みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【キルギス~ウズベキスタン】ビシュケク~タシケント~サマルカンドへ連続移動 2019.11.15~16

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******2019.11.15******

 

中央アジアの小国キルギスでは滅多にないというビッグな国際的イベントを終え

強烈な個性を放ったサポーターの方々も去さくらゲストハウスも落ち着きを取り戻しつつあります。

 

さて,今回の試合のためにキルギスに戻ってきた僕も次の目的地・ウズベキスタンへ向かいます。

 

ビシュケクからはウズベキスタンの首都タシケントへ直行バスが出ているのでそれを利用することに。

 

ただ、割と席が埋まりやすい路線らしく

当日にバスターミナルに行って満席で宿に戻ってきた人もいる、という話を聞いたので

チェックアウトの前にターミナルへ行き、今日のチケットが買えるか確認します。

 

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35番バスに乗って西バスターミナルへ。

マルシュ乗り場は何度も行きましたがバスのチケットカウンターはこのデカい建物の中。

 

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16:50発と23:30発があって今日はまだ席が空いているよう。

所要12〜13時間で16:50発だと夜明け前に着いてしまうので23:30発に。

表示は1000ソムですが手数料?なのか会計時は1050ソムでした。

 

チケットを入手したら宿でPCカタカタ。

夜は宿で夕飯を食べて出発までまったり。

22:30頃オーナーとタケモトさんに別れを告げて2度目のチェックアウトして西バスターミナルへ。

 

この時間はバスが動いてないのでタクシーになりますが流しのタクシーはトラブルの可能性があるので

中央アジアの配車アプリYANDEXを使います。

使い方はUberと同じ。

 

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ターミナルまで90ソム、10分ほどで到着。

 

チケットカウンターを抜けて建物の反対側に

ターミナルがあります。

 

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タシケント行きバス。

綺麗で暖房もしっかり効きます。

定刻の23:30に出発。

 

******2019.11.16******

 

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翌1:30

カザフスタン国境

一旦カザフスタンを経由してウズベキスタンへ抜けるためカザフスタン入国手続きをします。

 

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夜は特に冷えるので長距離バスお決まりのトイレ問題が出てきますがイミグレを抜けたところにはちゃんとトイレがあります。

50テンゲor10ソム。

 

ここからしばらくしたところでおばちゃんが乗ってきてウズベキスタンの通貨スムへの両替をすることができます。

ここで残ったキルギスソムを全て両替。

日本円換算で1000スム=11.4円

 

4:45

トイレ休憩(草原)

開放的にぶっ放します。

体を刺すような寒さ。

 

8:20

ガソリンスタンド

トイレ休憩45分

ガソリン入れるだけのはずなのにやけに長い。



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9:30

ウズベキスタン国境

イミグレの審査自体は全然厳しくないけど窓口が少ないのと車両のチェックにめちゃくちゃ時間がかかる

 

11:15(ウズベク時間10:15)

国境通過

 

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12:10(ウズベク時間11:10)

タシケント・バスターミナル着

タシケントウズベキスタンの首都で中央アジアの最大都市ですが

都会的なところはお腹いっぱいになったので

次に行く予定だったサマルカンドへこのまま行きます!

 

ウズベキスタンは鉄道が発達していて

サマルカンドへは日本の新幹線にあたる超高速鉄道も走っていて快適らしいんですが

当日だとチケット取りが難しく、ここから駅へも移動しないと行けないので

バスターミナル横のシェアタクシーをあたってみます。

が、シェアタクシーは人が集まらないと発車しない(1人で1台分の料金払えば行けますが)のと

50000スム(570円)が相場のところ100000スムとかふっかけてきて値切ってもなかなか50000以下まで下がらず。

するとドライバーが

「バスで行きな」

とターミナルを指差す。

ウズベキスタン国内の移動でバスってあんまり聞いたことなかったけどあるのかな。

 

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とりあえずターミナルへ。

すると35000スム(400円)サマルカンド行きを発見!

しかもあと30分後。

急いでカウンターに行ってチケットを購入。

まだ席は空いてました。

 

電光掲示板を見ると8:00,10:00発もあったので2時間に1本ペースで出てるのかもしれません。

 

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バスは定刻12:00に出発。

 

隣の席の青年はハングルを勉強しているようで今度韓国に行くんだと嬉しそうに話してくれました。

ウズベキスタンには韓国系の企業が進出していて意外と韓国との結びつきがあるようです。

将来韓国企業への就職を考えているのかな。

 

サマルカンドまでの道のりは快適そのもの。

 

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夜行バスからの乗り継ぎというのもあってかすぐに爆睡し

 

17:20

約5時間半でサマルカンド到着。

定刻より約1時間遅れでしたが寝心地抜群だったので文句は言いません。

 

降りた場所は少し町外れにあるバスターミナルの前でここから中心部へは路線バスで行けるはず、なんですが目当てのバスはおろかバス停も見つからず。

というか見てるとバス停らしき標識やスペースはなくて地元の人しか分からない感じ。

まわりの人に聞いても英語ができる人がおらずなかなか伝わらない。

 

仕方ないのでタクシーを捕まえることに。

タクシーはどこの国でもあんまり使いたくないですがウズベクのタクシーは激安。

市内中心部の移動なら高くても5000スム(約60円)ということでタクシーの運ちゃんに交渉しますが20000ソムとかふっかけて来ます。

高い高いと言って下げるも10000スム以下にならないですがちょうど他の乗客がいるタクシーにシェアされてもらえることになり結果5000スムで予約したホテルへ。

 

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Amir Hostel

ドミトリー1泊朝食付きで8ドル。

ウズベキスタンのホテルは朝食付きのB&Bが主流で、さらに宿泊税が2〜3ドル乗っかってくるので中央アジアの他の国に比べてやや高め。

 

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ホテルの中は清潔でwifiもそんなに早くはないですが調べ物する分には苦労ないです。

 

夜はキルギスのさくらゲストハウスにいる時に出会ったイザワさんがサマルカンドにいるというので夕飯を兼ねて再会。

 

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イザワさんが仕入れた情報で地元の人たちに人気というシャシリク屋へ。

店に近づくと日本の焼肉屋みたいにモクモクと煙が上がっています。

 

中は居酒屋みたいな雰囲気で地元の人たちが宴会やってます。(ソフトドリンクの人が多いですが)

 

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我々はもちろん生ビール一択。

 

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シャシリクの肉の種類はビーフ,マトン,チキンがあって

ビーフとマトンとつくねっぽいのをオーダー。

これが激ウマでビールにめちゃくちゃ合う!!

 

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サラダも種類が豊富で美味。

(写真の小皿たちはメニューの代わりで好きなのを選ぶと後で持ってきてくれる)

 

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しばらくすると隣のおっちゃんたちが話しかけてきて乾杯!

おっちゃんたちは全員英語の先生らしく英語ペラペラ。

 

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ウズベキスタンへようこそ!」

ウォッカをジャブジャブ飲ませてくれてフラフラに。笑

 

「困ったら電話してきなさい」

と連絡先を教えてくれたりホスピタリティ半端ない!

 

そのくせ色々質問攻めして自分の話したいことが終わったら引き上げてくフリーダムなオヤジたち。笑

 

ウズベキスタンは好きか?

サマルカンドは好きか?

と何度も聞いてきてオススメスポットを教えてくれたり郷土愛が深いなぁとしみじみ。

 

帰りはウォッカが回ってフラフラしながら流しのタクシーを拾って帰るという日本みたいなことをしてホテルへ帰還。

 

旅人との再会と地元の人との交流と

楽しいひとときを過ごせました。