【パキスタン・フンザ③】ゴジャールの村・グルキンとフセイニ橋 2019.10.12
今日はフンザ川を北上しちょっと中国へ近づきつつ
アッパーフンザと言われるゴジャール地方のまちに行ってみます。
その中でも
度々出てくるドイツ人ユルゲンがくれたパキスタン情報メモに
グルキンという村のrahmed guest houseという宿が書いてあったので
村に何があるとか宿の詳細とか全く知らないですが
旅人からこういう情報をもらうのも何かの縁。
とりあえず行ってみます。笑
そんなに距離はないので朝はゆっくり10時にチェックアウト。
ハイダーイン,居心地良かったです。
オーナーいわく今から大規模改修(増築も?)するようで
来年にはもっと綺麗に快適になってるからまた来てね!
とのこと。
改修後の料金体系がどうなるか分かりませんがリーズナブルだし
宿からの景色はいつ見ても最高。
何よりオーナーがすごく優しくて満足度高かったです。
グルキンへ移動するには
一旦交通の拠点であるアリアバードに逆走して
そこからススト方面のバスを捕まえるらしく
宿近くのゼロポイントという交差点?で待っていたら
アリアバード行きの車がたくさん通るらしいので待機。
すると
ハイダーインのスタッフの兄ちゃんが宿から車で出てきて
アリアバードに買い出しに行くから連れて行ってくれることに。
ラッキー!
15分ほどでアリアバード中心部に到着。
近くの人にグルキン方面に行くバスを聞いていくと
この路地の
ここがバスチケット予約兼待合所になってるようです。
こんなん分かるか!笑
グルキンまでは120ルピー。
これも人が揃ったら出発するスタイルで待合所で待機。
ギルギットのよりしっかりしてて食堂付き。
しばらく待って結局12時半に出発。
アッパーフンザとの間にはアッタバード湖という
湖の色がめちゃくちゃ綺麗です。
1時間ほどでグルキンの停留所へ到着。
まわりには何もなく風の音しか聞こえないです。
一気に田舎感増し増し。
村まではこの一本道をひたすら登っていきます。
人はもちろん動物にも会いません。
しばらく登っていると後ろからバイクのおっちゃんが来てどこ行くんだ?と聞かれ
rahmed guest houseというと
???
あれ,ピンと来てない。
何度かやり取りしてると
rahmedではなくrahmanであることが判明。笑
でゲストハウスのオーナーであるrahmanはもうすぐ車でこの道を上がってくるぞ!
と言われバイクに乗せてもらい登って来た道を逆走。
するとすぐにrahmanの車と出会い事情を説明すると乗せてもらえることに。
このままrahman guest houseにチェックインできると思ってたんですが
この車にもう1人乗っていたゲストを宿で降ろし
僕は車で待ってるように言われます。
どうやら宿は今日満室らしく
rahmanがやっているもう1つの宿を案内してくれるとのこと。
今度は麓のカラコルムハイウェイまで逆戻り。
rahmanのもう1つの宿はハイウェイ沿いにあるrahman backpackersという宿でした。
民家は見当たりませんが一応この辺もghulkinの村らしい。
まだオープンして間もないのか1階は作業途中。
2階に広い共有スペースがあって
奥にツインルームがあります。
見た感じ5部屋はありましたがまだ新しく作ってそうな雰囲気も。
ホットシャワー付きで部屋は清潔。
料金を聞くと
なんとお任せで!と言われ
そんなのあるのかと思いつつ逆に悩みます。笑
チェックインすると
ハイウェイ沿いを歩いて15分のところに有名な吊り橋があるとのことで
他に散策するところもないので行ってみることに。
その吊り橋は隣村のフセイニという村にあり
徒歩30分はかかりました。笑
吊り橋の手前に注意書き。
一度に7人しか渡っちゃダメなんですね。
脆すぎないか、、、
後から調べると「世界一怖い吊り橋」としてネット上で紹介されてました。
でこれが吊り橋!
かなり長いです。
さっそく渡ってみると思った以上に橋ゲタの感覚が広く
橋の上は風が吹き抜けて確かに結構怖いです。
なんとか渡り切ると対岸から道が続いていたので少し歩きます。
この道もなかなかすごい。
石が重ねてあって横は絶壁。
こんな道誰が通るんだと思ってたら
人とすれ違いました。
ローカルの人の写真撮るには許可がいるようで
遠目から撮ったので分かりにくいですが
家畜の餌なのか大量の草を背負ったおばちゃんたちがスタスタ橋を渡っています。
このおばちゃんたちとにかく脚力がすごくて
大きな荷物を背負ってて足元はずっと悪いのに
あっと言う間に現れてあっという間に橋の向こうに行ってしまいます。
すごい。。。
そして橋に注目してましたが
上流にそびえる山がまた壮観。
カリマバード周辺の山とまた違った
剣山のような独特の形で
陽の光が当たると立体感と色合いが変化してなんとも言えない美しさ。
同じフンザでも少し足を伸ばすとまた違った景色が見られて面白いです。
ショートトリップを満喫して宿の近くまで戻り
食事処はこのそばのレストランしかないと言われたので行ってみます。
どうやらここも最近できたようで
オーナーもスタッフもみんな山の上のグルキンの村から下りてきたらしく
ハイウェイ沿いに宿とレストランを作って連携して観光客を取り込もうという戦略かな。
メニューを聞くと
チキンカライという料理があるらしいですが
それは数人でシェアするものらしく
宿にいた他のゲストとみんなでシェアすることになってた
(オーナーがそうしたらしい)
ので店内ではパラタとチャイをいただきます。
キッチンをチラ見するとミキサーにかけたトマトとブツ切りの鶏。
キチンのトマト煮込みみたいな感じかな。
出来上がると宿の共有スペースに持ってきてもらってゲストで囲んでいただきます。
チキンカライ。
実際はカレーだったんですが
トマトがしっかり効いてて辛すぎず個人的には日本のカレーに近い感じ。
食べ方もご飯をよそってルーをかけて食べるスタイルで
本当に日本のカレーライスのようでした。
明日は国境の町スストまで行き
2度目の中国国境越えに備えます!