【サウジアラビア・ジェッダ】伝統建築が生きるメッカへの玄関口。2020.2.11
朝9時。
リヤドから13時間かけて紅海沿岸の街ジェッダへ。
道中はひたすらに砂漠とまっすぐな道があるのみ!でした。
ジェッダのsaptcoターミナルは割と中心部にあって便利です。
ここジェッダではホバールのダヴードからカウチフレンドを紹介してもらったものの
他のゲストがいるからベッドが空いてないということで
バスターミナル近くのホテルに泊まることに。
Burj Al Balad hotel apartment
ダブルルーム1泊3200円。
これでも中心部では安い方なんです・・汗
アジアの数百円のドミトリーが懐かしい笑
ここでダヴードのカウチフレンドから
「泊まるのは無理だけどせっかくだから会おうよ!」
と連絡が入ったので待ち合わせることに。
インドにルーツがあるファビッド。
彼の友達のマンスールも合流してオープンテラスでアラビックコーヒーをいただきます。
実はサウジに来るなら今(2月)がベストシーズンで
他の季節は暑くて昼間から外でコーヒーなんて飲めやしないらしいです。。
たしかにサウジはかなり暑いと聞いてましたが
この日の最高気温は25℃
日差しは若干きついですが涼しい風も吹いてて過ごししやすい気候です。
彼らは自然が大好きで
サウジにも砂漠だけじゃくて緑豊かな山や奇岩,湖もあったりと豊かな自然があることを力説。
週末には20時間かけて1000km車を運転して弾丸トレッキングに行くとか筋金入りの自然好き。
彼らいわくサウジは街を巡るのに1ヶ月,自然を満喫するのに1ヶ月,少なくとも2ヶ月は要るらしい。
たしかに世界的にもまだまだ未開拓のところばかりだろうから楽しそう。
その後,ランチに行こう!ということでレストランへ。
がっつり米に肉がドーンと乗ったボリューム満点のアラブ飯。
現地名で
手前がマンディ
奥がゾルビアン
出会ったときに
「アラブの国に来たのにここまで食べたのカレーとビリヤニだけなんだよー。笑」
と話したので
気を遣ってくれてローカルなアラビックレストランに連れて来てくれたみたいでなんですが
「これはどんな料理なの?」
と聞くと
「んー,ビリヤニみたいなもんかな!」
と返ってきたのには笑った。
彼らはランチが終わるとそれぞれ仕事に戻るということで一旦解散になったので
単独まち歩きへ。
ジェッダは紅海沿岸にあって
目と鼻の先にあるイスラム教最大の聖地・メッカの玄関口として栄えた港町。
当然メッカにも行きたいところなんですが
ムスリムでなければ街に入ることすらできないので断念しました。
そんなジェッダにはメッカへの玄関口として栄えてきた特徴的な旧市街があります。
特に2階の窓部分が突き出ている木製バルコニーが印象的。
建築様式だけじゃなくて装も素敵。
ちょっと遊び心のあるウォールアートも。
そして車も通らない入り組んだ路地に
のんびりティータイムを過ごす人たち。
猫。
このまちは犬がまったくいない代わりに猫がめちゃくちゃいます。
ジェッダは今では紅海沿岸随一の大都市ですが
この旧市街はゆったりした空気が流れていました。
モスクもライトアップされ,日が暮れてきました。
そこから海沿いのコルニシェへ。
ホバールでもそうでしたがサウジの海沿いのまちには人々の憩いの場としてコルニシェがあるようです。
ここジェッダには北と南に2箇所大きなコルニシェがあって
18時以降に南側のコルニシェに行くとあるものが見えます。
それがこれ!
King fahd's fountain(ファハド王の噴水)
「世界一高い噴水」でその高さなんと260メートル!
大量の水を260mの高さまで噴射し続けるために飛行機のジェットエンジンが使われているというクレイジーぶり
これが夜になると延々と噴き上がっているんだから
金持ちのすることはぶっ飛んでて本当面白いです。笑
地元の人たちにとっても身近な観光スポットになっているようで
コルニシェの遊歩道やベンチに座って噴水を眺めながらくつろいでいる人たちがたくさんいます。
しばらくここで寛いで再びファハド,マンスールと合流。
彼らのゲストたちも一緒に夕食へ。
メンバーはドイツやイギリスから来たサイクリストや
アフリカのマイナーな国ばっか行ってるバックパッカー。
観光ビザが解禁されたばかりの謎の国に来る旅人は一癖も二癖もあるやつばかりで面白かった。笑
ここでもサウジの大自然スポットの話に。
そんなに言われたら行かないといけない気もするけど
今後の旅程を考えるとそんなに時間もかけられないので
ここからは北上してヨルダンを目指すことにします!!