【トカラ列島⑤】ぐるっと「悪石島」2019.5.2
今日は!
ついに!
トカラに来て初の!
朝から晴れ!!
ということで,島の観光ガイドさんに車を出してもらって島をドライブです。
トカラ列島では役場の取組で各島に1人ずつ観光ガイドを設けているんですね。(ガイド料は無料)
ちなみにサイトに載っている方は最近引退されて,今回ガイドしてくれたのは,島に来て5年になる20歳の青年でした!
まずは島で一番高い山・御岳(みたけ)へ!
次は一気に港まで降ります。
さっきの御岳が標高584mで一気に海抜0mです。
この高低差が悪石島らしさですね。
さて,昨日,温泉に行きましたが,実はまだ別の温泉があるんです。
その一つが海中温泉。
海中から熱湯が湧き出て,海水とまじりあって天然の温泉になるというやつですね。
どこに温泉があるかわかりますか?
海に近づいてみると・・・
温泉マークがありました!
でもどこなんでしょう。この向こうは海にしか見えない笑
このへん!らしいです。笑
どうやら潮の満ち引きや波の高さなんかで海水の温度が常に変わるらしく,「この辺りでちょうど良い温度のところに入ってね」という感じみたいです。笑
実際には,潮が満ち過ぎたらただの海水だし,引きすぎたら激アツの熱湯だし,波が高かったら危なくて無理だし,ちょうど良いときを狙うのは結構難しいそうです。
この日も難しそうだったので入浴は断念。
そして,この温泉からもっと奥に行ったところにキャンプ場があって,
その奥にもうひとつ温泉があるんです。
こちら,「砂蒸し温泉」。
指宿みたいに砂を掘って中に入るのではなく,砂を敷いてその上に横になるって感じらしいんですけど,見た感じ砂が少ない。笑
これ,この上に雨風よけの屋根をつくってたんですけど,何回つくっても台風や嵐で吹き飛ばされるらしいです。汗
そりゃいくら砂を敷いても飛ばされちゃって使い物にならないですよね。
自然環境の厳しさに納得。。。
このキャンプ場も高波が来たら一発でさらわれるらしいです。汗汗
お次は,島の南東にある荷積(ニツメ)という岬。
こんな感じで,天然のプールになってるところがあります。
海で泳げるところがほぼ皆無の悪石島では貴重なスポットです。(そういえば小宝島にもこんな感じの海水浴場が)
ただここ,本当は下まで降りる階段がついていたらしいんですが,去年の台風でごっそりさらわれたらしいです。写真左の階段が途中で切れちゃってます。。。
さっきの温泉といい,本当にすごいところです。
ラストは島の東端にある「ノンゼ岬」。
島の方は「東海岸」と呼んでいるそうです。
そうこうしてると、昨日誘ってくれたサッカーの時間に!
学校のグランドにいってみると…
やってるやってる!
さっそく混ぜてもらいます!
島の大人(+旅人)vs子どもチームで対戦!
どちらかが5点取るまで休憩なしというデスクワークおじさんには少々タイトなルールですが、ここは大人代表として負けるわけにはいかない!
途中からどんどん助っ人キッズが増えてきて、結局島の子どもたち全員集合しました笑
試合の方は、動悸・息切れ・足のもつれと戦いながらも、なんとか大人の面目を保ちました。(ふう…)
最後はみんなで記念撮影!!
島の子どもたちはほんと人懐っこい。
実は悪石島はこの立地とアクセスにもかかわらず、島外からいろんな人が訪れるらしい。
自分たちのような旅人や、ヨットで来る人もいて、外国人もちょくちょく来るとのこと。
そんな環境だから、子どもたちもフランクに接してくれるのかな。
世界一周の話をすると、「え?ほんとに?!ほんとにいくの?!」と目をキラキラさせてたのが印象的でした。
そして帰り際。
明日もサッカーをするのかな?と学校の先生と雑談していると、明日は港に釣りに行くとのこと。
釣り!!!
この大海原のど真ん中の島で釣り!
絶対釣れるやん!おもしろいやん!!
という心の叫びが届いたのか、
「一緒にいきますか??」
と誘ってくれる先生。
さすが先生。
僕たちの気持ちはお見通しですね(感激)
即答で行きます!!
明日も楽しみができたところで帰路へ。
今日も温泉に入って、爆睡でした。