【ジョージア・ムツヘタ】古都へ日帰りトリップ。まだまだ続くチャーチ天国。 2020.1.10
今日はトビリシ郊外にあるムツヘタという町へ出掛けます!
ここは日本でいうと京都や奈良にあたる古都。
その歴史は古く,これまた素晴らしい教会があるということでニコタリさんにオススメされたので同じく教会大好きなあやかさんと一緒に行くことに。
ムツヘタへはDidubeバスターミナルからバス1本で行くことができます。
窓口でチケットを購入。
料金は1ラリ(約40円
30分ほどでムツヘタ中心部へ。
観光地でもあるようですがまだ朝早いのか路面店はクローズ。
朝っていってももう10時ですが。笑
まずはメインのスヴェティツホヴェリ教会へ。
思ったよりもかなり大きく
内部の壁面や装飾も見事で大きな聖堂全体が神聖な空気に包まれています。
礼拝のために訪れる人たちを見ていると他の教会よりも信仰心が強い印象。
東南アジアから始まったこの旅。
仏教,イスラム教,キリスト教,宗派も見ていくと本当に色んな宗教があって
当然ですが教義や習慣も全く違うことを目の当たりにしてきました。
それでもどの宗教も宗派も関係なく感じるのは
祈る姿は美しい。
ということ。
宗教や信仰について問いを始めるとキリがないですが
神聖な場所に行くといつもそう思います。
次はこれもカズベギのように山の頂上に立つジュバリ教会。
川を挟んで対岸の山にあり,公共交通がないのでタクシーチャーターで行きます。
ムツヘタ往復で1人10ラリ(380円)
ここは内部の造りがこれまでの教会と違って中央に大きな十字架が立っています。
そしてこの教会の外からムツヘタの方を見下ろすと
2つの川が合流していてちょっと分かりにくいですが色が違っています。
右上の町がムツヘタ。
景色はかなりいいんですが
今日はめちゃくちゃ風が強い!!
最初に滞在時間30分と聞いて
短いな~とかぶーぶー言ってた教会大好きな我々でしたが
あまりに寒すぎてきっちり時間内にタクシーに帰還。笑
再びムツヘタまで戻って来ると
タクシーのおっちゃんが町の外れの空き地の方へ向かい車を止め
おもむろにトランクを開け
なんとチャチャ登場!!!
グイっと行けと言われ昼間から強制イッキ笑
あやかさんいわく実は
「タクシーの運ちゃんがトランクに積んである酒を飲ませてくれる」
というのはジョージアあるあるらしく
ついにお目にかかれた!!と大興奮。笑
ちなみにチャチャはなんだったらウォッカよりも強い酒なので
たった1杯しか飲んでないですがここからはほろ酔い気分で進んでいきます。
タクシー運ちゃんとさよならすると
まだお昼時で時間はあるのでムツヘタのまちを歩くことに。
さっきのチャチャ飲み現場からすぐのところに近所の人しか使ってないであろう小さな教会が。
昔はもっと大きかったんでしょうか,形が完全でないような。
しかし年季が入っていて趣があります。
そして同じ敷地内にはかわいいお家が。
自由に歩き回ってますがここは完全に人様のお宅の敷地っぽい。笑
メインの教会の近くは観光客向けレストランや土産屋が並んでいて面白みがないので
ちょっと離れた住宅街の方へ。
この辺りから「突撃!お家ごはん!」的なノリで
地元の家庭料理が食べたい!という話になって
なんとか地元の人に会おうとします。笑
が,全然人が歩いていない。
寒いから?
冬で全体的に景色の色彩が薄いのもあるかもしれませんが
もはやゴーストタウン感すらある哀愁漂う雰囲気です。
そんな中,家のテラスからにっこり笑って手を振ってくれたお兄さん。
これはチャンス!
2人してお腹すいた!と身振り手振りで伝えます。笑
すると・・・
家庭料理は無理だったけどフルーツをいただきました!!
ありがとうございます。
客観的に見るとなんて卑しい旅行者なんだ・・笑
さすがにこのままだと食事にはありつけそうにないので
レストランへ行くことに。
それでも,もろに観光客向けのとこには行きたくないよね~という話をしていると
ちょっとローカルっぽい雰囲気のあるレストランを発見!
でも近づいてみると閉まってる・・・
意気消沈して近くのおじさんと目が合い
「ここ閉まってるよね~」というと
なんとそのおじさんがレストランのオーナー!で店を開けてくれました!!
ラッキー!!!
おすすめされたシャシリクに・・・
ハウスワイン!!(デキャンタ笑)
あやかさんも僕も酒好きなのでこれはもう止められないですね。
今日も昼からガソリン注入です。
その後,トビリシに戻って来るともはや定番の流れで
3日連続の立ち飲み屋へ。笑
するとここで仲良くなったイカとまた出会いみんなで飲み上げ
またしてもCHULIになだれ込んでハシゴ酒。
もうこの頃には記憶が飛び飛びですが
昨日も今日も立ち飲み屋でイカが結構奢ってくれてたのでCHULIでは
「僕たちが出すから好きなの頼んで!」
と言うと
「僕はお金がないから」
と言い
「僕たちが出すから心配しないで」
と念を押しても
「それは悪いよ」
と言うイカが本当に良い人すぎて涙していた。。。
という場面だけ記憶があります。笑
毎日飲んだくれて記憶を飛ばしていたトビリシ生活にあってイカとの出会いはすごく思い出に残っています。
やっぱ飲み二ケーションって万国共通。
さて,そんな酒飲みにはたまらないトビリシ生活ですが
明日は西のクタイシというまちへ移動します!!
といっても酒飲み生活に変わりはないか,より激しくなっていきますが・・・
もう少しだけ正月休みにお付き合いください。