【アルメニア・エレバン④】アララト山をこの目で・・!ホル・ヴィラップ修道院 2020.1.6
今日はエレバン最終日。
教会や修道院には行けましたが
「ノアの箱舟」が最後に流れ着いた場所とされている聖山です。
アララト山自体はトルコ領土内にありますが
アルメニア側からも見ることができ
その一番のスポットはエレバンの南,トルコ国境に近いホル・ヴィラップという場所。
修道院がありそこから眺めるアララト山がとても美しいと評判のスポットです。
ホル・ヴィラップに個人で行くにはエレバン駅の裏にあるターミナルからバスでのアクセス可能。
まずはエレバン駅に行くため初のメトロに乗車。
アルメニアの切符はオレンジのコイン型。
駅のホームはこれまた旧ソ連式の重厚な造りです。
駅裏のターミナルに到着すると
「ホル・ヴィラップ!」と叫びまくってこれだ,と教えてもらった451番のバスに乗車。
10時すぎに出発しました。
そして1時間ほどでホル・ヴィラップへ到着・・・
のはずが何もない路上で下りろとジェスチャー。
地図を見るとホル・ヴィラップから6km離れたバス停。
ここからホル・ヴィラップ行きのバスが出てるとは思えないし
とりあえず歩いて向かいます。
何もかもが旧ソ連時代のレガシーに見える
そんな景色をぽつぽつと写真に収めながら歩いているとタクシーが横付けしてきて
「500ドラムでどうだ」
100円ちょっとなのでここは乗っけてもらうことにします。
そしてホル・ヴィラップ到着!
小高い丘の上に修道院があります。
まずはその修道院へ。
修道院の中にはたくさんの人が。
そう,今日はクリスマスミサが行われているところでした。
響き渡る讃美歌
祈る人々
静かな時間も良いですが
ミサはまた特別。
良いものを見れました。
この良さを説明できるボキャブラリーを持ち合わせていないので写真から感じてください。笑
とにかく好きです。アルメニア正教。
そして本命のアララト山。
修道院が建っている場所からさらに高いところまで歩いて行けるようになっていて
あそこだ!!!
と興奮気味に登って行きアララト山の方向を見やると・・・
アレ,ナニモミエナイ。
1ミリも可能性を感じない完全な灰色の世界。
これもまた冬のアルメニアらしさか。。
この丘のまわりには何もなくてこの修道院だけがポツンとある感じ。
アララト山の方も高い建物や他の山はなく晴れていれば間違いなく山の全容が見える,そんな景色です。
この丘には5頭の犬を引き連れたおじさんがいて
このワンコたち,絵になるなぁとバシバシ写真撮っていたら
おじさんの足元に「PHOTO」と書いてある段ボールが。
あれ?これチップ払うやつか?
と思いましたがいくら写真撮っても何も言われず
ただサービス精神旺盛なだけなのか,謎のおじさんでした。
アララト山は見れなかったけど
修道院も十分見どころだったし満足したのでもと来た道を戻ってエレバン市内へ。
それから宿近くにあるカフェでブログや調べものをして夜行列車へ。
21:30。
しっかり定刻に発車し,一路クリスマスのトビリシへ。