【バーレーン・マナーマ】ペルシャ湾の小さな島国でトランジット滞在。2020.2.6
朝6時@クウェート国際空港
今度は南東に向かいペルシャ湾に浮かぶ島国・バーレーンへ飛びます。
今回使ったjazeera airwaysという航空会社は
メインターミナルから少し歩いた別棟でした。
1時間ほどでバーレーン国際空港に到着。
この間寝てなさすぎて待合でも機内でも爆睡。
というか気絶していて毎回近くの人が起こしてくれました。
空港泊3連チャンはさすがにやりすぎたかな。。
ということで
バーレーンの宿代ももれなく高いんですが
ここは体を休めるため1泊3000円の個室ホテルに泊まります。
バーレーン入国はビザが必要ですが
イミグレでアライバルビザが取れます。
ビザ代は5ディナール(1460円)でクレカで支払いできました。
バーレーン通貨ディナールは1ディナール=300円で最小単位がかなりデカい。
空港から首都マナーマの中心部までは10kmほど離れていて空港出て右手のバス停からアクセスできます。
路線バスが割と充実している様子。
A1,A2のバスがマナーマ中心部へアクセスしています。
料金は0.3ディナール。
ちなみに市中ではディナールより小さい単位でフィルスというのを使っています。
1ディナール=1000フィルス
会計で300とか500とか言われたらフィルスです。
間違ってもディナールを出してはいけません。笑
そしてバーレーンのバス
なんとwifi付きです。
爆速ではないですが普通に使えます。
15分ほどでマナーマの中心部へ。
バーレーンには1泊して翌日にはサウジアラビアへバスで移動しようと思っているので
事前にこの辺にあると情報を聞いていたLULU shopping mallで降り
SAPTCOというサウジアラビアの大手バス会社のオフィスへ。
mapsmeにも表示がありました。
窓口で聞いてみるとチケットは当日販売らしく
30分前にオフィスに来るように,とのこと。
実はオンラインサイトから事前に買えるんですがバーレーン国内の銀行口座,クレカのみの決済だったのでこれは不可。
時刻表。割と便数は多いです。
さてここから今日泊まる宿へ。
43番のバスでadliyaという地区へ行きます。
こちらOYO 102 sea shell hotel。
部屋はさすがに綺麗でwifiも爆速。
朝食も付いてます。
バーレーンも特にこれをみたい!やりたい!というのはなく
単にバーレーンから橋を渡ってサウジ入国っておもしろいな
と思って来ただけなんですが笑
せっかくなので半日バーレーンのまちへ出てみます。
情報があまりない中でもちょっと気になったのがアル・ナヒール・ハイウェイというかつての幹線道路。
この道沿いでは都市開発が進むマナーマ中心部と対照的な
古き良きバーレーンの暮らしが見られるということで行ってみます。
まずはマナーマのターミナルへ。
そこからハイウェイのある西方面へX2のバスに乗り換えます。
他にもX3,13番で行けそう。
バスはアルナヒールハイウェイに取って代わった新しいハイウェイを通りますが
この道がすごい渋滞。
ここバーレーンもご多聞に漏れず車社会で首都となればこうなってしまうんでしょうね・・
あまりに進まないのでもうちょっと進みたかったところ途中で降りちゃいます。
アルナヒールは幹線道路から向かって北。
この辺りから素朴な庶民のまちらしい風景が。
この落書きのようなペンキで殴り書きしたような跡はなんでしょう。
もう少し歩いて行くとロータリーがあり
中央にイランのヤズドで見たバードギル(風切り塔)のような直方体の建物が。
このロータリーには弁当屋さんを発見
ビーフ&ライスの弁当をお買い上げ。
1.5ディナール(450円)
せっかくなので海沿いで食べるとします。
そして
このロータリーから東西に伸びる道がアルナヒールハイウェイ。
何があると言われたら特に何もない
というコメントも見ましたが
本当に庶民のどローカルなまちです。笑
まだ道路沿いには店が多そうなので見ていくと楽しそうなんですが
いかんせんシャッターだらけ。
地元の人も出歩いてる人がいないので
ここはさらっと歩いて海沿いに向かうことにします。
海に近づいていくと漁師が多いのか
道端には漁網や船があります。
一方でハイウェイ沿いの茶けた住宅とは全然違うこんな綺麗な邸宅が並ぶエリアもあって
こうみるとこの小さな島国の中にも少なからず経済格差がありそう。。
そして海沿いへ。
ここは島の北側にあたり目の前に広がるのはペルシャ湾。
東の方を見ると海岸沿いに高層ビルが並ぶマナーマの街並みが。
そして
それがバーレーン要塞。
古くはギリシアからポルトガル、ペルシアといくつのも民族によって支配され
その度に建てられていたという城砦。
ディルムン人という謎に包まれた古代文明を生み出した民族が都に定めていたことでも知られています。
要塞自体は保存状態が良く綺麗に整備されています。
この要塞の上まで登り
要塞越しに見える高層ビル群とのコントラストが印象的。
ここで弁当を兼ねて海辺で休憩。
このビーフ&ライス弁当
めちゃくちゃボミューム満点!
パキスタンやバングラデシュでも食べたビリヤニ(炊き込みご飯)ぽいです。
沈んでいく太陽と穏やかな海。
やっぱり海辺は落ち着きます。
この海沿いでは露店や移動販売車,キッズアスレチックがあって家族連れで賑わっていました。
それからバスを乗り継いでホテルへ。
本当は首都マナーマ以外のところも行ってみたかったですが今回はパス。
滞在コストが安ければなぁ…
いまのところ中東は貧乏パッカーにはなかなか厳しいです苦笑
明日は橋を渡って陸路でサウジアラビアへ!