【ネパール・カトマンズ①】祭りと信仰の国 2019.8.16
今日はカトマンズのまちなかを歩いてみます!
今いるタメル地区の南には旧市街が広がっていてまちの中心である・ダルバール広場も徒歩圏内なのでまずは広場を目指して。
細い路地が交差するカトマンズのまち。
そんな中でもバイクはガンガンぶっ飛ばしていきます。
リキシャはネパールでも使われるようで。
運転席の傘と花はネパールの特徴ぽいです。
あとクラクションが子どもの玩具の押して「パフパフ」て鳴るやつ。笑
色々かわいい。
どこの路地を歩いていてもちょっと開けた場所に出ます。
「チョーク」
ネパール語で「交差点」という意味で何本もの路地が交わるチョークは大勢の人で賑わっています。
ここは特に活気のあるアソン・チョーク。
さらに今日はイベントデーなのかこんな音楽隊が現れ
その後ろからはどなたかの写真を掲げた人たちが。
これなんなんだろうと思って地元の人に聞いたら
「死者を弔う祭り」とのこと。
ほうほう。
一般的な葬式とはまた別?
ちょっと詳細まで聞くことができなかったので後で調べると
「ガイ・ジャトラ」
という祭りで
その年に亡くなった方の遺族が
死者の魂を死後の世界に送る手助けをすると考えられている牛に扮してまちを練り歩く
通称「牛祭り」と言われているようです。
ひと際目立つこの格好が「牛」の衣装なんですね。
口元のヒゲのように見えるのは牛の角を表しているのかも。
牛に扮するのは子どもたちのようで
道行く人からお布施?やジュース,お菓子をもらったりしながらまちを練り歩きます。
本物の牛も。
ネパールは「祭りの多い国」
それだけ信仰心が厚くそうした行事を大事にしてるんですね。
まちに出かけたらお店が全部シャッター下りちゃってる
なんて日もざらにあるらしいので
旅行者は地元の人に「明日もやってる?」とか情報聞いといた方が良いみたいです。
そうこうしてるとダルバール広場へ到着。すごい人!!
ダルバールというのは「宮廷」を意味するそうで
この白亜の建物はかつての旧王宮らしい。
ここは「クマリの館」
クマリはヒンドゥーの女神の名前ですが
そのクマリの化身として崇拝される少女が住んでいるらしいです。
もうRPGの世界。
昔のネパール王国の神様や仏教の密教の神様も宿っているとかで
みんなの心の拠り所なんですね。
広場にも牛に扮した子どもたち。
祭りは盛り上がっているんですが子どもたちは一日中まちを歩き回らないといけないので疲れた表情の子が多かった。
ぶっちゃけ友達と遊んでる方が楽しいよね。
2015年のネパール大地震の影響はすごいみたいで
4年経った今も修復中の建物がたくさんあります。
これは中国が援助している寺院。
屋根が傾いてたり,柱にヒビが入ってたり
見てるだけでもコワいなぁと思う建物がたくさんありますが
普通に座って休憩したり店が開かれてたり
なんともたくましい。。。
ダルバール広場だけでなく
まちの至るところに寺院や神様が祀られているお堂があって
人々の憩いの場になってます。
今日は祭りづくしの日なのか
賑やかなLGBTの人たちのパレードも。
めちゃくちゃ囲まれて写真撮られてた2人。
有名人なのかな。
旧市街を少し離れてネパール最古の仏教寺院・スワヤンブナートへ行ってみます。
途中橋を越えて
坂を登っていきます。
30分くらいで入口へ到着。
入口付近はモンキーが山のようにいて
それを知らずあろうことかバナナの袋をぶら下げて歩いてたら
5秒で襲われて持っていかれました。
ネパールで特徴的な目が描かれた小さな仏塔
入口と同じような仏像があったんで
あれ?まだ入口?
と一瞬錯覚しちゃいましたがかなり階段が多くて
普通の観光気分で来るとなかなかしんどいかも。
けど外国人旅行者よりなぜかローカルの人たちが一番しんどそう。笑
見えてきた!
入口にはドルジェという巨大な杵
中央に立つ巨大なストゥーパ!
特徴的な2つの目は世界を見渡す仏陀の目を意味しているそうです。
ラダックでよく見かけたマニ車も。
頂上からはカトマンズの街並みがよく見えます。
カトマンズに来てから,高層ビル,とまではいかないけど思ってたよりもビルが建ってるなぁと思いました。
また来た道を戻ろうと歩いていると
「タメルへ行くのか?俺もタメルに行くから後ろに乗りなよ」
とバイクの兄ちゃんが乗っけてくれた!
「たぶんもうすぐ雨が降るから歩いてたら濡れちゃうよ」
優しいー!
最近までインドのゴアに住んでたらしいジョン。
本名じゃないよね?笑
しばらくすると本当に雨が降ってきたのでホテルへ避難。
ありがとうジョン。。
雨が止むと夕飯を食べに外へ。
地元の人がよく通うというPOTARA RESTAURANT。
メニューも豊富
バフカレー。200ルピー
インドのカレーよりマイルドでライスに合う!
シャバレーというパティに野菜や肉の炒め物を詰めたもの。160ルピー
メニューの写真の3倍くらいでかかった。
かなり濃い味で1枚でも満足感がすごい。
これはシェア向けかな。
カトマンズのまちなかはとにかく活気がすごくて
路地も迷路みたいで歩いてるだけで楽しい。
明日はよりローカルな雰囲気を味わいたいのでカトマンズ郊外へ行ってみます!