みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【インド・ラダック①】美しきゴンパ 2019.7.13

長距離移動を乗り越えて久々にベッドで熟睡して迎えたラダックの朝。

 

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部屋のカーテンを開けてみるとさっそくこの眺め!

茶色い山々とポプラの木々がラダックにいることを思い知らせてくれます。

 

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朝日が差し込む雰囲気の良いゲストハウス。 

 

 

さて,ラダックの旅はレーを拠点にして車やレンタルバイクで巡るスタイルになります。

車は旅行会社を通じて車をチャーターするか,自分で運ちゃんを見つけて直接交渉するか。

あとラダックは中国,パキスタンとの領土問題の関係でパーミッション(入域許可証)が必要なエリアがあります。

このパーミッションの申請も旅行会社で代行してもらえるのですが,パスポートを1日ホールドされるので午前中に旅行会社へ行くことに。

 

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中心部にある旅行会社へ。

パーミッションの申請をお願いして

マサキくんとネパが明日から1泊2日でパンゴン・ツォという湖へ行くというのでそれも便乗して予約。

 

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さらに今日レー周辺を巡るためスクーターをレンタル。

1日800ルピー(約1200円)です。

 

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一通り手続きを済ませると近くのパン屋さんで朝食。

クロワッサンとベーグルをオーダー。

ああ,美味い。。。

 

外国人観光客の多い(特に欧米系)ラダックでは,ローカルの料理だけでなく,外国人向けのフードやドリンクを出す店がたくさんあります。

 

 

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腹ごしらえをしたら出発!

と思ったら

しょっぱなからエンプティマークが点灯していたのでレーのまちの入口にあるガソリンスタンドへ。

ガソリンは満タンでというのは日本だけかもしれないですね。

イカー多い!!

 

 

ラダックに来る前

元々はチベットに行きたかったけど

最近は中国政府の介入で手続的にも現地の環境的にも旅するには微妙なところだったので

チベットよりもチベットが残っている」

といわれるラダックに来ました。

 

なのでレーの周辺に点在しているチベット仏教の象徴でもあるゴンパ(寺院)を巡ります。

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ガソリンを補充して出発!

風が気持ちいいー!!

 

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空が,雲が近い。

 

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どこまでも続きそうな真っすぐな道。

 

f:id:mizuno1221:20190728201016j:plain荒野に並ぶチョルテン(仏塔)

 

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バイクを走らせ見えてきたのはThiksey Gompa(ティクセ・ゴンパ)

 

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表からみるとこの感じ。

規模が大きく,多くの僧侶がここで修行しているそうです。

 

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これもチョルテンの一種?

 

さらにバイクを走らせてさらに規模の大きなHemis Gompa(へミス・ゴンパ)を目指します。

 

 

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へミス・ゴンパに続く道の入口

 

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その先にこんな建物があって,これはへミス・ゴンパかぁ~と一瞬思ったけど

なんとなく違和感を感じて周囲を走ってみたら

 

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あと3kmありました。笑

 

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手前からじゃ見えなかったけど道をずっと登っていくと山肌にゴンパや住居がはり付くように建っているのが見えてきます。

 

こんな山奥のさらに奥まったところに神聖な場所をつくるあたり,チベット仏教密教

のひとつだからか。。

 

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写真では伝わりづらいですが,ティクセよりもさらに規模が大きいです。

 

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その中心に構えるのがHemis Gompa(へミス・ゴンパ)。

 

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この広場では年に1度,ラダック最大の祭り(ツェチュ)が開かれます。

 

そして,なんと,それが昨日までだったのです。。。

タッチの差で逃した・・・泣

 

祭りの終わったゴンパは平穏を取り戻しています。

こっちが日常の風景と考えるとそれもいいか。

 

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年季の入ったマニ車

(1回まわすとお経を唱えたのと同じ効果があるらしい)

 

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装飾も個性的でそれぞれの意味がすごい気になる。

 

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この旗は何の旗なんだろう。

チベットの旗で調べて出てくる旗とも違う。。

 

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山肌と森に隠れているような集落がありました。

 

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川で洗濯。

いつか昔にタイムスリップしたような光景が日常に広がっています。

 

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へミスを後にして,麓に降りるとそこは昨日インド軍に運んでもらってきた町・Karu(カルー)

 

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お昼にチベット料理のTyukpa(トゥクパ)。

うどんみたいな感じでもっちりあっさりしていて胃に優しい。

野菜もしっかり摂れます。

 

今後はカルーからへミスと反対側の山の方へ入ってChemrey Gompa(チェムレ・ゴンパ) へ。

 

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見えてきた。

山の斜面に密集して建っています。

 

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要塞のような存在感のあるゴンパです。

 

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ゴンパの中にはへミスと同じような広場が。

僧侶のみなさんが座って談笑されてて,どこかのんびりした雰囲気があります。

 

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なんとも言えない置物。

作り物にも見えるけど明らかにベースは本物ですよね。。

 

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チェムレ・ゴンパのある集落に入る入口のマニ車のところで遊んでいた子どもたち。

 

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持っていたカメラに興味津々でカメラを構えるポーズをするとニコッと笑顔。

かわいすぎる。。。

 

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彼らの愛犬。

元々犬が苦手で,さらに海外だと狂犬病のリスクもあるので

強盗やテロリストの次にやばいのが犬だと位置付けてきましたが

これも旅効果なのか

近づいて写真撮れるまでになりました。

 

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レーに戻っていって,空港の近くにあるSpituk Gompa(スピトク・ゴンパ)へ。

 

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ゴンパの上まで登っていくとレー空港が一望できます。

軍事用の空港も兼ねているので手荷物検査や警備は厳重で内部の写真撮影もNGらしいです。

というか,むしろ外国人が長らく立ち入り禁止だったこのエリアでは,民間に開放されたのが最近らしいです。

現在は普通に旅行できる状態ですが領土問題が解決したわけじゃないのでこの先どうなるか分からないですね。。。

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ゴンパを上まで登り切って少し奥へ行くと

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巨大なタルチョや仏像が立っていて存在感抜群。

 

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そして最後に

レーの街に戻ってきて巨大なまちのゲートをくぐり

 

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レーの街が一望できるTsemo Gompa(ツェモ・ゴンパ)へ。

今日色んなゴンパや村を見てきた後にこうやって見ると

レーはかなり都会な感じがします。

 

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帰り道。

バイクで油断してはまったらふっとびそうなトラップがたくさん。

これ地元の人も困らんのかな・・・

 

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まちに戻ってきて夜はマサキくんとネパと合流してご飯を食べに行きます。

 

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の前に

酒が手に入りにくいインドで人が殺到する酒屋へ乾杯のビールを調達しにいくM氏。

 

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店に入り入手したGODFATHERとやらをいただく。

インドといえばなKINGFISHERよりキツめで僕はこっちの方が好きです。

 

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奮発してチキン・ティッカ・マサラカレーとナン。

美味くないわけがない!

 

そして。

 

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初のシーシャデビュー!

公にお酒の飲めない国の代名詞てことで

イスラム系の国でよく見るイメージがありましたがインドにもありましたね。

タール?が入っていないてことで体への害もかなり少ないらしいです。

味も色々楽しめて,これはアップル系だったかな。

タバコがめっぽう嫌いな僕もこれはかなりイケました!

中東諸国でもトライしてみよう。

 

そして当たり前ながら

ご飯はだれかと食べるのがやっぱいいなぁとしみじみ。笑

ゴンパも巡れて充実した一日でした。