【タジキスタン・ドゥシャンべ①】中央アジアの洗礼。カードが吸い込まれる。2019.9.19
現地時間の深夜2：40にタジキスタンの首都・ドゥシャンベ国際空港へ到着。
日本人がタジキスタンへ入るにはビザが必要ですがオンラインでe-visaの取得が可能。
通常ビザが55ドルで
ゴルノ・バダフシャン自治州というエリアに入る予定がある場合は別途パーミッションが必要なのでその分を含めて75ドル。
実はこのゴルノ・バダフシャン自治州がタジキスタンの旅のハイライトなので75ドル払って事前にビザを取得しました。
イミグレを通過して無事入国。
まだ真夜中なので朝まで空港ロビーで待機することに。
タジキスタン行きのフライトは深夜便が多いようで
真夜中だというのに出迎えの人たちで溢れかえっています。
ここで時間があるから
「現地通貨を引き出しておこう」
と空港内のATMへ向かったところから歯車が狂い始めました。
ATMもロシア語表記。
それでも空港とかだと英語や複数言語が選択できる機械が置いてあるところが多いんですが
ここは国際空港の割に英語表記がないATMばかりで全然解読できません。
すると近くにいたタジク青年が
「教えてあげるよ」
とそばでサポートしてくれてラッキー！と思ってたんですが
なぜか途中ではじかれて先へ進めない。
タジク青年も首をかしげていて何回かカードを入れていたら
何回目かで
手続きが終わらないままカードが出てこなくなりました。
やばいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！
海外のATMではカードが吸い込まれて出てこなくなることがあると聞いていましたが
ここで自分の身にも降りかかるとは。。。
こうなったらATMを管理する銀行に連絡してカードを取り出してもらうしかないんですが今は真夜中。
まわりの人に聞いても朝9時か10時にならないと銀行員は来ないと言われ
待機時間がさらに伸びそうな展開に。
仕方なくロビーで仮眠して朝を迎えます。
そして朝8時半。
空港職員を捕まえて銀行に電話連絡してもらい
9～10時の間に銀行員が来ることになり
到着したら空港職員のケータイに連絡が入る手筈になりました。
ロビーはガラガラ。
まさかこんなに長居することになるとは・・・
とはいえ
ここまではまだ良かったんですが
ロビーで待ってる間に居眠りしてしまい
目が覚めると10時過ぎ。
何も状況が変わってないので空港職員にまだ来ないのか尋ねると
銀行に連絡すると言ってTEL。
すると
銀行員はもう空港に来てATMからカードを抜いたけど空港職員が見当たらず電話しても出なかったから銀行に帰ってしまった。
とのこと。
ええええええええええええええええええええ
なにそれ。
空港職員も
「申し訳ない。彼が来たときここにいなかったんだ。」
という。
なにそれ２。
でどうしたらいいか尋ねると
「タクシーを捕まえて自分で銀行に取りに行ってもらうしかない」
ええええええええええええええええええええ
自分が居眠りしていたツメの甘さもあったけど
銀行員と空港職員の対応の適当さに開いた口が塞がらない。
するとどこからともなくタクシードライバーが
「タクシーで銀行へ行こう。料金は後で良いから。」
と言い寄って来る。
ここで空港職員に詰め寄ってもう一度銀行員にカードを持って来てもらうようするとか
対処法はあったかもしれませんが
相手が銀行員とはいえクレジットカードが見知らぬ人に持って行かれた状態が気持ち悪すぎて
早く取り戻したいと思いタクシーで銀行に行くことに。
結果，無事にカードを取り戻せたんですが
その後，ATMへ寄って現金を下ろし
予約していたホテルへ連れて行ってもらったところで清算すると
日本円で4000円超え。
どうやらこのタクシーは個人タクシーで
メーターが改造されてるようでぼったくりもいいところ。
どこの国でも言い寄ってくるタクシードライバーにろくなヤツはいないのに
乗る前に料金体系の確認をする，基本的なことができてなかった。
これは自分も反省。
しつつもさすがに高すぎる！！！
と抵抗しまくって約2800円で決着。
トラブルがあったときに何が大事ってやっぱ冷静になることですね。。。
冷静になれば色んなことが見えて最善の解決策も見えてくる。
出鼻をくじかれ凹みつつも
無事クレジットカードが返ってきたので良しとします。
気を取直して宿へチェックイン！
