた職人や商人を連れてきたのが始まりだそうです。
そしてこのエリアの見所はなんといってもアルメニア教会。
イスラム国家のイランでは珍しいキリスト教の教会がいくつもあり
中でも一番有名なのがヴァーンク教会。
入場料は50000トマン(500円)
内部は金をベースに壁や天井にびっしりと宗教画が描かれていて圧巻。
これまで見たことのあるキリスト教会とは違ったデザインで見応え抜群です。
ちなみにこの教会には博物館が併設されていて
アルメニア人の生活の様子が分かる展示品が数多くあります。
暗くなってきたので宿の方へ戻ることに。
ジョルファー地区の近くの通りはファッションストリートになっていてアパレルショップがずらり。
こう見てるとヒジャブとかもうお飾りというか仕方なくというかあってないようなものというか・・・
イラン人の宗教観の中にヒジャブというものはもはやないような気がします。
そしてスィー・オ・セ橋まで戻ると
おお!!ライトアップされてる!!!
日中も十分見応えありましたが夜はまた格別ですね。
がらっと雰囲気が変わってロマンチック。
せっかくなので川沿いを歩いて他の橋も見ながら帰ることにします。
チュービー橋
こじんまりとしていますが静かな佇まいで落ち着きます。
ハージュー橋
スィー・オ・セ橋より小さいですがこれまたホコテンになっていて賑わっています。
そして川沿いを歩いていて気付いたのが夜ピクニック。
イラン人は昼間はもちろん夜もピクニックするんですね。
いやまぁ夜ピクニックもなくはないと思うんですが
このときの気温5℃。
こんな寒い中でも焚火をしながら外でくつろぐイラン人。
どんだけピクニック好きなの笑
ある意味,今日一番印象に残った光景でした。
夕飯は2夜連チャンでオーナーおすすめレストランへ。
「昨日のとは違うオススメをお願い!」といったら
上手く伝わってなかったようで
またしてもゴルメ・サブズィーが出てきました。笑
厨房の方を見ると昨日のシェフが満面の笑みで親指を立ててきたので何も言えず。笑
でも美味しいから良しとします。
見どころ満載のイスファハーンを満喫。
明日は次のまち・ヤズドへ移動します!