みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【イラン・ホルムズ島②】バイクタクシーで巡る!七色の島 2019.12.21

朝6時。

 

シァバシュに起こされて眠気まなこで返事すると

「朝日が出るよ」

 

そう,今いるこのビーチは夕日だけでなく朝日も見えるスポットだったんですね。

さっそく朝日が見える位置まで歩いて行きます。

 

f:id:mizuno1221:20200217074112j:plain

今日も快晴。

太陽が出てくる水平線の辺りをみると

 

f:id:mizuno1221:20200217074419j:plain

島が少し浮いているように見える。

蜃気楼・・・??

 

なんだか幻想的です。

 

そして

 

f:id:mizuno1221:20200217074705j:plain

日の出!!

昨日の夕日に続いて素敵な景色を見られました。

 

そして今日はくしくも自分の32歳の誕生日!!

節目の日をこんな素敵な景色とともにスタートできて最高の気分です。

 

まだまだ世界一周中の今年はどんな1年になるのか…楽しみです!

 

f:id:mizuno1221:20200217074733j:plain

キャンプに戻るとシァバシュがチャイを入れてくれました。

朝の海岸で一杯のチャイから一日をスタート。

今日は本当にすがすがしい気分です。

 

それからしばらくのんびりして

今日はホルムズ島をぐるっと見て回りバンダル・アッバースに戻ります。

 

せっかく来たのに1泊で帰っちゃうのか,というのはありますが

年末にコーカサスジョージアにたどり着きたいというのがあって

駆け足ですが一気に北上します!

 

f:id:mizuno1221:20200217075002j:plain

ということで散歩に出掛けるシァバシュたちとともにビーチを離れ

昨日通ってきたメイン道路へつながる道を進みます。

 

f:id:mizuno1221:20200217075049j:plain

今日も快晴。

個性的な岩の景観が続きます。

 

f:id:mizuno1221:20200217075152j:plain

特にこの海岸線の岩のグラデーションは圧巻です。

ここはメイン道路からはまったく見えない位置にあって

このあと行こうとしている島の周遊ルートにも入っていません。

 

ホルムズ島に来たとしてもシァバシュたちと出会わなかったら

この海岸の景色を見ることなく島を後にしていた。

つくづく人との出会いって素敵だな。

 

 

しばらくこの海岸でぼーっとしてからシァバシュたちと別れ

昨日通った地獄の山登りです。

 

f:id:mizuno1221:20200217075345j:plain

同じように帰る人たちがいたので一緒にメイン道路を目指します。

道とはいえない道を気合で進んでいき

 

f:id:mizuno1221:20200217075506j:plain

やっとメイン道路に復帰!

 

この後はこの島を回るのに使われる周遊タクシー(バイク)を捕まえて島をぐるりと回ってみようと思いますが

そのタクシーたちはみんな島の北側の港付近にいます。

 

てことで港へ帰るためなんとかヒッチハイクでもするかーと思っていると

 

f:id:mizuno1221:20200217075527j:plain

さっき一緒に歩いてきた人たちが電話でタクシーを手配していて一緒に乗っていきなよと声かけてくれました。

 

優しいーー!

ありがたく乗せてもらい中心部である島の北側へ。

しかもお代を渡そうとしてもお代は要らないよ,の一点張り。

またなんでそこまでしてくれるの。。。

 

f:id:mizuno1221:20200217075709j:plain

丁寧に感謝を伝えてから周遊タクシーを探しに港へ。

 

f:id:mizuno1221:20200217075628j:plain

捕まえたのは10000トマン(1000円)で島を一周してくれるというバイタクのオミド。

陽気な島の青年らしく

自己紹介すると何度も名前を呼び合おうとするオミド。

 

f:id:mizuno1221:20200217075800j:plain

随所で写真撮ってあげるよと言って撮ってくれるもののアングルが微妙で

もっとこう!って指示してもその通りにならないオミド。

 

f:id:mizuno1221:20200217075828j:plain

そして自分も撮ってほしいと客に写真を撮らせるオミド。

 

