【パキスタン】ラワルピンディーからついにラホール到着! 2019.10.3
ギルギットから長距離バスに乗って一夜を明かして翌朝。
ラワルピンディの街並みが見えてきました。
なんと定刻15分前という
日本の高速バスでもなかなか出来なさそうな優秀なタイムで到着。
さすがパキスタン!
デコトラというかデコバス。
スズキもド派手にデザインされています。
時刻は朝7時。
ラホールまではバスで4~6時間らしいのでこのまま連続移動して
一気にラホールを目指します!
ということでバス探し。
最初に尋ねたところが10時に出発すると言われ
3時間後まで待つのは面倒なのでもう少し早く出そうなバスを探します。
すると8時に出るというバス発見!
料金も650ルピー(450円)とこの路線では割とお手頃なのでこれに決定。
待ってる間ドライバーがまぁチャイでも飲みなと奢ってくれました。
こういうさりげない優しさが素敵。
ここのバスターミナルは首都に近く外国人の利用も意識しているのか
トイレや待合の英語表記もあって分かりやすい。
でのんきにトイレに行ってたら
「おい!行くぞ!!」とせかさて慌ててバスへ。
あれ?8時出発じゃないの?
バスは一直線にラホールへ向かうわけじゃなく
ラワルピンディ市内をゆっくり巡回。
ターミナルで待ってるだけじゃ客が集まらないから
市内で乗客集めをして出発するんですね。
客引きのおっちゃんがゴリゴリ人を乗せてあっと言う間に満席に。
そのままラホールに向けて出発したんですが
どうやらこのバスはラホールへ直通の高速バスではなく
各駅停車の普通の路線バスで途中の町で停まっては人を降ろしたり乗せたり。
スローな感じで進んでいきます。
それでも前には進んでるので着けばいいやと思ってたんですが
なんと途中で乗客全員バスを降ろされ乗り換え。
乗ってきたバスはラホールまで行かないらしい。
しかも乗り換えたのがバスではなく普通のバン。
さっきよりも格段にスペースが狭くなり乗り心地は8割ダウンしました。
結局,6時間半でラホールに到着。
ただ,ラホールはパキスタン第2の都市でめちゃくちゃ広く
今日の目当ての宿があるエリアまではまだ随分距離があります。
そこでトゥクトゥクのおっちゃんたちに場所を伝えて交渉してみますが
軒並み高い。。
が,ここであるドライバーのおっちゃんが
「そこならメトロで行った方が良いぞ」
とトゥクトゥクよりも安くて確実な行き方を教えてくれました。
このブログでも何度か触れてますが
僕はタクシー,トゥクトゥクドライバーという人種が海外において一番嫌いです。
もちろん相手も商売なので遠慮は要らないし駆け引きは必要だと思いますが
料金をふっかける
到着時にいろいろ理由を付けて料金を吊り上げる
目的地を知らないのに知っていると嘘を付いて迷子になる
意図的に違う場所に連れて行く
とまぁまぁの確率でトラブルメーカーであることが多いので
できるだけ関わりたくないんですが
そんなトゥクトゥクのドライバーが
目の前の金ヅルを自ら見逃して相手の立場に立った最良の選択肢を提示してくれる。
こんなことがあるのか。。。
もう感動しすぎて向こうからしたら気持ち悪いくらいお礼を言いました。
まわりを見渡すとメトロの駅が。
切符売り場で行先を告げて切符購入。
40ルピー(28円)
メトロというので地下鉄を想像していたんですが
ラホールのメトロというのはバスなんですね。
専用レーンを走らせることによって渋滞も関係なく
スムーズに移動することができると。
たしかに地下鉄は時間も技術もコストもかかりますが
バスなら車両もバスの車両を使えばいいので
導入のハードルは低そうです。
とここまでは良かったんですが
乗ったバスが途中から目的地と別の方角に逸れてしまいます。
おそらく方向は同じだけど途中で枝分かれして最終目的地が異なるバスに乗ってしまったよう。
慌てて次の停留所で降りて徒歩で宿へ向かいます。
この日ラホールは雨が降ったり止んだり。
急ぎ足で宿へ向かいます。
目当ての宿はリーガルチョークという交通量の多い交差点の近く。
少し場所が分かりにくいですが交差点そばの路地を入って
この階段を上がって3階にあります。
リーガルインターネットインという宿。
ドミトリー1泊500ルピー(350円)でシャワーは水ですがwifiはサクサク。
夜は近くのフードコートみたいなところで
威勢のいいホールスタッフの兄ちゃんに声かけられ
一押しだというマトンカレーとナン。
マトンカレーはマイルドな感じだったのでそばにあった薬味の中から
マサラをドバドバ入れてインドカレーにしました。笑
ナンが足りなかったのでおかわりするとゴマがたくさん乗ったやつが出てきて
これがめちゃ美味かった。
結果,飛行機と陸路で逆走する超非効率な行き方で意地のラホール到達です!笑