【イラン・マルヴダシュト】古代遺跡ペルセポリスのまちへ。2019.12.9~10
******2019.12.9******
今日はヤズドを離れ南のシーラーズへ向け移動します!
サマンがオンラインでバスチケットを取ってくれたので安心してターミナルへ移動。
バスは10:30発で50000トマン(500円)
荒涼とした大地を駆け抜けて行きます。
バスの終点はシーラーズなんですが
カウチサーフィンで知り合ったイラン人が泊まりにおいでと言ってくれたので
シーラーズの手前の街・マルヴダシュトで途中下車することに。
マルヴダシュト近郊には
古代ロマン溢れるペルシアの遺跡・ペルセポリスがあるので一石二鳥!
バスは16:30ごろにマルヴダシュトに到着。
まち外れの道端で下ろされそこからタクシーでまちなかに移動します。
ここで同じバスに乗っていた地元のおっちゃんがタクシーと交渉してくれて一緒に移動。
まちなかにやってきておっちゃんにお礼を言うと
おっちゃんが「うちにおいで」とまさかの誘い。
今日会ったばっかりなのにすごいな。。
ありがたいお誘いですが今日は先に約束してしまっているので丁寧にお断りして
連絡を取っていたイラン人の家へ。
彼の家は3世代が暮らすお宅で到着するとサッカー好きの彼とテレビでイランリーグサッカーを観戦。
ちなみにイランでは国内リーグだけじゃなく欧州主要リーグやチャンピオンズリーグの試合も全て無料。
日本ではWOWOWとか有料チャンネルで契約しないといけないですが
これはうらやましい。。。
夜は家族の食卓に混ぜてもらい
自家製アーブ・グーシュト(通称デズィー)をいただきまます。
家庭料理の定番のひとつでこれなかなか美味いんですよね~。
この後家族の皆さんが日本の文化や僕の持ち物に興味を持って色々質問の嵐。
出来る限り答えましたが文化を伝えるには語彙力がまだまだですね。
******2019.12.9******
そして翌日。
彼がペルセポリスだけじゃなく他の見所や少し離れたところにある自分の村も案内するといってくれたので一緒に行ったんですが
そもそも回るのにレンタカーが必要だったり
その他何回か金が絡む場面があってそのたびに彼とのやり取りであれ?っと思うことがあり
夕方にはシーラーズに移動することにしました。
てことでモヤモヤ複雑な気持ちで1日過ごしたので
個人行動でこの日のハイライトだったペルセポリスの様だけ振り返り。
ペルセポリスは古代ペルシア帝国の首都でその中心となっていた宮殿群が遺跡として残っているスポット。
チケットオフィス。
正面入口。
カメラではとても全景を収めることができない広さがあります。
アレクサンドロス大王の攻撃によって壊滅的に破壊され
今残っているのは門や柱,台座など基礎部分のもの。
その中にあって東階段という場所には保存状態の良い壁画が残っていて
良く見ると身に付けている衣装や献上品などが国によって違い面白いです。
丘の上から。
基礎部分しか残ってないゆえに見栄えや迫力は今ひとつということで「がっかり遺産」なんていわれることもあるそうですが
残っているものでこれだけの規模があるなんて元々はどれだけの規模だったんだろうと当時の繁栄ぶりを想像しながら巡りなかなか楽しく回れました。
ということでマルヴダシュトは以上!笑
夕方,まち外れのタクシー乗り場に行ってシェアタクシーでシーラーズへ。
シーラーズまで40kmありますがシェアなので1人8500トマン(75円)
宿はFriendly Hostelというところでドミトリー1泊6ドル。
イラン人カップルがやっている宿でベッド数も少なくてこじんまりしたアットホームな宿です。
とりあえずちょっと疲れた感もある2日間だったのでこの夜はここでまったり。