【エジプト・ルクソール①】エジプト最大の巨大遺跡にナイル川セーリング。など。2020.2.28
カイロから夜行バスでルクソールへ。
目を覚ますと都会のビル群から小川に緑の田んぼ(畑?)が広がる景色に。
カイロから約10時間・朝8時前にルクソール駅の近くに到着。
ご立派で目印になりやすいルクソール駅。
宿も目印になりやすそうなBob Marley Pease Hotel
言うまでもなくボブ・マーリーにインスパイアされています。笑
ドミトリー1泊125ポンド(900円)
清潔でシャワールームも広いいバスタオル付。
難点はwifiは弱め途切れがちで不安定。
ほとんどは西側に集まっています。
その西側の遺跡巡りは翌日にツアーで行くことにして
今日は今いる東側の遺跡をレンタサイクルで回ることに。
宿のレンタルサービスで1日50ポンド(360円)
道も整備されていて建物も店も並んでいて街っぽい
だけどどこかのんびりしていてちょうど良い。
どこのまちに行ってもまずは腹ごしらえから!
ファラフェルや野菜,豆など具沢山のサンドイッチ屋
2つ折りのピタパンに具材をたっぷり詰め込んだサンドイッチは絶品。
店を切り盛りする明るいキャラの兄弟。
ごちそうさまでした^^
世界三大人がウザイ国の一角・エジプト。
中でも最もウザイと言われているルクソールですが
どこがウザイんだ?
教えてくれ!てくらい良い人が多い。
この日は金曜日。
そうイスラム教が多数を占めるエジプトではしっかり休日です。
キリスト教会もあるんですけどね。
これは遊園地に必ずある回転するやつ。
全然動く気配ないけど。。。
子どもたちは自力で動かせるブランコをフル活用。
ルクソールはどのガイドブックにも載ってて観光地のイメージがあったけど
自転車を走らせると田舎町の雰囲気があってなんか良い。
そんなこと思いながらやってきたのはカルナック神殿。
古代エジプトの巨大都市テーベの一部の神殿群が残ってるスポットです。
神殿の入口の参道には両側にスフィンクス像が並んでいます。
この神殿群は歴代のファラオ(王)たちが寄進を重ねたため
歴代のファラオの像が点在しています。
これはビネジェム1世という人。
そしてその奥の巨大な列柱群が圧巻の迫力!!
デカすぎて画角に収まりません。
こんなに巨大なのにデザインは超緻密。
当時の職人のスキルの高さ。
さらに奥に進むと列柱群よりデカいオベリスク。
その地域象徴するモニュメントらしいですが
しかもその呼び名が定着している不思議。。
さらに奥に進むとエジプト最大規模と言われているアムン大神殿が登場。
本当にデカすぎて全体が撮れない。
装飾には他にはない青い色が使われています。
神殿だけでなくそのまわりの外壁や塀?にも細やかな装飾が施されていて思わず見惚れてしまいます。
それから塔門と呼ばれる巨大な門がいくつもあり
中央に通路を歩きながら門を見ることができます。
めちゃくちゃデカい分,損傷や倒壊も激しいのでこんな巨大クレーンで修繕工事をしているみたいです。
足だけ残っている門も,当時はどんだけデカかったんだっていう迫力があります。
という大迫力の遺跡でした!
それからナイル川沿いに自転車を走らせます。
というのもナイル川沿いは最近作ったんじゃないかっていうくらい
広くて綺麗な道が整備されているんです。
カルナック神殿はまちの中心から北に数キロのところにありましたが
中心部にもルクソール神殿という遺跡があります。
塔門やオベリスクが見えますね。
ただここ,外の道路を走りながら近距離で見えちゃうんです。笑小アムン小神殿と言われていてアムン大神殿を補完する役割を持っているらしく
先に大神殿を見てしまったので外からのこの景色で満足しちゃいました。笑
てことでまた川沿いを適当に走っていると
一人のおっさんに話しかけられます。
「ヨットに乗らないか?」
おっさんが言ってるヨットとはこれ。
これはナイル川で遥か昔から存在していたファルーカという帆掛け船の現代版。
クルーズ船は高すぎてとても乗れないけどヨットなら1時間120ポンド(860円)でいいらしい。
うん,時間もあるしせっかくだから乗ってみよう!
焦ってるぽい写真しかないけどめちゃめちゃ余裕で操縦してました。
10代の若い男の子を補助に付けています。
水面が近い
他の船を眺めながら
帆を見上げながら
のんびり揺られる時間はなかなか気持ち良かったです。
そして
おっさんと酒の話で盛り上がった結果
出ました。エジプトのビール!
ローカル価格で買えるから!
と少年をパシリに使って1本25ポンド(180円)でGET。
たしかに他のまちでは50ポンド(360円)て言われて高いなと思ってやめたんだった。
この国では明確にツーリストとローカルの価格が分かれているみたい。
その後船首にある寝室?に入れてもらいゆったり。
ポジティブな英語のワードが並ぶ。
ウォッカ並みに度数が高い地酒を飲まされほろ酔い。。
ここでおっさんから
「今日うちで夕飯食べていかないか?」
とお誘い。
なんとなくこのおっさんからは危険な匂いがしなかったので乗っかることに。
おっさんの家は川の西側にあるということで対岸に移動。
おっさんのバイクに乗って街灯もない(というかここどこ?)村の一角に到着。
到着するとおっさんの親戚,友人だという男数人が火起こし。
「今日はBBQだ!」
といって焼き始めたのはチキン。
これをこんがり焼きあげてパンと一緒にいただきました。
聞くとこんな感じで近所で集まってシェア飯をすることが結構あるんだとか。
彼らの話だと
東側はツーリスティックで街もガチャガチャしてる
西側は昔ながらの暮らしやコミュニティが残っているローカルなエリアだ
ということらしい。
たしかにこういうシェア文化はコミュニティの横のつながりから来てるのかもしれないな。
こんな感じでお家ごはんにお邪魔させてもらい
帰りは連絡船で東側へ。運賃5ポンド(36円)
サイクリング,遺跡,セーリング,シェア飯
なかなか盛り沢山の1日でした!