そんなオミドとともに巡る旅。

 

f:id:mizuno1221:20200217075929j:plain

まず最初はSalt goddessという塩の岩盤が集まるスポット。

 

f:id:mizuno1221:20200217075943j:plain

地面にはびっしり塩の結晶が。

白くなっている部分全部塩。

 

f:id:mizuno1221:20200217080344j:plain

f:id:mizuno1221:20200217080347j:plain

f:id:mizuno1221:20200217080505j:plain

このエリアだけなぜこうなっているのかというのも気になりますが

オミドは英語NGなので解説を聞くことはできず。

 

今日の周遊は景観の素晴らしさを称えていく感じになりそうです。

 

f:id:mizuno1221:20200217080950j:plain

お次はSolt cave。

ここも洞窟が塩で覆われているんですが割とこじんまりしているのと

さっきに比べて塩の面積が少ないのでなんとなく拍子抜け・・

 

てことで次,いきましょう。

 

次は海岸沿いのかなり高いところにある岩の間から海を望むサンセットポイント。

 

f:id:mizuno1221:20200217080747j:plain

これはなかなか壮大な景観!

 

f:id:mizuno1221:20200217080814j:plain

がいかんせん柵も何もないところで足がすくむので少し控え目に写真撮影。

 

f:id:mizuno1221:20200217081057j:plain

次はホルムズ島が「七色の島」と言われる所以でもあるRainbow velley

 

f:id:mizuno1221:20200217081109j:plain

f:id:mizuno1221:20200217081112j:plain

光の加減で,というか写真の技術の問題なのか

写真だとそこまでカラフルには見えませんが

自然の岩とは思えない色とりどりの岩が並んでいて凄い景観です。

 

f:id:mizuno1221:20200217081151j:plain

今度は島の東側へ移ってRed beach。

その名の通り赤土が広がるビーチ・・・

と思っていたんですがビーチはブラック。

 

f:id:mizuno1221:20200217081243j:plain

どちらかというと背後の岩山や

 

f:id:mizuno1221:20200217081259j:plain

ビーチの上の駐車場の方がかなり赤いですね。笑

 

f:id:mizuno1221:20200217081339j:plain

 

島の北東にはうってかわってマングローブ

さっきまでのゴツゴツカラフルな岩や土と違って穏やかな水面とそこに生える木々。

本当にひとつの島とは思えないくらい色んな景色を見せてくれます。

 

f:id:mizuno1221:20200217081410j:plain

最後は自然のものではないですが

島の北端にあるPortuguese Castle

 

f:id:mizuno1221:20200217081449j:plain

ポルトガルが築いた城砦でかなり壊れてる部分が多いですが

来たときはちょうど夕暮れ時で夕日が砦に当たって真っ赤に染まり迫力満点!

 

f:id:mizuno1221:20200217081545j:plain

砦の上に登るとちょうど日が沈むところで

昨日に続いてそれはそれは綺麗な夕日を拝むことができました。

誕生日なんでこのくらい良い思いしてもバチは当たらないですよね。笑

 

ダイナミックな自然が織り成す景色はやはりこの島ならでは。

なによりバイクドライブが気持ち良かった!

 

f:id:mizuno1221:20200217081720j:plain

港へ戻ってきてオミドとお別れ。

オミドありがとうーー!!

 

今日はここから一気に本土のバンダル・アッバースへ帰りますが

 

f:id:mizuno1221:20200217081857j:plain

港から少し離れたチケット売り場に行くと

 

f:id:mizuno1221:20200217081824j:plain

帰りの最終便は19時。

ただいまの時刻17時。

 

その前の帰りの便が15:30なのでそこから大分間が空くんですねー。

 

まぁそれならそれで大好きな海辺でのんびり船を待つとします。

 

f:id:mizuno1221:20200217082011j:plain

日が暮れてから徐々に色が変わっていく空。

 

f:id:mizuno1221:20200217082142j:plain

通りを見るとみんな外でご飯を食べていたり

海辺ののんびりした雰囲気がなんともいえません。

 

誕生日に大好きな島と海に囲まれた1日を過ごすことが出来て本当に良かった。

イランの島で誕生日を迎えるなんて絶対に誰も当てられない未来。

 

世界一周中の32歳の1年はどんな感じなんだろう。

自分に期待しながら旅を続けていこうと思います。

 

と,そんなことを考えているとあっという間に時が過ぎて船の時間に。

 

f:id:mizuno1221:20200217082303j:plain

船に乗り込みバンダル・アッバースに戻り

またお言葉に甘えてシーラスのお宅にお世話になりました。