みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【キルギス・イシククル②】家畜市場と湖のほとりの村・カジサイ 2019.10.27~28

 ******2019.10.27******

 

この日は朝7時に宿を出て徒歩でマル・バザール(家畜市場)へ。

 

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マル・バザールは朝4時~9時or10時頃までで

102番のマルシュートカへ行けるんですが

日曜は朝8時頃からしか動いてないらしく

宿から2kmくらいだったので歩こうということになりました。

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通りから見える山容が美しい。

 

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これから配達に向かうパン屋さん。

 

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脱走した羊を捕まえようとする人。

首都ビシュケクとはまた違った超ローカルな雰囲気を感じます。笑

 

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40分ほど歩いてバザールへ到着。

 

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早速ヒツジやウマを連れて歩く人発見。

 

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通路に家畜を連れて立ってます。

ここを歩きながら品定め,値段交渉する感じですかね。

 

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正門?近く。

MAR BAZARと書かれてます。

 

 

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中に入るとすごい人人人!!!

ただイメージだと家畜で埋め尽くされてるのかなと思ってたんですが

こう見ると人しかいないような。。

 

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あ,ウマいましたね。笑

 

もっと中へ進んでいきます。

 

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お,たくさんいますね!

寒いのか身を寄せ合ってます。

 

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何かを悟ったような穏やかな表情。

 

 

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吐く息は白く。

 

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商談?する人たち。

このウマは売り物なのか自分たちが乗ってきた自家用車なのか。

 

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ウマに乗るのって難しいイメージがありますが

さすが遊牧民のDNAを持つキルギス人。

少年も鞍も付けずに完璧に乗りこなしてます。

 

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牛ゾーン。

 

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鼻ではなく頭の辺りを縄で縛るんですね。

 

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家畜を縛る縄系アイテムも販売されています。

 

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牛を体重計に乗せようと格闘。

 

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1回乗せてもすぐ暴れるのでなかなか難しい。

みんなで引っ張り押し込みなだめてやっと計量完了です。

 

見た限りこの個体しか体重を測ってるのを見かけなかったので

値段の設定基準は重さなのか大きさなのか年齢なのかよく分からなかったですが

かろうじて英語のできる人に標準サイズの牛の値段を聞いてみると

1頭6万円くらい。

一瞬安くない?と思いましたが

月3万円で生活できちゃうこの国ではかなりいい稼ぎじゃないかと。

 

 

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ヒツジゾーン。

 

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毛を刈り取られている子たちや

 

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背中に番号を振られている子たち。

 

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お尻が巨大化した子も。

触ってみるとブヨブヨしててちょっと気持ち悪いです。笑

 

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ヒツジは感が良いのか怖がりなのか

歩くのを嫌がっている子が多いです。

 

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やだ。行きたくない。

 

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でもやっぱり連れて行かれる。

 

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ドナドナ。。。

 

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10年分くらいの家畜を見て満喫したので外に出てみると

牧草を乗せたトラックがずらり。

 

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売られたのか売れ残ったのか分かりませんが

市が終わり連れて行かれる家畜の姿は哀愁が漂います。

 

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家畜市場の後はメインバザールへ寄って朝食タイム。

 

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メニューは(もちろん)アシュランフー!

さっぱりしてていつでもスルスル食べられます。

 

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1杯だと物足りなかったのでハシゴ。笑

見た目も味も全く同じで

日本のラーメン屋のように個性を出していく料理ではないみたいですね。

まぁ味のバリエーションはないですが

逆にどこで食べても間違いなく美味しいのが食べられるというのは安心です。

 

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お腹を満たしたらしばたさんとはここでお別れ。

 

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しばたさんは来た道を戻ってチョルポン・アタという湖畔の町へ

 

僕は同じ道を通りたくないので

南側を通ってカジサイといいう湖畔の町へ。

そのまま湖を一周する形でビシュケクに戻ることに。

 

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人に聞きながら南バスターミナルという湖の南側を通るマルシュが発着するターミナルへ。

カジサイを通るマルシュは309番で13:45発でした。

 

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便数が少ないからか途中乗り降りがあるものの車内は常に満席状態。

そもそも交通量が少ないのでマルシュを逃すヒッチでもなかなか移動が難しそう。

 

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湖畔沿いは紅葉がピークで色鮮やかな木々が並んでいます。

 

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そして2時間ほどでカジサイに到着。

 

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すぐそばがビーチで海水浴場ならぬ湖水浴場になっています。

 

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今日は天気が良いので湖の北側に聳える山脈が見えます。

 

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そして水がめちゃくちゃ綺麗!

