【五島列島】服とふとんだけ持って乗り込んだら・・・
こんにちは!
ビギナー島人みずのです。
今回は島に引っ越したときの話。
ひと昔前であればいざ知らず、情報が溢れているこのご時世、
「離島で暮らすのは意外とハードルが高い」
というのは多少なり島に関心があればよく耳にする話。
住む場所、仕事、この前書いた物価の高さ、医療、
子どもがいれば学校とか教育の問題も出てきます。
本土に比べて「ないものが多い」のが離島。
ぼくもいろんなところでそういう話を聞いていたので、
入念に下調べをした上で覚悟を決めて・・・
行くはずだったんですが
バックパッカー旅が抜けきってなかったのか
仕事が決まったら
「じゃあ荷物担いで行きます!」
とノリと勢いだけで島に乗り込もうとする始末。
「とりあえず住む家のこともあるし、下見も兼ねて1回島に来て」
と冷静に対処していただき、まず下見に行きました。
選択肢は空き家と市営住宅。
そのうち最初に見せてもらった空き家が立地も良く、中も広くて綺麗だったので即決!
後々分かったのが、島には空き家自体はたくさんあるものの
「すぐに人が住める状態」
の空き家はそうそうないようです。
まぁそうですよね、家なんて人が住んでなければすぐダメになります。
移住政策の一環で空き家の改修費用を補助してくれる制度もあるみたいですが
それにしても時間がかかる話。
家賃もお手頃で、振り返るとこんなにさくっと決まったのはラッキーだったなぁと思います。
そして家が決まると
「とりあえずいけるっしょ!」
またも旅感覚の軽ーいノリで今度は本当に服とふとんだけで島に乗り込みました。
着いたはいいものの家には本当に何もなくて
どうやって暮らそうと思ってたんでしょうか・・・(震)
しかし
そんなわけのわからんヨソモノに親切な島のみなさまが手を差し伸べてくれて
冷蔵庫、洗濯機、レンジ、炊飯器、テーブル、イス、自転車、、、
あれよあれよという間にアイテムが揃っちゃいました。
島のみなさん、本当にありがとうございました。。
全部ラッキーだっただけで一般的な島暮らしの参考にはならない体験談ですが
最初に島の人に言われた
「困ったらどんどんまわりに頼れば良い。頼られるのが嬉しいから。」
という言葉を象徴する引っ越し劇でした。
おお、懐の深さよ・・・