【中国~キルギス】2度目のイルケシュタム国境越え! 2019.10.16
今日は2度目の中国-キルギス間国境越え。
1度目はタジキスタンからキルギス→中国へと1日で移動したので
国境に着くのが遅くなり深夜までバタバタすることになってしまいました。
ということで今回は余裕を持って朝から行動。
①カシュガルバスターミナル→ウルグチャットバスターミナル
by バス28元
②ウルグチャットバスターミナル→中国側イミグレ
by バス10元(追加支払い)
③中国側イミグレ→国境
by タクシー100元
④国境→キルギス側イミグレ
by 徒歩
⑤キルギス側イミグレ→サリタシュ
by ヒッチハイク
8:00(キルギス時間6:00)
カシュガルバスターミナルへ向かうため最寄りのバス停へ。
ターミナルは鉄道駅の向かいにありバス2元もしくはタクシー20元くらいで行けます。
8:40(キルギス時間6:40)
バス乗車
駅行きは20路というのを調べてましたが
同じく駅に行くおじさんに先に来た28路でも行けると教えてもらい飛び乗ります。
9:00(キルギス時間7:00)
カシュガルバスターミナル到着
チケット売り場で情報を得ると
この日はシェアタクシーはなくバスだけだというのでバスチケットを購入。28元(420円)
シェアタクシーも料金は同じですが定刻発のバスと違って4人揃ったら出発らしいです。
9:40(キルギス時間7:40)
カシュガルバスターミナル出発
バスというよりミニバンです。
席はゆったり。
8人乗りでこれまでのどこぞの乗り物のように3人シートに4人詰めたりしません笑
交通ルールが厳しいのか全員シートベルトを締めるよう言われ
出発前に係員によるチェックもありました。
また運転手から
「ウルグチャットのバスターミナルからイミグレまで距離がある。1人10元(150円)でイミグレまで連れて行く。」
というので他のイミグレに行く乗客と共に追加で支払います。
11:20(キルギス時間9:20)
ウルグチャット・中国側イミグレ到着
バスは入口の前まで。
セキュリティを抜けると別のバンがやってきてイミグレまで乗せていってもらいます。
このバンはこの後国境まで連れて行ってくれるシェアタクシー。
イミグレに到着すると質疑応答スタート。
僕は
「なぜこの国境に戻ってきたのか?」
まぁそこですよね。
これまでの経緯を説明するもうまく伝わらず別室送り。
ただ別室ではその部分の追求はなく
代わりにこれまでで1番細かい荷物検査。
カメラ,スマホ,PCだけじゃなくメインバッグの衣類や日用品も
3人かかりで1時間ほどチェックされました。
といっても高圧的な感じじゃなくて荷物の中にあった地図や本を見て談笑したり
最後は「インスタフォロしてもいい?」とフレンドリーな雰囲気。笑
検査終了後はすんなり出国スタンプをもらって解放。
今回は尋問を受けることも1日がかりになることも織り込み済みなので
心に余裕があります。笑
13:10(キルギス時間11:10)
中国側イミグレ出発
外に出てシンガポール人カップルと後から来たタイ人4人組を待ち
7人でシェアタクシーに乗り込み出発。
15:20(キルギス時間13:20)
イルケシュタム・中国側イミグレ②到着
国境が長ーい昼休憩のため16:00にならないと開かないので待機。
商店と食堂があるのでランチや買い物,トイレ休憩,キルギスソムへの両替もできます。
16:00(キルギス時間14:00)
中国側イミグレ②出発
国境ゲートオープン。
乗ってきたバンで国境へ。
16:10(キルギス時間14:10)
中国側国境チェックポイント①
お世話になったバンはここまで。
長い昼休憩になると待つのがめんどくさくて帰ってしまうドライバーもいると聞くなか
このドライバーのおっちゃんは最後まで面倒見てくれました。
1人100元を支払い。
簡単なパスポートチェックを受けてここから徒歩でキルギスイミグレへ向かいます。
16:20(キルギス時間14:20)
中国側国境チェックポイント②
ここで中国最後のパスポートチェック。
どデカいキャンピングカーで家族旅行中のスイス人ファミリーが現れる。
世界は広い。。。
再び徒歩でキルギス側イミグレへ。
3週間前にはなかった新たな門が建設されています。
必要なのか・・?
