【キルギス】サリタシュ~第2の都市オシュへ 2019.10.17
今日はサリタシュから北上してキルギス第2の都市・オシュへ。
短期旅行やグループならタクシーをチャーターしてしまえば良いんですが
今は単独節約旅。
朝8時にオシュ行きのマルシュートカが宿の前の通りに来ると聞きそれに乗っていくことに。
サリタシュの朝。
人より先に羊に出会います。
夜はそうでもなかったんですが朝の冷え込みはなかなか。
写真を撮りながら待っていると向こうから1台の車が。
真っ黄色のマルシュートカ到着!
8時ぴったり。
フロントに番号と行先が表示されてます。
キリル文字ですがオシュはなんとなく分かる。
20人くらいは座れるようになっていて
割と子ども連れが多め。
キルギスの道は綺麗に整備されていて快調に飛ばして行きます。
途中で機械トラブルがあって少し遅れが出たものの
快調に飛ばしていったのでそこまでストレスには感じず
3時間半でオシュのバスステーションに到着。
料金は300くらいが相場のはずなんですがドライバーが1000とかふっかけてきて
交渉の末500ソム(780円)に。
ヒッチハイクや国境のタクシー,今回のマルシュも
キルギスでは交通費のふっかけによく遭います。。。
そこから歩いて目星を付けていたOsh Guest Houseへ。
中心部から少し距離がありますが最安5ドルから泊まれるのでここに。
ちなみに
中心部の方に似た名前でFresh Osh Guesthouseというゲストハウスがあって
度々出てくるドイツ人のユルゲンがそっちを激推ししてたんですが
最安でも1泊15ドルでオシュには連泊しようと思ってたので予算的に断念。
短期旅行ならそっちにも泊まってみたいところ。
Osh Guest Houseは場所が分かりにくくて
大通りから到着までにいくつもの案内サインが。
団地の中を通っていくので本当にこっちで合ってるのか不安になります。笑
入口。最後まで分かりにくい。笑
予約はしてなかったですが部屋は空いていて
ドミトリー朝食込み1泊6ドルのプランに。
ドミと言いつつ貸し切り!
ホットシャワーも熱々でタオルも付いてます。
何よりwifiがサクサクなのが嬉しい。
庭のホワイトボードにはタジキスタンへ行くチャーター車のメンバー募集がずらり。
僕はドゥシャンベから行きましたがオシュでメンバー集めをして車をチャーターする旅人が多いようです。
まだ陽が高いので洗濯をしてひと息付いてまちへ。
宿から10分ほど歩いたところにレストランが数軒並んでいるゾーンがありました。
一番客が入っていたところに行きランチを。
ラグマン。110ソム(170円)
中央アジアではほぼどこでもあってタジキスタンでも食べましたが
さすが本場だけあってめちゃ美味くて癖になる味。
海外の麺料理ってフニャフニャなことが多いイメージがありますが
このラグマンは麺のコシが違います。
これは家の近くにあったら確実に常連になるやつ。
食後はティー。
これがまた体に染み渡るんですよね。
そして小上がりになっている座敷スタイルの席がめちゃくちゃ心地良くて
ぼーっとしてたら何時間でもいられます。
しばしのんびりして再びまちへ。
道端では骨董市みたいなのが開かれています。
中心部に向かって歩いて行くと途中から賑やかになってきて
巨大な市場に入っていきます。
どこからどこまでが市場なのか分からないくらい広く道も入り組んでいて
生鮮食品から衣類,日用品,電化製品,なんでも揃っています。
まちの中心を川が流れていて両側に市場が広がっている感じ。
よく見たら釣りをしている人が。
しかもアユとかの渓流釣りのスタイル。
町中を流れる川も綺麗でキルギスの自然の豊かさを感じます。
その後またふらふらしていると
地元の青年に遭遇。
彼の名前はザミール。
僕がパキスタンの男性衣装サルワールカミーズを着ているのを見て
「ムスリムですか?」と話しかけてきたのがことのきっかけ。
彼は大学生で今日は中国語のレッスンが終わって散歩していたところらしく
一緒にまちを歩くことに。
で連れてきてもらったのが地元で人気のファストフード店。
シャウルマという肉や野菜がたっぷり入ったロール状のもので
一番デカいサイズを注文してもらったようで食べ応え抜群。
話をしていると
彼も将来世界中を旅したいらしく
言語の習得と貯金に力を入れてるんだとか。
言語も既に5か国語に到達していて
特に英語は昔から意識してスクールに通ってたようでペラペラ。
本当にアジアの学生や子どもたちの言語力には驚かされます。
高級ホテルでアルバイトしていたり
歌が得意で各地のウェディングパーティーで歌手を務めたり
色んな経験を積んでいるよう。
僕に話しかけてきたのも
自身の英語力の強化と外国文化を知るために意識して話しかけてきたらしく
かなりバイタリティのある青年。
夜は友達と待ち合わせがあると言う彼は
ギリギリまで僕のSIMカードを調達するのを手伝ってくれたり
これはぜひ食べてほしいとパン屋さんのおススメスイーツを買ってくれたり
温かいホスピタリティの持ち主でした。
ありがとうザミール!!!
素敵な出会いがあって幸先良いスタートのキルギス。
明日もオシュの町をのんびり歩きます。