【レバノン~クウェート】ペルシャ湾に面した小さなアラブの国へ。 2020.2.3~5
******2020.2.3******
ここ数日
レバノンを旅しながらこの後のルートを考えていました。
中東ではサウジアラビア,ヨルダン,イスラエルには絶対行きたい。。
そしてこの後エジプトからアフリカ入りすることを考えると
サウジアラビアの1番遠いところに飛んでヨルダン,イスラエルの方へ移動していくのが良さそう。
そう思いながら地図を眺め航空券を調べていると
そこ目的には行かないだろうし,こういう機会にトランジットで滞在するのもありか
ということで
レバノン→クウェート→バーレーン→サウジアラビア→ヨルダン→イスラエル→エジプトというルートで中東を巡ることに!
まずはクウェート行きですが
この日はチケットが高かったので明日の夕方便を予約。
宿代が高いので宿近くのカフェでPC作業して
空港に向かい1泊することに。
宿近くのカフェsip
wifiも早くて長居しても問題なし。
まわりの人たちも長時間パソコンで仕事していたりビジネスミーティングしていたり
料金もカプチーノで6000ポンド(330円)とベイルート中心部にしてはお手頃で
なかなか居心地良いカフェでした。
夜になると宿でバックパックをピックアップし、モハメド・アル・アミンモスクの南のこの辺りで空港行きセルビスを拾います。
ベイルートの空港は意外にもセキュリティチェックが緩々で入口での荷物検査もありません。
中の椅子に座って遅れている日記を書きながら夜を明かします。
ちなみにフリーw/fiがありますが30分〜1時間しか使えません(悲報)
******2020.2.4******
この日もひたすらPCとiPhoneに向き合い
時間が来るとチェックイン
middle east airlineという航空会社がかなりのウェイトを占めているこの空港。
この空港に限らず名前からも中東各地で幅を利かせている会社ぽいですね。
レバノン杉が描かれた機体。
2時間ちょっとでクウェート国際空港へ。
クウェート入国にはビザが必要で空港でアライバルビザが取れると聞いたので窓口へ。
手順は
整理券を取る
↓
申請用紙に記入
↓
パスポートの顔写真ページをコピー(持ってない人)
↓
ビザ代3クウェートディナールを機械で現金支払い(横にATMあり)
※1ディナール=360円
↓
自分の整理番号が呼ばれたら窓口へ
というシンプルなものなんですが
途中で職員に止められ
「先にこれを持って下の階へ行ってきてください」
と何やら紙をもらう。
下に降りると医務室があって体温測定。
他には中国の人たちが。
そう,これは世界的な脅威になりつつある新型コロナウイルスへの対応のようです。
日本も中国武漢からの保菌渡航者がいて国内での感染者か確認されたので
当然といえば当然なのかもしれません。
その検査を終えると再びビザ窓口へ。
ビザ手続き自体はシンプルで迷うことはありません。
ビザをもらうとイミグレもそのままパスして入国。
今日は夜の10時を回っていてクウェートのホテルは軒並み高いので空港に泊まることに。
出たところはモールになっていてフードコートもあったので
ひとまず腹ごしらえに中華プレート(2.5ディナール・900円)
その後は空港内の椅子に陣取り。
中東は暑い国のイメージですが
こちらも冬なのか空港内も肌寒いくらい。
朝まで寝たり起きたりを繰り返しました。
ちなみに空港wifiは1時間起きに途切れますが再接続すればずっと使えます。
******2020.2.5******
翌朝。
椅子に座れたのは良かったんですがコンセントがないのでiPhoneやPCの充電が危ない。。
ということで電源付きカフェで充電します。
ここ,レギュラーサイズのラテ1杯で1.55ディナール(560円)
やはり中東に入って物価が上がってきています。
次のフライトは明日朝バーレーン行きなので
今日は1日クウェートのまちを歩きへ。
空港から首都クウェートシティの中心部まではバスで移動。
13番のバスに乗りました。
料金は0.25ディナール(90円)
1ディナールの金額がでかすぎるわ!(360円)
と思ってましたが
実は¼札まであるんですね。
そしてディナールの補助単位としてFils(フィルス)というのがあります。
1000フィルス=1ディナール
1時間ほどでクウェートシティ中心部のターミナルへ。
さて,ここクウェート。
実は来てみたものの調べても特にピンと来るものがなく
とりあえずどこの国に行っても賑わってそうな市場(スーク)へ。
さすがオイルマネーで潤ってるだけあるスークも綺麗に整備されています。
国旗や指導者?偉人の肖像画を多く見かけます。
スークを歩いているとチャイ屋さん発見!
外で茶をしばいていたおっちゃんたちから
「撮ってくれよ!」
とリクエスト。
キャッキャしながら撮影。
手前のおっちゃんは写真嫌いではなく恥ずかしがり屋。
いじられキャラで可愛い。
ついでにハイテンションなチャイ屋のアニキ。
こっちも「撮ってくれ!」
と店の厨房まで入って写真撮ったり。
やかん?のデザインが個性的。
中東でおなじみのシーシャも!
お茶も美味い!!
おかわり3杯しちゃいました。笑
そしてお茶を飲むときに水ボトルを常備するのがスタンダードらしい。
日本酒のチェイサーか。笑
そのスークの近くにはクウェート最大のグランドモスク!
ですがかなり色んなモスクを見てきたので惹かれるものがないと入る気がせずここはスルー。
海岸沿いの道を歩いて行きます。
クウェートシティは大きな湾に面していて遠くにはめちゃくちゃ長い橋がかかっているのが見えます。
道も綺麗でビーチにはポイ捨て禁止の立て看があったり
民度は高そう。
そして海沿いの道をずっと歩くと
すぐそばはビーチ。
冬とはいえ日が照ると汗ばむ陽気ですが
海岸で遊ぶ親子のお母さんは肌の露出ほぼゼロの黒いアバヤに身を包んでいます。
意外と長い距離を歩いて汗もかいてきたので中心部に戻ることに。
ウォールアートが中東テイストでカッコイイ。
中心部のレストランはどこも高そうでしたが
路地裏にローカルっぽい食堂を発見!
チキンカレーを頼みます。
ライス、スープ、サラダ、チャイ付きで1.1ディナール(400円)
そうそう好きなのはこの感じ!
嬉しくてバクバク食べてると
ライスやスープをおかわりさせてくれたり
「どっから来たんだ?」
「名前はなんて言うんだ?」
とフレンドリーに話してくれて
やっぱりローカルが1番落ち着きます。
それから再び13番のバスで空港へ。
クウェートシティの中心部は高層ビルや車や人が集まり都会の様相でしたが
空港近くの町並みを眺めていると庶民のまちっていう感じでこっちの方が面白そうでした。
空港へ帰還。
次は早朝便でバーレーンへ飛ぶので今日も空港泊。
電源を確保したいので
今朝の違うカフェでPCカタカタ。。。