【バングラデシュ・ダッカ②】熱気と喧騒のまちオールドダッカ 2019.7.2
今日はバングラデシュのカオスが1番感じられるというディープなエリア「オールドダッカ」に行ってみます。
オールドダッカは市内の南側,Briganga(ブリガンガ川)付近のエリアです。
まずこの近くまで行くのにバスに乗り込み2時間。
オールドダッカの近くでバスターミナルもあるグリスタンという場所で降ります。
そこから徒歩で10〜15分くらい。
常にガンガン行き交う人,リキシャ,バイク・・・
気をつけてないと足を轢かれそうになります。
特に狭い路地や通行量の多いところではすぐに渋滞に。
この中に何があるのか全く分からない,本当に迷路のような路地が折り重なっています。
時折上を見上げるとモスクが見え,どこからか礼拝を呼びかけるアザーンが流れてきます。
星の形をした「スター・モスジット」
ダッカで一番の生地のストリート。
思い込みがありましたが,生地屋さんはほぼ男性だったことに驚きました。
鶏屋さん。生きた鶏をその場でシメてぶった切って売ります。
超新鮮なのは間違いない。周囲は独特の異臭が。
こっちは鶏の羽根をもいでホウキにしたのかな。
やたら目についたどデカい実
立派なパイナップル。果物類は種類が豊富で市場にも季節のフルーツがたくさん並んでます。
一皿でお腹いっぱいになるボリューミーな一品。
よく配達用にもたくさんつくられてます。
粉を油で揚げて中に野菜やカレーを入れて食べるプーリー。
道端で気軽に買えるスナック。
特徴的な色で別名「ピンク・モスク」と呼ばれているmosqueがあります。
正式名は「アーシャン・モンジール」
庭もあって地元の人たちの憩いの場,デートスポットになってるらしいです。
迷路のような路地を抜けて川沿いに出ると「sadar ghat(ショドル・ガット)」という船着き場があります。
バングラデシュはベンガルデルタという巨大なデルタ地帯が国土の多くを占めていて,河川が多い国です。
なので昔から水運が盛んで,
「船」はバングラデシュの暮らしとは切っても切り離せないものです。
そしてダッカのショドルガットはこの国一番の規模の船着き場。
大型船から木製の小舟までたくさんの船が行き交う様子は圧巻です。
ここはバングラデシュ人だけでなく,まだ数は少ないものの外国人観光客にとっても旅のハイライトになる場所で,観光地にお決まりのフレンドリーな詐欺ガイドがいます。
ここでも「ヘイ,フレンド!」とかいって話しかけてきた人がいて,
ガットが1番綺麗に見えるところに連れてってくれました。
日本人の友達がいるといって名刺をみせてきたりして,完全に真っ黒です。
船でクルーズできる,ローカルプライスOK,とお金が絡みそうな場面まで来たところで断って退却。
最後はチップチップと本性を出してきましたが,お金が必要なら最初に話しましょう。
その後改めて散歩。
そして,ふと床屋さんが目に入ったので,3ヶ月延ばしっぱなしだった髪を切ってもらいます。
オーダーはおまかせで。
奥にいたイケメンの兄ちゃんが切ってくれるのかと思ったら、手前の少年が僕の担当のようです笑
まじ?大丈夫?笑
結果。
これ完全に少年の髪型!!爆
少年の満足そうな顔。
いいんだよ,さっぱりしたんで何でもいいです。笑
むしろ,カット後の顔剃りがかなり丁寧で,めちゃくちゃスッキリしました。
後で調べたらバングラでは顔剃りだけしに行く人もいるみたい。
料金は合わせて300タカ(380円)。
洗髪やブローはないですが、さくっといけて良かったです。
最後に一枚。
これからもがんばって腕磨いてなー!
夕方になり,また2時間かけて宿へ戻ります。
夕飯は宿の近くのお店で。
またしてもビリヤニ。今度はマトンをチョイス。
うん,うまい!ビリヤニ味付けがしっかりしててボリュームもあって結構好きです。
味が濃いので、大体口直しにウリ系の野菜が出てきます。
口直しなんであんまり味はありません。笑
180タカ(230円)
オールドダッカは
未舗装の入り組んだ細い路地
年季の入ったビル
大量のリキシャ
路面店や屋台
通りを行き交う業者
買い物客,学生
常に鳴り続けるクラクション
立ち止まることもままならない人の流れ
臭い、汚い、うるさいの三重奏で文字面だけ見るとまったく行きたくなくなりますが笑
これがバングラデシュの日常であり,大都会にも関わらず生活臭がめちゃくちゃ感じられるエリア。
明日ももう少しオールドダッカ付近を散策します!