みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【キプロス~トルコ】北キプロスから船を乗り継いでレバノンへ! 2020.1.28~29

******2020.1.28******

 

この日はキプロスを離れ再びトルコへ!

 

どうやって?

 

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実は昨日訪れた北部の港町ギルネからトルコのタシュジュという町にフェリーが出ているんです。

 

どの道トルコに戻らなければいけないので

せっかくなら船に乗ってみよう!

ということで昨日のうちにチケットを買いました。

 

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フェリーチケット売り場はギルネ中心部から東に2kmほどのところにある港の一角。

 

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チケットオフィス。

 

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等級はなく一律料金で

僕のときは午前0時発215リラ(3870円)でした。

支払いが終わるとチケットではなくチケットと引き換えるための1枚の紙が渡され

これを持って22時にターミナルへ来るようにとのこと。

 

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ということでこの日はフェリーの時間まで宿近くのおしゃれカフェでPC作業。

 

そして暗くなってギルネに移動しようとすると

「ギルネ行きのバスは19時が最終便」

ということが判明!!汗

 

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ダッシュでギルネ行き最終バスに乗り込みます!

フェリーの時間が遅いからとレフコーシャでのんびりしてると危ないですね。。

 

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ギルネに到着すると近くのレストランへ

 

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ケバブのセットプレートをいただきます。

ボリューミーでお得感。30リラ(540円)

 

その後猛烈に雨が降ってきましたがレストランの親父が

「止むまで座って待ってな」

と気を効かせてくれて

 

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雨が止んだのを見計らいフェリーターミナルへ。

 

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チケットを引き換え

荷物検査と出国審査を済ませて船へ。

 

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イミグレを抜けた先には誰もいなくて静かで密出国感がハンパない笑

 

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船の中は雑魚寝スタイルかと思いきや座席がずらり。

ここでみんな横になって寝るようです。

幸い満席になるほど人がいないので思いっきりフルフラットで爆睡でした。



******2020.1.29******

 

翌朝。

 

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目を覚まして外を見ると快晴!

 

 

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トルコ国籍の船やトルコ本土もくっきり見えます。

 

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9時ごろタシュジュの港に到着。

町も近くに見えます。

 

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それからイミグレでトルコに再入国してタシュジュ中心部へ徒歩で向かいます。

 

さて,これからどうするかなんですが・・・

 

実は中東のレバノンに行きたくて色々調べていたところ

別の旅人の方から

「トルコからレバノン行きのフェリーが出ている」

との情報が。

 

で色々調べてみるとここタシュジュから出ているらしい。

そのフェリーチケットを扱っているのがここ。

 

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MED STARという会社。

中でレバノン行きのフェリーのことを尋ねると

 

「1時間後に船が出ますよ」

 

なにいいいいい!!!

 

ものすごいタイミング。

元々週2便しか出ていないと聞いていて

タシュジュも安宿がないので滞在費と時間がかかるなぁ

と不安に思っていたところ。

 

これは渡りに船,ということで即購入!!

 

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チケットは結構高くて160ドル(ドル現金のみ・クレカ不可)

ですがこれも経験でしょう。

 

チケットを手に入れると送迎の兄ちゃんがターミナルまで送ってくれて

さっき入国したばかりのイミグレを通って即出国。笑

 

さて,160ドルする船,どんな感じなんだろう。

 

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チケットに載ってるのはこんな感じ。

 

で実際は

 

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これ。

貨物船やん。笑

 

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乗り込んでみると意外と中は整っていますが

誰も客がいない。

 

 

唯一乗り込んできたのがトルコ人エンジニアのハリル。

レバノンに行って船の点検をしてまた戻って来るらしい。

 

そしてめちゃくちゃ優しいハリル。

 

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食べ物がない僕に声をかけてくれ

「ランチシェアしよう」

と初の中東料理フムスをいただきました。

嫌いな人も多いみたいですが僕は結構しっくり。

 

その後もお菓子をくれたり調子はどうだ?と話しかけてくれたり

本当に良いお兄さんでした。

 

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船員も陽気で優しい人ばかり。

レバノン,トルコだけでなく,シリアやインド人の船員もいて厨房を覗かせてもらったり。

 

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コーヒー淹れてくれたり。

あー船乗りって憧れるなぁ。

 

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夕方には地中海に沈んでいく綺麗な夕日を眺めて旅情にふけったり

純粋な旅客は僕一人でしたが貴重な時間を過ごせました。

 

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そして12時間で着くと聞いていた船は一向にたどり着かず

夜は更けていきました。。。