【キルギス・イシククル①】キルギス第4の都市カラコルへ 2019.10.26

この日は土曜日。

イランビザ再申請からレスポンスがないまま週末を迎え

土日はイランもトルクメニスタンも大使館が閉まってしまうのでビザ手続きはどの道ストップ。 

で時間を持て余すので

ビシュケクから足を伸ばしてキルギス最大の湖・イシククル湖へ行ってみることに。

イシククル湖は東西に長い湖で

その東端にカラコルという町があります。

この町では毎週日曜日に世界で2番目に規模の大きな家畜市「マル・バザール」が開かれているというので行ってみることに。

 
またビシュケクに戻ってくることになるので

メインバッグは宿に置かせてもらいサブバッグに最低限の荷物だけ入れて行きます。

めちゃ軽い。5kgくらいかな。

このくらいで世界一周したいです。

そしてちょうどこの日カラコルへ向かうというスギヤマさん，シバタさんと一緒に宿をチェックアウトして行くことに。

まずは長距離バスが発着する西バスターミナルへ。

宿近くの大通りから35番バスで向かいます。

到着するとターミナルの入口でシェアタクシーの客引きが声をかけて来ますが

正規のチケット売り場があるので中へ。

カラコルまで350ソム(550円)。

なぜか客引きも同じ料金だったのでどっちでも良かったのかもしれません。

 
イシククル湖の景色を満喫するなら右側の席が良いと聞いていましたが

乗り場に止まっているカラコル行きのマルシュは割とパンパンだったので

１つ後の便にしようと話し待機。

が

実は購入したチケットは車のナンバーも指定してあって

結局パンパンのマルシュに乗り込むことに。。

マルシュの中ではフレンドリーな地元のおじいちゃんが話しかけてきて

「サムライ！サムライ！」

と知ってる日本語を連呼。

日本に来たらサムライがいないことにビックリするのかな。

21世紀に入ってもうすぐ20年が経とうとしていますが現代の日本の情報は中国大陸を越えていないようです。

途中のＳＡ的なところでトイレ休憩。

天気も良く雪を被った山々も見えます。

トイレ休憩からしばらくするとイシククル湖沿岸へ。

道路から湖と山脈が見えます。

 
イシククル湖は琵琶湖の9倍という巨大な湖で

信号もない一本道をひたすら爆走しているのに地図上では中々進みません。苦笑

結局カラコルに到着したのは出発から6時間後の16時。

北東にあるバスターミナルへ到着。

腹が減ったのでまずは町の中心部にあるバザールへ向かいます。

109番のマルシュで行けました。

バザールに入ると食堂が並んでいる通りを見つけ

お昼を食べてなかったので早速いただきます。

 
目当てはカラコルの名物料理「アシュランフー」

ラグマンに使う麺と

寒天みたいな透明な麺

2種類の麺にスープと辛いタレを乗せた冷麺です。

タレはなかなか辛いので地元民よりは少なめで言っといた方が無難かも。

味は冷やし中華を辛くした感じで美味い！

寒天みたいなのは大きな塊を道具を使って麺状に切り取って乗せるんですね。

地元の人たちはセットでピロシキを食べるみたいで

僕たちも無条件でセットにされました。笑

ピロシキ初めて食べたけどモチモチして中に入ってるイモ？の甘みもあって美味い。

セットで50ソム(80円)程度だったのでかなりリーズナブルな料理です。

 
ビシュケクでは麺といえばラグマンでしたが

ここではみんなアシュランフー。

一気に文化が変わったのを感じます。

食べたら中心部を歩いて宿探し。

カラコルはキルギス第４の都市でイシククル湖周辺では最大の都市ですが

それでも人口は約6万人。

しかも町を歩いていると6万人もいる気配がしなくて

家畜の数も入ってるんじゃないかというくらい。笑

メインロードを歩き

たまたま見つけたゲストハウスCENTER HOSTELに泊まることに。

ドミ1泊500ソム（780円）

清潔でキッチンもあり。

wifi，鍵付きロッカー，ホットシャワー，タオル付。

明日はマル・バザールへ行ってからそれぞれ別行動。

ここカラコルは周辺の山々へトレッキングの拠点になっていて

近場だとアルティンアラシャンという海抜3000mにある温泉地が有名。

そして，さらに奥へ行ったところにあるアラコル湖

という湖がものすごい絶景というのでトレッカーに人気のスポット。

でちょうどスギヤマさんがアルティンアラシャン～アラコル湖へのトレッキングを計画していて

カラコルのツーリストインフォメーションセンターに情報を取りに行ったりしていたので

僕もアラコル湖まで行けるのなら便乗させてもらおうと思ったんですが

アルティンアラシャンまでは行けるもののその先の登山道は雪で覆われて道が分からなくなってるから危険とのこと。

海抜4000ｍを越える山の中なので7～8月の短い夏の間でないと難しいようです。

ということでマル・バザールへ行って湖をぐるっと回ってビシュケクへ戻ることに。

夜は3人で外食。

近くにあったカフェという名のレストランへ入り

せっかく3人いるので色々頼んでシェアしようということでオーダー。

左：クルダック（羊肉，ポテトの炒め物）

中央：アズゥ（ピクルス，ポテト，牛肉の煮込み）

右：ベシュバルマク（馬肉，タマネギ盛り盛りの麺料理）

頼んでみるとほぼ茶色い料理。笑

全部食べられるか若干不安でしたがここのはあっさりしていてサクサク食べられました。

明日は朝からマル・バザールへ出陣です！