みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【バングラデシュ~インド】ダッカ~コルカタ 国際バスで陸路国境越え 2019.7.4~5

******2019.7.4******

 

今日は宿をチェックアウトして夜行バスでダッカからコルカタへ戻ります!

 

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宿の近くにあるバス会社で国境のベナポール行きのバスを取り扱ってます。

 

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結構対応よくて丁寧に教えてくれます。

 

ダッカコルカタ(2019.7.4時点)】

ACあり・3列→21:30発・23:15発(木曜は21:30発のみ) 1700タカ

ACなし・4列→22:20発 890タカ

 

ここは節約のためACなしを購入。

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宿のチェックアウトが12:00なので夜まで時間がありますが,

またオールドダッカなど市中心部に行くと,帰りの時間が読めないので宿の近くのエリアで待機することにします。

 

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宿の近くの裏路地にあるカレー屋。

宿情報でおススメされてきたけど,安くて味のクオリティが高い。

白米もおかわりOK,この時はルーもサービスでおかわりさせてくれました。

怖くなるくらいに優しい。

 

午後はネットが使えるカフェでPCや調べものを。

 

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宿があるのはUttara(ウッタラ)という地区のsector9というエリア。

この辺りの住所はsector●●という形で区分けされていて,建物にも#●●という感じで番号が振られているので住所が分かれば目的地へは行きやすいです。

 

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バングラデシュのイメージと離れているかもしれませんが,BURGER KINGなど海外チェーンもあります。

 

今日はここの4階にある台湾のタピオカティー屋さん「chatime」へ。

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台湾のチェーン店らしいですが,

冷房あり,wifiサクサク,壁際の席にコンセントあり。

ベーシックなタピオカミルクティーがラージで170タカ(220円)

これは超快適!!

 

夜まで入り浸りました。

 

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最後のバングラ飯はチキンビリヤニ

やたらビリヤニばっか食べてたバングラ生活でしたが(ワンプレートでお腹いっぱいになるから),もっとベンガル料理はあるはずです笑

 

宿に帰って荷物をピックアップしてバス停へ。

 

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PM10:30。

少し遅れて宿の近くのバス会社が並ぶ通りから出発。

エアコンなしにしましたが,雨季で湿度が高いこのシーズンはなかなかきつい。

体のベタつきと開けっ放しの窓から入ってくる蚊で不快指数MAXです。

 

ただ,前日の睡眠不足と疲労があいまって強制シャットダウン。

 

 

******2019.7.5******

 

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AM5:00。

ダッカからコルカタ方面に行くには,途中ガンジス川をバスごとフェリーに乗せて渡りらないといけません。

船に乗せらせるバスの台数はそこまで多くないし,かなり大きな河なので渡るのにも時間がかかる。

ここが一番混雑(渋滞)するところで,夜中はこの付近で何時間も待っていました。

 

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こんな感じでバスがぎゅうぎゅうに乗ってます。

 

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船内には売店もあり

 

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物売りもいます。

 

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ポン菓子とベビースターラーメンと野菜を切り刻んでミックスしてソースを混ぜたもの。

スナック感覚でうまい。

 

河を渡ってさらに4時間。

 

f:id:mizuno1221:20190707032240j:plain国境の町ベナポールへ続く最後の道。

未舗装ガッタガタの道を行きます。

 

バングラデシュは陸路で出国する場合,出国税(550タカ)がかかり,自分で銀行の窓口で支払う必要があります。

国境付近に来るとバススタッフにパスポートと出国税を預け,バスを降りるよう促されます。

国税の支払いはバス会社が代行してくれるみたいです。

 

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バスを降りると国境イミグレの手前の路地を入って

 

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乗ってきたバス会社のカウンターで待機。

 

無事にパスポートと銀行の領収証を受け取っらイミグレへ。

結構並んでいて時間はかかりますが,インドのマルチビザ取っているのでダッカ行きよりスムーズです。

 

インドへ入国し,コルカタ行きのバスへ。

エアコンなしのチケットでしたが,バスが変わってエアコン付きにグレードアップしてる。ラッキー!

 

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席が隣になったバングラデシュ人のカーン。

とってもフレンドリー。

 

・・・

 

ここでふと思った。

「バス変わったけどトランクに預けたバックパックは移し替えてくれてるのか?」

ちょっと不安になり,カーンにそれとなく聞いてみると

 

「預けた荷物を持ってきてないのか?!すぐバスカウンターに訊くんだ!」

 

どうやら自分で預け荷物を持って国境越えしないといけなかったぽい。

慌ててバスカウンターにいって確認してもらうとバングラ側のバスカウンターにあるとのこと。

 

あぶねーーーーーー!!

 

荷物を運んでくれるスタッフに連れられダッシュでイミグレを逆走。

途中国境警備の兵士に何回も止められるが,よくあることなんだろう,荷物を取り忘れたというと,なんなく通過させてくれる。

なんとか無事荷物をゲットしてバスへ。

 

このままコルカタに行ってたらめんどくさいことになってた。

やっぱり自分の物は肌身離さずを基本に考えないとダメですね。

 

 

予定ではAM11:00頃到着でしたが,結局コルカタに着いたのはPM5:00。

今日はこのまま夜行列車で仏教の聖地bodhgaya(ブッダガヤ)に向かいます。

 

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駅周辺の様子。常に人人人。

 

出発まで時間があるのでバスで一緒だったカーンとご飯へ。

 

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フィッシュカレー。魚は白身でなかなかいける。

 

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BARに行って久々のビールもいただきました。

 

 

カーンは日本のことが大好きで,いつか日本に行ってみたいけどビザを取るのが難しいみたい。

 

世界最強のパスポートを持つ日本人はあまり感じないけど,

他の国,特に開発途上国では,そもそも渡航が許可されていない国がたくさんあったり,ビザの取得が困難だったりで,

行きたいと思っても簡単には行けないことが多い。

 

色々親切にしてくれて自分がお返しできることは思いつかないけど,本当に日本に行くことになったら連絡して,と言ってお別れ。

 

列車はPM10:55発だったけど,なんとAM3:00になるとのこと。

インドがやっと本領を発揮してきた。苦笑

 

行くところもないので駅で待つことに。

 

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ホームで半裸で雑魚寝する方々。

これが当たり前のように見えるから不思議。

 

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特に家族連れは最初から遅延を見越して大きなビニールシートを持って来てる。

いかんせん蚊が多いのと湿度が高いのがきつい。

 

待っている間,インド人の歌手のNjlと仲良くなりました。

彼はヒンディーだけど,イスラムも仏教も他の宗教の人も関係ない,みんなで歌えば友達さ!と語るなんともピースフルな思想の青年。

「ボブマーリーは好き?」と言ってボブマーリーの人生を謳ったという曲を聴かせてもらう。

 

幸せになるためにあるはずの宗教だけど,全世界の人々の幸せにはつながっていない複雑な人間社会。

それでも,今の若い世代は考え方が柔軟になってきてるのかな。

 

 

 

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AM3:00,列車到着。

今回はSLEEPERというエアコンなしの3段or2段寝台を予約。

500km7時間の移動で265ルピー(420円)

 

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座席はカーテン,寝具なし,天井にファン付き。

 

結局AM4:30頃に出発。

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しばらくすると切符のチェックが入ります。

ネット予約ではスマホでEチケットの画面を見せるだけでOK。

 

荷物をワイヤーでグルグル巻きにして,すぐに眠りにつきました。