みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【インド・カニャークマリ】3つの海が交わる最南端の聖地へ 2019.7.30〜31

******2019.7.30******

 

今日は電車でコチから一気にインド最南端・カニャークマリを目指します!

 

朝は少し早い7:40に内陸のエルナクラムの駅を出る電車を取ったので

朝一番のフェリーでエルナクラムへ渡る!

 

予定でしたが

 

 

寝坊したああああああああーーー!!

 

 

アラーム3回くらい設定したけど全然気付かんかった。。

 

でもまだ出発まで1時間ある。

フェリーは難しいけど,トゥクトゥク捕まえて陸路でいけば間に合う!

 

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てことですぐに宿を出てトゥクトゥクのおっちゃんを捕まえ

エルナクラムまで300ルピー(450円)で行ってもらう。

 

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だいぶ南にある橋を越えるのに時間をくって時計を見ながらハラハラ。 

 

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なんとか定刻前にERNACLUM TOWN駅へ到着。

ERNACLUM JUNCTION駅というもう一つ大きな駅もあるんですが、今回取ったカニャークマリ行き電車はTOWN駅の方。

駅の位置関係からトゥクトゥクのおっちゃんには

「North?(=TOWN) South?(=JUNCTION)」

と聞かれたので北か南か言うと伝わりやすそう。

 

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駅構内は床に座り込んでる人もおらず,整然としてます。

南インドは全体的に静かで人も穏やかな感じ。

北インドの悪口みたいですが笑

 

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電車はSLEEPER。

コチ〜カニャークマリまで300km、9時間の旅で230ルピー(340円)

 

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この電車,相当なローカル線なのか出発してすぐは人が居たんですが

どんどん空席が目立つようになり

 

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お昼すぎにはガラガラ。

インドで初めて人のいないパブリックスペースに出会いました。

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停まる駅もローカル感MAX。

 

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景色もひたすらヤシの木。

 

車内販売で食事を済ませようと目論んでましたが、

人が居なさすぎて販売員がいない。

 

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たまーーに回ってくる豆の販売員から豆買って食いつなぎます。笑

 

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そして夕方5時。

カニャークマリ駅到着!

 

f:id:mizuno1221:20190813113341j:plainインドの線路の南端。

 

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駅の前も通りもだだっ広くてのどかな雰囲気。

 

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今晩は駅から歩いて10分くらいのところにあるHOTEL REHOBOTH GLANDへ。

1泊500ルピー。

サイトにはFree wifiの表示あったけど行ってみると使えず。

インドではこういうことがままあるみたい。

 

まだ日が落ちる前だったので荷物を置いて最南端の岬へ。

 

 

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カニャークマリは岬に来る観光客向けの店だけで賑わってる感じ。

それもひたすらインド人観光客。

 

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岬に向かって歩いていくとロータリーがあって

 

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そこから先は土産屋が並ぶ参道みたいになってて車両進入禁止。

 

さらに進むと

 

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たぶんここの1番奥が先端。

ベンガル湾,インド洋,アラビア海,3つの海が交わる最南端の地。

 

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岬はだだっ広くて最南端!って感じはなくてどこかそうなのか分からない。笑

日本みたいに"最◯◯の碑"とか写真スポットもなく

 

思えばここはヒンドゥー教の聖地なので

インド人にとっては先端であることにそこまで意味はないのかも。

 

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西の方には沈んでいく夕日。

ちなみに夕日スポットはここから数キロ西にあります。

 

まわりを歩くと

 

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なにやら描かれた大きな岩や

 

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少し沖合には聖地らしい巨大なティルヴァッルヴァル像と,記念堂が立つヴィヴェーカーナンダ岩があります。

渡し船で行くこともできるみたい。

 

ヒンドゥー教徒じゃないから聖地ということに信仰心をあおられることはないけど

広い広いインド亜大陸の最南端まで来たというのは旅人として感慨深いです。

 

しばらく海を眺めて宿の近くのレストランで夕食。

 

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フィッシュカレーとパロータ。このあとオムレットも付けて230ルピー(340円)

適当に入った店だったけど美味かったー!

