【沖縄・波照間島】日本最南端到達! 2019.5.13
今回はできるだけ色々回りたいと思ってるので,「アイランドホッピングパス」というのを使います!
所定の料金で買った日から連続4日間,乗り放題のチケット。(日数は3・4・5日間から選べます)
1つの島に長期滞在の人は合わないけど,色んな島を巡るために船に乗る回数が多い人はこっちの方がお得になります。
これは乗船券ではないので,船に乗る度に窓口でパスを見せて乗船券を発行してもらう必要があります。
こっちが乗船券。
さっそく船に乗り込みます。
これが波照間行のフェリー。
思ってたよりでかいし船内も広い。
波照間行きのフェリーは,他の離島と比べて時間も長く外洋を通るので,揺れがすごくて,通称「ゲロ船」なんて呼ばれている。笑
けど,ここ数年で揺れが少ない新型の船が導入されたらしい。ただ,2隻体制なので,どっちが来るかでえらい違い。笑
実際,ほとんど大きな揺れはなく,快適な船旅で到着!
港にはたくさんの人が。
港から宿の方に送迎してもらって,今日の宿「ゲストハウスNami」へ。
素泊まりで,部屋は和室の個室。
まだ朝の10時。明日には次の島へ行くから今日のうちに色々回ろう。
自転車を借りられるかきいて,近くの宿を案内してもらって1日レンタル。
こんなマップ(第2弾らしい)も!
さっそく島を走ります。
日本最南端の郵便局。
集落は島の中央部にあってその周囲に農道みたいな感じで道が広がってて大体こんなまーすぐな感じ。トトロ出そう。両側はさとうきび畑。
ここで気づく。
また天気悪い・・・苦笑
もう気にしない!笑
看板「集落」。
道分からなくてもとりあえず集落に行ければOKだよね。
「ハテルマブルー」といわれるほど他にない海の綺麗さという「ニシ浜」へ。
ぬおーーーー!!
海の青さが!!!
どんより曇ってこれはすごい。
透き通る水の色と海の青さ。
この海を求めてたくさんの人が訪れるのも分かる。
また少し走って
細い道を抜けると・・・
「珊瑚の浜」
これなんでサンゴかというと・・・
浜全体がサンゴで出来てる!!
しかも写真の細い獣道みたいなのを抜けたところにあってまわりを森に囲まれてるから,誰も来なければ完全にプライベートビーチ。
明らかにカップル用。笑
集落の外側の道を走っていると・・・
ヤギがいます。結構な数のヤギがいたるところにいるんですよね。
こんな赤ちゃんヤギも。笑っているように見えてかわいい。
お,最南端の碑の看板。
午後から行くことにして一旦お昼にします。
これも八重山に詳しい方から教えてもらったお店「ぶどぅまれー」
この建物の2階にあります。
テラス席と屋内と両方あります。ここはテラス席に。
風がめっちゃ気持ちいい。
夜は居酒屋的な感じで色々出してるみたいですが,お昼はソーキそばのみということでとりあえずオーダー!
ソーキそば(大)。
ソーキそばしかないからと,バターライスのおにぎりをサービスしてくれました!
濃いめのスープに麺が絡まってうまい!上に乗ってるお肉もボリューム満点で食べ応えあります。
ソーキそば何回も食べてるけど,まったく同じ味っていうのはやっぱりなくて,何回食べても飽きません。
実はここ「ぶどぅまれー」は石垣で行った「メンガテー」のお母さんと姉妹!
どおりでおでん盛とかそばとか同じメニューが。
石垣と波照間でそれぞれお店やってるってすごいなぁ。
お母さん,ごちそうさま!
午後は最南端の碑へ!
集落から最南端の碑の方へ抜ける道路。
下り坂でまっすぐ海どーん!
素敵な風景の中を爆走します。
日本最南端の道路。(右が海だから間違いないはず笑)
ここを進むと・・・
駐車場に到着
日本最南端の碑!!!
