【エジプト・ルクソール②】ついに王家の谷へ!西側遺跡巡りツアー 2020.2.29
今日はルクソールの西側遺跡ツアーへ!
朝8時にピックアップが来て他のホテルの乗客を順に拾って西側へ!
まず見に行ったのはメムノンの巨像。
座像はエジプト新王国時代のアメンホテプ3世のもの。
世界史で習った名前が登場してきて懐かしい気分になります。
ちなみに昔はこの後ろに葬祭殿があったんですが後の王政で石材として使われて破壊されたんだとか。
こうしてみると,支配勢力や王朝が変わって行く中で現代まで残った遺跡って凄い価値のあるものだなと改めて思います。
次にやってきたのはハトシェプト葬祭殿。
エジプト初の女王ハトシェプトの葬祭殿はまさに女王らしく気品を感じさせるデザイン。
内部の壁画が見事でした。
お次は本日のハイライト!
「王家の谷」
ここはなんといってもツタンカーメンの墓でしょう!!
とウキウキしていたら別料金。
3つの墓を見られる共通チケットが240ポンド(1730円)のところ
それを上回る300ポンド(2160円)!!
エジプト人は商売というものをよく分かっています。笑
王家の谷の入口まで運んでくれるカート
めちゃくちゃ広い王家の谷。
といっても持っている共通チケットで回れるスポットは限られているので持ち時間は約1時間。
一緒のツアーに居合わせた尾谷さん,みゆうさんと
「最初に一番見たいやつ行っときましょう!」
ということでツタンカーメンの墓へ!
岩を深く掘って作られた墓の数々は
当然外から見てもビジュアル的インパクトはゼロです。笑
が,入口を抜け階段を下りて行くと冒険家気分でワクワクしてきます。
そして
これがツタンカーメンのお墓!!
これだけ見ると石棺なので
「うん」て感じですが
驚いたのはこの壁画のクオリティ!!!
今完成しましたと言われても信じちゃうレベルのめちゃめちゃ美しい壁画!!
そしてよくみると石棺にも細やかなレリーフが。
四角に描かれているのは神様だそうです。
数千年の時を越えて来たようでここにいるだけでドキドキします。
たぶんみんなも同じ。
なかなか動きません。笑
実はこの壁画の壁の向こう側に別の女王の墓が眠っているという話もあるんだとか。
これだけ色々発見されてもまだまだ古代エジプトのミステリーは終わらないんですね。。
エジプト面白すぎる!!
なんか一気にピークを迎えて
その後は間抜けの殻になりそうですが
共通チケットで入れるメルヘンプタハ,ラメセス9世,ラメセス4世の墓を立て続けに攻めます。
どれも階段を下り地中深くまで下りていき
最深部にお墓がある部屋にたどり着きます。
その空間の雰囲気はもちろん
その途中,そして墓のある部屋の壁面のレリーフがバリエーション豊かに色も綺麗に残っていて見応え抜群!!
もっとレリーフのそれぞれの意味を勉強してくれば良かったな・・・
てことで正しく解説ができないので笑
写真でその素敵なレリーフの一部を。
最後はラメセス3世葬祭殿。
凱旋門とその奥に現れる巨大な第1塔門が印象的。
奥の列柱群も綺麗に残っていました。
その後ランチビュッフェを食べてホテルへ。
頑張れば自転車で回ることもできますが
ツアー料金自体そこまで高くないのと
この時期ですら日が照るとかなり暑く感じたので割り切ってツアーで回るのが良さそうです。
今日も大満足の遺跡巡りでした。
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夕方になると夕飯がてら散歩に。
ナイル側沿いの夕暮れの静かな時間もなかなか良きです。
暗くなると川の側にあるルクソール神殿がライトアップ。
これ入場料払わなくても外から普通に見えます。笑
夕飯は宿近くの海鮮食堂へ。
焼きサバ定食!
パン,ライス,サラダ付きで50ポンド(360円)
なんでナイル川でサバなんだ!笑
という疑問は置いといて
カイロでも思ったけど魚が割と美味しい。
これ本当意外だけど魚好きの自分にとっては幸せ。
これでもかと古代遺跡を満喫したルクソール。
次はさらに南下してアスワンへ向かいます。