 

夜は明日のサンライズに備えて早めに就寝。

 

 

******2019.7.31******

 

朝5時。

 

早起きしてカニャークマリのサンライズを見に岬へ。

 

サンライズは岬からみてかなり東から昇るので

東側にある長い堤防に行ってみます。

 

 

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少し明るくなってきた海岸沿い。

 

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まだ少し明かりが残る巨大な像と記念堂が立つ岩。 

 

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堤防にはサンライズ目当ての人たちが続々と。

 

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朝は一杯のチャイから。

空がうっすら赤く染まってます。

 

そして

 

 

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昇ってきた赤い太陽。

雲が多く綺麗なサンライズとは行かないけどベンガル湾から昇る赤の太陽は格別。

 

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しばらくすると雲を抜けてオレンジ色の太陽に。

 

しばらくぼーっと眺める。

やっばり海沿いは落ち着くなぁ。

 

だんだん日差しが暑くなってきたので,まわりを散歩。

 

 

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人だかりができてる。

中を覗くと

 

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魚のセリ!

コチでも見ましたが今度は業者ではなく一般市民向けにやってるみたいです。

 

おばちゃんが(たぶん)高い方から値段を言ってって(たぶん)買うとなったらおばちゃんに言って決着。

買い手がつかなかった魚はすごすご下げられます。

 

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こんなデカいアラも。

 

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セリじゃなく普通に店頭販売のところも。

 

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どうやらここは漁港みたいで,船が続々と帰ってきて魚を持ってきます。

 

タチウオ,キンメダイ,イカ,,ほんとに魚種の多さが目につくけど

時期もあるのか特にサワラとアジが多かった。

 

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そして昨日行った岬の先端の方へ歩いていくと

 

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すんごい人人人!!!!

 

さすが聖地。

みんな沐浴しに来てます。

 

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頭に緑の葉っぱを乗せて海へ向かってます。

 

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沖合の像に向かい手を合わせる人々。

 

夕方はそこまで思わなかったけど,ここが聖地であることを実感する光景です。

 

聖地の朝を満喫したら朝飯へ。

 

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ここの店に入りますがその理由は

 

 

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プーリーがデカいから!笑

 

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パンパンに膨らんで奥のおかずが見えません。

まぁ中は空洞なんですけどね。笑

 

 

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美味かったので大好きなドーサも注文。

いちいちデカくてうれしい。

 

今日は夜行列車でマドゥライという町を目指します。

その列車が出るのがカニャークマリから20kmほど離れたナーガルコイルという町。

 

カニャークマリでは夕方も朝も満喫したので早めにナーガルコイルへ向かいます。

 

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電車で20分。30ルピー。

 

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短距離なので悪名高きジェネラル車両ですが

ここはほんとにローカル線で悠々座れます。

 

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ナーガルコイル駅へ到着。

 

カニャークマリよりデカい町と聞いてましたが

 

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暇すぎて昼寝するトゥクトゥクのおっさん。

超のんびりした雰囲気。

 

ほんと商売気がなくて

大きなバックパックかついだカモがやってきても

さくっと客引きして「いらない」というとすぐに引き下がって他のドライバーたちとおしゃべり。笑

 

のんびりした雰囲気に2時間くらいドライバーたちと一緒にダベりました。笑

 

とはいえせっかく来たので街の方にも行ってみることに。

 

マップをみると徒歩30分くらいで街の中心へ行けそうなので歩くことに。

 

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駅前の通り。ヤシの木と道しかありません。

少し歩くと店や人も増えてきて

 

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カラフルで個性的な建物が目につきます。

インドともまた違った異国にいるみたいですが

 

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横を見るとこの景色なのですぐにインドに帰ってこれます。笑

 

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街の中心まで来ると複合ビルなんかも増えてきて

 

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ショッピングモールもあります。

 

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エレベーター付き。

 

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この日の気温38℃で死にそうだったので冷房のきいたフードコートに逃げ込んでやり過ごします。

 

夜になるとまた駅へ帰ってきて

マドゥライ行きの電車へ乗り込む。

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SLEEPERで240km,8時間の旅です。140ルピー(210円)

 

今回は位置と環境が悪く

うだる暑さの中,トイレ近くの席で異臭と蚊に苦しみながら眠りにつきました。