みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【カザフスタン・トルキスタン】中央アジア最大級の巨大モスクへ1DAYトリップ! 2019.11.11

今日はシムケントから日帰りでトルキスタンという町へ行きます!

 
この町には世界遺産にもなっている中央アジア最大のモスク「ゴジャ・アフメド・ヤサウィ廟」があって

 

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まちの北西にあるサマルバスターミナルというところから乗合バンで2時間ほどで行けます。
ターミナルへ着くと「トルキスタン!」と客引きをするドライバーが。

 

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ちょうど満席間際だったので乗り込んですぐに出発。

このとき10:40頃だったのであまり朝早く行っても待たされるかもしれません。

片道1000テンゲ(280円)

 

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車窓から見えるのは右も左もひたすらステップで、たまにポツンと家があったり馬や羊がいたりするくらい。

ひたすら広がる乾燥した大地を見ていると世界第9位の面積を持つ国ながら人口は2000万人もいないというのも納得です。


車内ではシムケント在住で月〜金曜はトルキスタンに働きに行っているというお兄さんとおしゃべり。

欧米に興味があるようで日本にも行ってみたいと言う彼は中国があんまり好かない様子。

彼に限らず中国嫌いなカザフ人は一定数いて早めにヤポニ(日本人)と行っとかないと対応が雑になる場合もちょいちょいあります。

 
人種差別だろ!って思いますが

よく考えたら日本も中国や韓国と色々あるし

近い国ほど仲が悪いというのはどこも同じなのかなと。

 

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予定通り2時間でトルキスタンのバスターミナルへ到着。

ここから歩いてモスクへ向かいます。

 

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20分ほど歩くと広い公園のような場所へ。

 

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奥にモスクの頭が見えたのでそこを目指して歩きます。

 

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あんまり商売っ気はないですが観光地らしくお土産屋さんが並んでいます。

 

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謎のティーカップモニュメント。

単純思考な僕は最初カップが本当に宙に浮いているように見えました。笑

 

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工事中らしき道を抜けて

 

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門をくぐると

 

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目当てのモスク「ゴジャ・アフメド・ヤサウィ廟」が出現!

 

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中央アジア最大とあってその大きさに圧倒されます。

 

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逆サイド。

 

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外側のタイルや柱のデザインも素敵。

 
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公園に入るのも外から見るのも無料で

200テンゲ(56円)払えばモスクの中に入れます。

ものすごいリーズナブルな世界遺産

 

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中に入るとまず目に飛び込んでくるのが巨大な青銅器。

 

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奥にはティムールのお墓があるらしいのですが

いくら写真に撮ろうと思っても真っ白になってしまうという都市伝説があるそうです。(もちろんそもそも写真撮影は禁止です)

 

 

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モスクのまわりは工事中の土地が広がっていて

乗合バンで話したお兄さんいわくここに新都市を作るらしいです。

カザフスタンは天然資源が豊富で経済も好調。

もともと土地は有り余るほどあるのでまさにシムシティの世界なのかもしれません。

 

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シルクロードらしくラクダのモニュメント。

 

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と思ったら端は本物のラクダでした。笑

 

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インドのラクダは乗り心地悪かったですが

ここのフタコブラクダは安定してて毛もモフモフで乗り心地良さそう。

 

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再び歩いてターミナルの方へ戻ります。

まち自体はクルマ社会で人が歩いている感じがないんですが

 

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バスターミナルの近くは目抜き通りになっていて

大きな家電量販店や

 

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ファッションビルがあったり

 

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バザールがあってかなりの賑わい。

 

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青空市のようなローカルな市場も。

 

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焼き立てが出てきたパン屋さんを見つけたので思わずお買い上げ。
手書きのポップがかわいいです。

 

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おじさんとお兄さんも柔らかくてフレンドリー。

パンはあまい砂糖やチョコを使った甘いタイプでおやつにちょうど良い感じ。

 

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帰りもバスターミナルから乗合バン1000テンゲでシムケントへ戻ります。

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2時間ほどでターミナルへ到着。

そのままターミナル内の食堂で夕飯にします。

 

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だいたいの料理が600テンゲ(170円)前後とリーズナブル。

これくらいがカザフの庶民感覚なんでしょうね。

 

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今日はプロフ。600テンゲ

味付けも程良くておかわりしたいくらい。米が日本に近いのは嬉しいです。

 

お腹を満たして宿へ帰還。

ヤサウィ廟はそのスケールの大きさが特徴的と聞いていたので

実際に生で見てその迫力を感じられたのは良かった。

 

明日は色々ありまして,またキルギスに戻ります。笑