みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【スーダン~エチオピア】ガダリフ~ガラバート~メテマ~ゴンダール陸路国境越え 2020.3.10

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今日はスーダンからエチオピアへ国境越え!

 

ガダリフ→ガラバート→国境→メテマ→ゴンダール

と進んで行きます。

 

宿のスタッフに聞いて

朝7時スーダン側国境のまちガラバート行きのバスが出るということでトゥクトゥクでバス乗り場へ。

 

★6:45

スークゴーダ(南のバス乗り場)

ハルツームやカッサラ行きのターミナルではありません。

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ガラバート行きミニバン

乗り込むと7時を待たずにすぐ出発

料金200ポンド(220円)

 

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途中から未舗装の凸凹道になって車が揺れる揺れる。

 


★10:00

ガラバート(国境)

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到着するとまず警察に行って何やら台帳に記入。

その後スーダン側イミグレに行くと窓口に行くと全然人がいないのに座って待つよう言われ謎の待機。

 

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ここでサウジアラビアから来たバイクツーリストのオマルに出会います。

彼は今朝早く来たのに電気が落ちてて2時間以上待ったらしい。。

 

それからしばらくしてやっと対応してくれて

出国カードを記入

コピー機パスポートの顔写真,スーダンビザ,滞在登録のページのコピーを取って提出。

なんだかんだここで1時間かかりました。

 

 

★11:10(エチオピア時間12:10)

国境越え

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ここでまわりにいたエチオピア人たちがやたら付き纏って来ます。彼らは両替屋。

 

f:id:mizuno1221:20200412175212j:plainエチオピア側イミグレ

ここでコロナ対応。

マスクをした職員にこれまでの旅程を聞かれ

日本出国してから9カ月半の旅を説明。

これはめんどくさかったけど

まぁ受け入れる国側からしたら仕方ないよな,と思います。

 

入国自体はスムーズでスタンプもあっさり

荷物検査もあってないようなものでした。

 

 

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それからスーダンポンドをエチオピアブルへ両替。

 

エジプトポンド→スーダンポンドは闇レートでめちゃくちゃお得でしたが

今度は価値の低いスーダンポンドを買い叩かれることになります。

 

スーダンポンドを買いと売りのレートの差でうまくいけばお得に両替することもできる。

というわけですが

スーダンポンドが買ったときよりさらに暴落しているのかあまりレートは良くなく

 

スーダンポンド=0.29エチオピアブル

自分の損益分岐点は0.31ブルだったのでちょっと損した形。

2020/3/10時点で1エチオピアブル=3.2円

 

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それからゴンダール行きのバス乗り場までトゥクトゥクで移動。50ブル(160円)

 

 

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バス乗り場に到着すると両替商のやつらが付いて来て

ゴンダール行きのバスを教えてくれてドライバーに料金を聞くと600ブル(1920円)だという。

スーダンに比べて大分料金上がったな・・

と思いつつ言い値以外受け付けない感じだったので支払い。

 

 

★13:00(エチオピア時間)

ミニバス出発

 

この車内で知りたくなかった事実が。

他の乗客が車内で支払っていてゴンダールまでの料金は200ブル(640円)ということが判明。

 

めっちゃぼったくってるやん!!驚

 

でまわりの人にどゆこと?て聞いて

わけ分からない現地語とジェスチャーを解読すると

 

自分の払った600ブルの内400ブルは両替商のやつらが持ってったらしい。爆

 

振り返ると 

そもそもこういう時は事前に相場を確認しとかないと行けなかったんですが

スーダンで全然ぼったくられなかったのですっかり気が緩んでた。。。

 

はぁ。

まぁこういうのは自らお金を払った時点で納得しないとダメですね。

気を取り直していきます!

 

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道中は検問の嵐。

途中から何回目か数えるのも諦めたくらいで

その内の1回は1時間以上かかりました。

 

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しかし果てしなく荒野が広がっていたスーダンから

起伏のある山に草木も見られるようになったエチオピア

 

国を跨ぐだけでこんなにも景色が変わるとは。

 

そしてエチオピア人の性格は穏やかなスーダン人と真逆。

甲高い声でよく喋りよく笑いめちゃくちゃテンション高い。

ついでに言うとうるさい。笑

 

子どもたちも人懐っこくて覚えた英語で話しかけてくれたり写真撮ろうって寄ってきてくれたり

 

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物売りの子どもたち。

 

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みんなポロ?という豆を売っていてこれがなかなか美味。

20ブル(64円)で袋一杯に詰めてくれました。

後で聞いたら本当は3ブル(10円)くらいらしいんですけどね。苦笑

 

ゴンダールに到着!

 

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かと思いきや手前のAzezoという町で下されみんな別のミニバンに乗り換えます。

ゴンダール行きじゃなかったんかい!

 

Azezoからゴンダールまで100ブル(320円)

これも後から聞いたら50ブル(160円)らしいんですけどね。。

 

ぼったくり率100%の国エチオピア

物価が安いから大ダメージはないものの,なんとかしたい。。

 

 

★17:20

ゴンダール中心部到着

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さっそく宿探し。

事前に調べたら安くても10ドルからという宿がほとんどの中

 

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ドミトリー7ドルのfacilides guest houseという宿を見つけたので直行。 

ドミはシンプルにベッドを並べただけですが

全体的に清潔でwifiも普通に使えます。

 

で,夕飯行こうと外に出ると

この宿に向かう途中で出会ったムハンマドというホテルとツアー会社をやってる兄ちゃんが宿の外で待っていて

ツアーの説明させて欲しいらしい。

めんどくさいなぁ・・・

 

いや,逆に利用しよう。

 

安くて美味いレストラン教えて!!

 

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と言ってNEW DAYというローカルレストランに連れて来てもらいました!

 

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英語メニューがあって料金も書いてあって値段もお手頃。

たしかに良さげなお店です。

 

で,頼んだのが

 

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「見た目は雑巾,味はゲロ」

「世界一不味い国民食

と言われるインジェラ!!

40ブル(130円)

 

たしかになかなかインパクトのあるビジュアル。

ローカルフード好きだけどこれは食欲そそらない。笑

 

さて,気になるお味は・・・

 

 

 

あれ?意外とイケる。

 

このインジェラ

下の雑巾生地はテフというイネ科の穀物を粉末にして水を溶かして発酵させたもの。

これをクレープ状にして鉄板で焼き上げる。

 

てことで簡単に言うと酸味があるクレープなんだけど

 

実際のところ味は上に乗せるおかずに寄ります。

 

今回出てきたのはちょっとスパイシーなソースに卵と野菜を混ぜたもの。

このおかず自体の味が良ければ割とサクサク食べられます。

 

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あと,このデカさなので1枚で満腹になります。

 

バクバク食べてると向かいに座ってきたムハンマドが兄者を召喚してツアーの勧誘。

 

エチオピアは4000mを超える山々から海抜0mを下回る低地まである自然豊かな国ですが

ほとんどの見どころはアクセスが悪く

80を超える部族が独自の文化を守りながら暮らしていて(要するにナワバリ意識が強い)

個人で旅するには何かとハードルが高いのでツアーで回るのが一般的。

 

ここでもゴンダールから複数のスポットを巡るパッケージツアーを提案されます。

 

が,ここはぼったくり率100%の国エチオピア

元々あんまりツアーを使いたくない上に人が信用できないので

自分がお金を積んでも本当に行きたいところ以外は何を言われても乗らない!

 

ということで丁重にお断りして宿に帰還。

明日はゴンダールのまちを歩きます!