国防のためには湯水のごとく金を使う中国。
恐るべし。
そしてキルギスから中国へ来たときは1人で黙々と歩いたけど
今回は7人のパーティーでワイワイしながら歩いて楽しい!
1人旅が気楽でいいんだけど
やっぱり寂しい気分になるときもあるから笑
たまにこうやってグループで賑やかに旅できる時間は幸せ。
17:00(キルギス時間15:00)
キルギス側イミグレ到着
頑張ってみんなで3km歩きました。
イミグレは激ゆるノールックパス
荷物検査なしであっけなく終了。
ここからはヒッチハイクで交通の要衝サリタシュを目指します。
タイ人4人組はサリモンゴルというサリタシュのさらに先の町へ行くため
事前情報では1人頭300ソム(470円)くらいが相場のはずなんですが
イミグレ付近にたむろしているタクシー運ちゃんに尋ねると
1台5000ソム(7800円)とぼったくりも甚だしく
諦めて先へ歩きながら他の車を探すことに。
しばらく歩いてると後ろからタイ人4人組が。
彼らもタクシーぼったくりを振り切って歩いてきた様子。
7人でどうするかねぇ,と話していると
さっきのタクシードライバー達が追いかけてきていきなり値段を下げて来る。
彼らも団体客を逃したくないんだろう。
これは交渉できる。
ということでみんなで粘って
サリタシュ組は1人500ソム(780円)で決着。
18:00(キルギス時間16:00)
イルケシュタム出発
途中まで方角が一緒なのでサリモンゴル組の4人も合わせて
結局7人で1台の車に乗せられ出発。
快調に飛ばしていきますが
いきなりドライバーが車を停めてスマホで景色を撮り始める笑
雪を被った雄大な天山山脈の山々に見惚れていた我々もここぞとばかりに車を降りて撮影タイム。
僕もせっかくなんで撮ってもらいました。
撮りやすいようにiphoneを渡しましたがSEだから画質が終わってる。
そろそろスマホも替え時かな・・・
常夏の国からやってきたタイ、シンガポールの旅人たちは雪に大興奮。
というかこの景色を見るためにわざわざオンシーズンの夏じゃないときに来たんだろうな。
景色を満喫してしばらく走るとまたドライバーが止まり
なぜか後続の車にチェンジ。
その車に乗客が1人いたのでまとめて運んでさらに稼ごうという算段ぽい。
19:40(キルギス時間17:40)
サリタシュ到着
シンガポール人カップルはドライバーに紹介してもらった1泊20ドルの宿へ。
さすがに高いので村の中心のガソリンスタンドで降ろしてもらい宿探し。
村人に聞いてガソリンスタンドからすぐそばのHOTEL TATINAというゲストハウスに決定。
1泊2食付で800ソム(1240円)
wifiあり
シャワーなし(頑張ればタライにお湯を作ってもらえるかもしれない)
ドミトリーの部屋に通されますが
かなり冷え込んでいたので
暖炉があって暖かい家族の寝室の床に布団を敷いて寝ることに。笑
この暖炉がめちゃめちゃ暖かい。
ひと息着いたら夕飯まで少し外を散歩。
村の中心ガソリンスタンドのそばから。
今日通ってきた中国への道。
3週間前に通ってきたタジキスタンへの道。
明日から通っていくキルギス第2の都市オシュへの道。
3週間ぶりにキルギスまで戻ってきて明日からまた未知のルートです。
夕飯は飛び込みで来たので家族のために作っていた料理を分けてもらう感じ。
お世話してくれる娘さんに料理名を聞いても
「料理名?ないよー笑 マカロニかな?」
そうだね,マカロニだね。笑
でも素朴な味で美味しいです。
娘さんは学生で料理以外の時間はずっと机に向かって勉強。
真面目にやってたので釣られてPC開いて記事書きまくりました。
毎日新しいことばかりでインプットが凄くて
古い記憶がどんどん頭から押し出されていくので
大変だけど毎日ブログ書くことにしたのはやっぱり良かった。
明日はキルギスを北上して第2の都市・オシュへ!