【インド・ラダック②】天空の湖パンゴン・ツォへ 2019.7.14~15
******2019.7.14******
今日から1泊2日,マサキくん,ネパとともにシェアジープで天空の湖と言われるパンゴン・ツォへ行きます!
この湖は標高4300mの高地にあり(レーは3500m)
東西に細長く半分以上が中国領。
訪れるにもパーミット(入域許可証)が必要です。
レーからでも5時間以上はかかるというそのアクセスの悪さも秘境感を増強させます。
今回の相棒さん。
僕らの他にインド人カップルが1組で乗客5人。
1泊2日の往復ジープ代が1人約2100ルピー(約3200円)と,やはり車1台チャーターするとコスト的には大分お高めになります。
車はレーを出てからこんな道を通ってどんどん高度を上げていきます。
ガードレールもない崖っぷちのボコボコの道を走ってるのに
前方から容赦なくどデカいインド軍の車両が大量に現れます。
野良犬も登場。
お前はここでどうやって毎日生きてるんだ・・・?
そして,いつも思う。
戦争でもないのにこの人たちは何をしているんだろう。
口が滑りました。
途中,標高5360m,世界に2番目に高い峠
(とインドは言っているけど本当はもっと高い峠がいくつかあるらしい)
に到達!
もちろん写真撮影します!
が雪だよ雪!
レーは晴れてたのに,,5000m超の環境はすごいの一言。
途中のランチにはマギという軽食の麺料理を。
まぁ簡単にいうとカレーラーメンなので,外さないですね!
インド軍の足止めを乗り越え,結局7時間かけてパンゴンツォへ到着。
宿は自分で探さないといけないんですが,
我々はここパンゴンツォで一番奥にあるメラクという村に行きたい!
んですが
なぜかドライバーがNoと言い出す。
これは道が通れないとか危険とかではなく
単にドライバーの気分でもう運転したくないみたいです。
そんなことあるの笑笑
ドライバーを雇うときは出発前に条件や希望をすり合わせた方がよさそうですね~。
というわけで
湖の入口付近の宿泊用テントと小屋があるところでチェックインして湖へGO!
写真がもうちょっと上手だったら・・という感じですが
見たことないような色の湖で透明度高くてラダックの茶けた山々と空のコントラストも重なって綺麗の一言。
とりあえずみんなで写真を撮ってもらうと個別撮影会。笑
とりあえずみんなジャンプ!!して
遠い目をしてすかしてみたり
モノクロにしてみたり
半身バーションで撮ったり
正直この時間が一番楽しかった。
絶景独り占めして黄昏る,なんてのもいいけど
ひとしきり堪能したら友達と写真撮り合うのが一番楽しい気がする。
このあと
本当はサンセットとかまだ見どころあったかもしれないけど
実はめちゃくちゃ寒くて
写真撮影満喫したら小屋へ退散。
しかし帰り際に見た。
インド人のおっさんパンイチで湖入っとる!!!
狂気の沙汰です。
あの細菌だらけのガンジス側で沐浴するのもなかなかのカルチャーショックでしたが
インド人の方々は底が知れません。
晩御飯はあったかいものがいいねと小屋近くのレストランへ行き
よくわからないあったかいスープ。
中華系で濃くて美味しかった。
食べきれないくらい超大盛でした。
夜は満点の星空,朝は神秘的なサンライズ,を思い描いてましたが
夜からまさかの大雨。
終始小屋にこもり,布団にくるまって朝を迎えました。
******2019.7.15******
もやと小雨が立ち込める朝。
外に出るとモーレツに寒い。
朝食を食べたら即レーに向けて出発します。
道中の山は雪を抱いて真っ白に。
え?昨日茶色だったよね君たち。
一晩でここまで景色変わるとは・・・
恐るべしラダックの自然。
それでも帰りは割とスムーズで5時間くらいでレーへ到着。
パンゴンツォの天気が嘘のような青空。
とりあえずお腹を満たすため先にレー入りしてた2人がお気に入りの店
chopsticksへ。
店内は綺麗でメニューもローカルフードだけじゃなくてタイ料理や日本食もあります。
チベットのトゥクパ(うどん)と
水餃子っぽいのをみんなでシェア。
味付けが最高に体に優しいです。
このあと少し別行動してまちぶら。
八百屋さんにぶら下がってるバナナは自分でちぎって買います。
路地にこーんな大木があったり
路地裏パン屋を発見!
店の雰囲気と職人さんの感じといい匂いに負けてお買い上げ
上の小さいのはスコーンみたいな感じ
下の平たいのはナンみたいだけどフランスパンみたいに外側がしっかりしていて
バターとかジャムとかのせて食べたいやつ。
値段は20円とか50円とかで割と主婦のみなさまが買って帰ってました。
そして
今日の夜は自炊だ!!!
という話になったのでみんなで買い出し。
八百屋で野菜を買い
肉屋で鶏肉を調達
スーパーで調味料系を調達
やってることが完全に主婦ですがみんなで色々回ってると楽しい。
宿のキッチンを借りてクッキング。
このときかなり長い間停電していたので暗いけど
完成!!ナポリタン!!!
最初言ってた料理名は〇〇のパスタみたいな感じだったと思うけど
良いんだ!!
暗闇の中,大盛ナポリタンを囲む。
シュール。笑
ラダックに来て
自分の中では割と長い期間複数で行動してるけど
◎話し相手がいて楽しい(しかも日本語)
〇旅のコスパが良い(割れるから)
〇写真の仕上がり(自分が写る写真や人が入った写真がたくさん撮れる)
みたいなところで結構いいなぁと実感。
国内でも国外でも割と一人旅が好きで来てて
結局長く続けるなら一人旅ってのは変わらないけど
ちょくちょく仲間を見つけて行動してみたいなぁと思いました。