このイシククル湖はロシアのバイカル湖に次いで世界第2位の透明度を誇る湖だそうです。

そして水温の方も世界トップクラスじゃないかというくらいキンキンに冷えてます。

 

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キルギスの夏はかなり暑くなるようで

冷たい水がちょうど気持ち良くてたくさんの湖水浴客が来るらしいんですが

今はオフシーズン。

だれも泳いでいない,というかそもそも人がいません。笑

 

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近くの桟橋で釣りをしている人たち発見!

様子を見に行ってみます。

 

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やってますねー。

 

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透明度高すぎて魚の動き丸見えです。

 

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帰りにリンゴをむしゃむしゃ食べながら散歩。

 

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日が傾いてきたので今日の宿を探そうと村の中へ。

夏場は湖水浴客で溢れかえるのでホテルやゲストハウスはたくさんあるんですが

泳ぎに来る人なんていないので村は閑散としていて宿も軒並み門が閉じています。

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そんな中,ウロウロしてるとSummer gardenという

いかにも今は閉まってそうな名前のゲストハウスのお母さんが声をかけてくれて寝床を確保。

 

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ツインルーム1泊700ソム(1100円)+夕食150ソム(230円)

ヒーターも付いてて暖かいです。

 

f:id:mizuno1221:20191103141703j:plain庭にはニワトリが放し飼い。

のどかです。

 

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夕飯はシンプルなオムレツと米と野菜の炒め物。

外は夜一気に冷え込んだので部屋で大人しく就寝。

 

******2019.10.28******

 

今日はカジサイを後にしてビシュケクへ戻ることに。

 

行き方としては

カジサイから少し西に行ったところにあるボコンバエバという

湖の南側で一番大きな村まで出て

そこからビシュケク行きのマルシュに乗り換えるようです。

 

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ということでメインロードへ。

昨日マルシュを降りたところでボコンバエバ方面に向かうマルシュを待ちます。

 

が横にいたお母さんと話していると

マルシュはいつくるか分からないからタクシーの方が良い

(ロシア語オンリーなので分からないけど多分そう言ってる笑)

とのこと。

 

するとちょうどタクシー(乗合)が通りかかり

おばちゃんが話を付けてくれて乗車。

ラッキー!

おばちゃんありがとう!

 

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15分ほどでボコンバエバのターミナル付近に到着。

タクシーは50ソム(80円)でした。

 

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そしてちょうどビシュケク行きのマルシュが出発するところだったので

急いで飛び乗ってビシュケクまでの移動手段確保。

250ソム(390円)

 

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湖の南側は北側よりも紅葉が綺麗と聞いていたけどその通りで

道沿いの木々は色鮮やか。

 

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車内ではビシュケク在住のお母さんたちと娘さんとgoogle翻訳でおしゃべり。

お母さんたちは旅の話そっちのけで

 

仕事は?給料はいくら?

年齢は?結婚してるの?

 

で最終的に

うちの娘はどう?

 

てあれ?

あらぬ方向に話が行ってる。笑

 

実はキルギス人男性は

女性がどう思うかなんて考えないし

たいして仕事しないし

アル中多いし

というのでキルギス女性からは不人気のようで。

 

まぁ僕との話は冗談にしても

なので外国人男性は結婚相手として重宝される傾向にあるようです。

 

あとはコミュニケーションですね。

んー,ロシア語勉強するか。笑

 

 

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結局,3時間半ほどでビシュケクに到着して

さくらゲストハウスへ帰還。

 

夜はカラコルの味が忘れられず

スーパーで惣菜のアシュランフーをGET。

味は変わらないですが寒天がブロックのままでした。笑

 

 

さて,これからまたイランビザ待ちの日々。

そろそろ本格的に寒くなりそうなので次の国へ移動したいところです。