【インド・マドゥライ】寺院とともに時が流れる門前町 2019.8.1
朝6時すぎ。
電車は予定通りMadurai Junction駅へ到着。
駅を出るとトゥクトゥクドライバーがいますが,ここも客引きはあっさり。
南インドはマイルドと聞くけど
こういうところからも本当にマイルドだなぁ。
駅から徒歩10分くらいで今日の宿Hotel Sethu Tower Lodgeへ到着。
アーリーチェックインや荷物だけ置かせてと頼んでも
頑なにチェックインは午後だ,また来いとお堅い感じでしたが
ダダこねまくってると追加200ルピーでチェックインさせてくれました。
ここマドゥライは気温が高くて日中40℃近く上がりますが
南インドで嫌というほど体感してきたジメジメさがなく
カラッとしていてそこまでしんどくない。
マドゥライは東のベンガル湾側に位置していてモンスーンの影響を受けないのかも。
布団がフカフカで洗濯物を部屋干ししてもすぐに乾くのがなにより嬉しい。
シャワーを浴びて洗濯してひと休みしてまちへ。
宿の部屋から見た景色。
宿のすぐそばには寺院があります。
ここマドゥライは人口100万を越す都市。
主要な通りは交通量も人通りも多くてクラクションが鳴ってるインドっぽいなぁて感じ。
ただ,マドゥライのらしさはそういうゴミゴミした都市の側面ではなく
ミーナークシー・アンマン寺院というヒンドゥーのお寺。
マドゥライのシンボルであるこの寺院。
ほぼ正方形の形をしていて東西南北+東南に門があって
その周辺に広がる旧市街が1番おもしろいところ。
写真は東西南北それぞれに立つ門の一つ。
この門もデザインがすごい繊細。
よくこんなのつくったなぁ。
ちなみに
東西南北それぞれ門を撮ってみましたが
全部同じ造りなのか
違いは分からず。
寺院のまわりは広くて綺麗な参道になっていて木陰で休んでいる人たちがたくさんいます。
ここは車が入れないようになってるので煩くなくて穏やかな雰囲気。
歩いてると写真撮って!と言われます。
一緒に撮ってもらったり。
客引きも押し売りもないゆったりした感じ。
居心地が良いです。
そして東門のそばにあるこの建物。
寺院の1つに見えますが
中が市場になってる!
ヒンドゥー教の信仰関連の物が多い感じでしたが
ミシンの作業場があったり
ブックストリートがあったり
歩いてるだけでおもしろいところです。
結構貴重な価値のありそうな門や建造物の中にお店が出ていて
お寺とともに生きるまちって感じで雰囲気と景色好きになりました。
まちなかにコイン式のeToiletがあったり
電気で走るゴルフカートみたいな車があったり
環境保全にも力入れてるのかなと思えるところも。
お昼には近くのレストランでパロータを食べ
よく見かけるカラフルなフルーツ屋でミックスジュースを飲んで
(見た目はアレですが笑,美味かったです)
夕食には地元で人気のレストランSree Sabareesへ。
夕方5時だけどもうたくさん人がいる!と思ったら併設のテイクアウトの方でした。
店の中はシンプルな造りで清潔。
スタッフがすごい優しくてメニューを説明してくれたり
水を入れるスタッフも配置していてなくなりかけたらすぐ継ぎ足してくれて
スタッフはみんな頭にネットをしていて衛生面でも気を配ってる感じ。
ほんとはミールス食べたかったけどやはりランチしかやってないので
マッシュルームのフライドライスを注文。
見た目から魅せてくる感じ。
そして味もめっっっちゃ美味い!
この店たぶん何頼んでも美味いやつ。
そのあと南インド料理で試してなかった
ウタパームというお好み焼きみたいな料理を注文。
これも色んな味が楽しめるやつがいいよと教えてくれて5種盛り。
甘みのあるモチモチした生地にスパイシーなカレーをディップして食べるスタイルでなかなかいける!
価格帯も良心的で色んなメニューがあって
マドゥライと言わずインドの中でもかなり良いレストランだと思います!
食後のチャイも並々の升酒スタイル笑
最後までサービス満点でした。
マドゥライは飛行機のチケットが安いからっていう理由で訪れたまちでしたが
思いもよらない居心地の良いまちで
何より人が穏やかで優しく
好きなまちの一つになりました。
南インドの最後を締めくくる良い1日を過ごして
明日はスリランカへ!