【イラン】白砂漠を拝みヒッチハイク再開!ザラバード~バンダル・アッバース 2019.12.19
今日はザラバードの近くにあるDarak desertという砂漠へ!
この砂漠,テヘランで出会ったシァバシュにオススメされたところで
海岸線沿いに砂漠が広がる絶景スポットらしいです。
てことでさっそく砂漠の入口であるダラク村に向かいますが
公共交通がないのでここはヒッチハイクで!
ダラクへ向かう交差点で立っているとまずはバイクのおじいさんが乗せてくれたんですが
500mくらいで終了。笑
で,また少し歩いたところで今度はセダンに乗ったおじさん登場
今度はこのおじさんが砂漠の入口まで連れて行ってくれました!
ここからは海岸を目指して歩いていきます。
すると後ろからバイクに乗った親子が登場
向こうから声をかけてくれてバイクに乗せてくれました。
結局ほぼヒッチハイクで海岸に到着!
地元の人に聞いて景色がよさげなスポットを教えてもらい散歩します。
面白いのが海岸はこんな感じの茶色い砂なんですが
こんな感じでビーチの背後に白い砂漠が!
砂漠の砂というとこの海岸のような茶色いのを想像しますが
ここの砂漠は白っぽい色をしているのが特徴的。
立体感がCGみたい。
砂漠といいつつ南国の木が生えているのもここならではの景色です。
少し引いたところから。
こういう景色を見ていると月並みですが随分遠いところまで来たなぁ,と感じます。
しばらく歩きましたが砂漠というだけあってなかなか広く
サンダルで歩いているといつまで経っても前に進みません。笑
てことで
海岸沿いを爆走するバイクのおっちゃんに乗せてもらって入口に帰還。
なかなか見応えのある景色に出会えました!
さて,ここからはまたヒッチハイクでザラバードに戻るため歩いてダラク村へ。
ここはザラバードよりもさらに小さな村で商店などはほとんど見当たらず家がポツポツと点在しています。
そんな景色を見ながらメインロードで車を待っていると1台の車が止まってくれました。
がザラバードというとそっちには行かないということで残念。
と,思ってたら
数分後にさっきの車の兄ちゃんがバイクに乗って登場し
「連れてってやるよ!」
おおお!ありがとうアニキ!
アニキのバイクで爆走して無事ザラバードへ帰還。
ちょうどお昼時になったところで今日はここから500km離れたバンダル・アッバースへ向けてヒッチハイク!
すると30分ほどして1台の車が乗せてくれて
70km先のLirdafという町まで連れて行ってくれました。
ただそれまでの道のりで彼らの仕事の関係で畑や工場など色んなところへ寄ったので
時刻は既に15時すぎ。
ここからまた400km以上あります。
うーん今日は厳しいかなぁ・・・と考えながら立っていると
また1台の車がストップ。
けど5人乗りセダンに既に5人乗ってる・・・
それでもドライバーに乗れ乗れ!と促され助手席に2人掛けで出発!
どう考えても狭いんですが
やろうと思えばできるものでしばらくすると慣れてきました。笑
というよりこの状態で乗せてくれたことに感謝。
ただしばらく進むと人が降りドライバーにお金を渡しています。
そう,この車はシェアタクシーでした。
まぁ外見は一般のセダンだし乗せてくれることが嬉しくてそこまで確認しなかったので
お金を払うことになりましたが
このタクシーはこのままバンダル・アッバースまで行くというのでちょうど良かった。
結局バンダル・アッバースに到着したのは21:30。
ヒッチハイクでつないでいってたら今日中には到着していなかっただろうな。。
そしてこのまちではチャバハールで出会ったメンバーの1人が友達を紹介してくれて
その方のお宅に泊めてもらえることになりました!
イラン人ネットワークと懐の深さに本当に助かりっぱなしです。。
今回お世話になるシーラスと落ち合いお宅へ。
奥さんも息子さんたちもとっても温かく迎えてくれて
到着早々サンドイッチの夕食をいただきました。
シーラス家ではテレビで英語の国際ニュースが流れていて息子さんも英語を勉強してして
日本の文化や生活などについて色々と質問を受けました。
また,イランの現政権についても色々と意見を聞かせてくれて
その詳細を書くのは控えますが
これまで出会った人も大体なにかしらの意見を持っていて
国際社会から制裁を受け続けている現状から国民の政治的関心は高いんだろうなと感じました。
日本だと逆に政治的無関心が問題になるくらいですが。。。
と,そんな真剣な話をしつつも和やかなシーラス家のみなさん。
最後にみんなで記念撮影!
楽しいひとときでした。