魚眼でも撮ってみました。笑
最南端の碑の近くにある「平和の碑」
こっちの方が大きくて写真映えもするんですが,最南端の碑とは関係ないみたいです。
が,一応写真は撮ります。一応ね(笑)
最南端の碑の奥の海岸沿いに行くと,荒々しい波とゴツゴツした岩肌。
まさに最果ての地を感じさせる景色が広がっています。
ずっとみてると波に吸い込まれそうになる。
観光バスで回ることもできるし,実はそこまでアクセスも悪くない。
けど,やっぱりこの最果ての雰囲気は旅情をかきたてられて大好きです。
最南端を満喫したらまた自転車を走らせてぐるっと一周。
めっちゃ綺麗につくられてるけど,緊急用だけで民間機の運航はされていない。
なのでアクセスはフェリーのみ。
両側に40km制限。強めの注意喚起。笑
結構みんな飛ばすんですよね。信号もないし道まっすぐだし。
宿に帰るとゲストさんがお刺身をゲットしたということでご一緒させてもらうことに。
名前忘れたー汗
けど甘みがあってめっちゃうまいんです。
よく刺身を買う地元のおっちゃんも「お!今日はこれがあるんかー!」とテンション高めに買って帰っていったとか。笑
もらいものだという泡盛もいただきます。
晴れてきた。
夕方,少し暑さがやわらいで風が抜ける庭先で泡盛をひっかける。
ぜいたくな時間です。
そして,今日の夜は宿のメンバーで近所の居酒屋に行くことに。
「味〇(みまる)」
日本最南端の居酒屋!インパクトありますね。
店内。まだ18時台ですが,地元の人と旅行客でにぎわってます。
ここで飲むのは,島民のためにつくられた生産量の少ない”幻の泡盛”「泡波」
島外で買うと万に届くくらい値段が高騰しますが,ここだと2,000円台でボトルを入れることができます。
キープボトルが所狭しと棚に並ぶ。
専用のグラスで。(これほしかったー)
そして,この店で来たらまずオーダーするといわれたのが,
「緑のギョーザ」
そのまんま緑色の餃子です。
島に生息している「長命草(ちょうめいそう)」という草を使っているからだそうです。その名のとおり健康長寿に効果ある薬草みたいです。
なかなか珍しいものなのかなーと思いましたが,
普通に道端に生えてました。笑
といっても,沖縄地方に生息する草なので,珍しいことは確かです。
このギョーザ,見た目が珍しいだけじゃなくて味もしっかり美味しいです。
草っぽい感じはまったくなくて,食べやすい一品でした。
ゲスト同士の話題はやっぱり旅ネタ。
波照間に来るだけあってみんなが行かないようなところに行ってたり,やっぱり面白いなぁ。
なかでも一番びっくりしたのが,今から世界一周に行くこと,最初はタイに行くことを話したら,ついこないだまでタイに住んでいたメンバーがいたこと!!
これはチャーーンス!美味しいお店や夜の見どころまで笑,ホットな情報を教えてもらいました!
帰り道。こんな写真撮ったけ。
波照間は日本の星座88座のうち84座が見られる天体観測のメッカでもあります。
今日は星空みえないかな~なんて話しながら歩いてましたが,
月が明るい!!!
集落の一部にしか街灯がないんですが,月明かりだけで道がはっきり見えるくらい明るい夜でした。
月の明るさを感じるというのも普段暮らす市街地じゃあ中々ないので,不思議な感覚。
星空はあきらめて宿に戻って飲みなおし。
明日には帰っちゃうけど,もう1泊,2泊すればよかったと思うくらい,ゆったりした時間が流れていて,居心地がよかった。
波照間はリピーターが多くて,大体何日も滞在するけど,明日何するの?ときいても「別になにもしないよ~」という人も多いみたい。
その気持ち,分かる気がする。
写真や文字じゃ伝わらない,来てみないと分からない魅力があるから,リピーターが多いんだな。
ぼんやりそんなこと思いながら,最後は寝落ちしてました。