【エジプト・ダハブ②】沈没スポットで泳がずにのんびり。2020.2.22~23
******2020.2.22******
「ダハブに来たのになんでダイビングのライセンス取らないんだ!!」
と宿のオーナーに口酸っぱく言われながら
シナイ山が目的だった僕は翌日のカイロ行きのチケットを取ることに。
日本でダイビングやったことあるけど
自由度が少ないのがどうもしっくり来なくて
素っ裸で自由に泳ぎまくりたい派だと気づいたのです。
色んなバス会社がありますが
GO BUSという会社が大手で評価も良かったのでオフィスへ。
カイロへは朝から晩まで1日数本出ています。
買ったのは21:30発で265ポンド(1900円)
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てことで明日の夜までのんびり過ごすことに。
オフシーズンのダハブはさすがに人出が少なく
カフェやレストランにもほとんど人がいないので
ちょっと活気がないな・・と寂しさを感じるかと思いきや
そんな気持ちにならない不思議なまち。
こんな綺麗な海を眺めながらぼーっとしたり
ぷらぷら散歩しながら気に入った景色を写真に収めたり
レストランのオーナーやスタッフも
「いつものことだから」
という感じでのんびりしていて
時間もあるからか絡みも営業トークじゃなくただの世間話。
写真はオーナーから
「アラビア語と日本語を教え合おう!」
と誘われ
ノートに知りたい言葉を書き出しながら交換学習した跡。
うちのテラスは景色が良いんだぞ!
と無人のテラス席に案内してくれたり
まちの人の「生き急いでない感じ」が心地良さに繋がっているのかも。
ふらっと行き着いたカフェが居心地よくて
ダイビングの練習やシュノーケリングしている人たちをぼーっと眺めたり
スタッフと仲良くなって
店の写真を撮って送ってくれ!
と言われ何でもない写真を撮ってはスタッフにあげたり。
夕方になると海岸沿いを散歩。
このまちには「何もしなくても良い」という謎の雰囲気が流れていて
旅人が吸い寄せられて沈没していく理由がよく分かりました。笑
夜は一緒にシナイ山を登ったひろかさんとローカルレストランへ。
これにサラダ,パン,ライス,フムスが付いて1人80ポンド(580円)
美味しくてボリューム満点でこれは大当たり!!でした。
******2020.2.23******
すっかりダハブの空気に呑まれてダラダラしているとネコがお出迎え。
とりあえず朝食調達。
人気のGERMAN BAKERYへ。
パンの種類も豊富で味も完全にヨーロッパのパン屋さん(ヨーロッパ行ったことないけど笑)
100~200円台とリーズナブルにGETできます。
その後宿でのんびりしてお昼は日本人のおばちゃんがやっている日本食レストランへ。
これ今泊まっているSEVEN HEAVENの屋上にあるんですね。
なんで来たかというと
日本食が恋しくなったからではなく
ヨルダンの宿で出会った男の子がここのレストランに住み込みでお手伝いしていることが分かったから。
日本食大好きな純日本人ですが
海外では不思議と日本食欲が沸かず。
てことで
久しぶりとなった日本食は親子丼!
70ポンド(500円)と現地の価格帯からするとお高いですが
日本人がやっているとあって味付けが完璧に「和」で美味でした。
午後は行きつけになったカフェでPC。
レストランでお手伝いをしていた男の子もやってきてのんびり。
あっという間に夕暮れ。
今日も穏やかな1日でした。
ということでダハブを後にしてカイロへ。
他の旅人からしたら
「あり得ない!」
と言われそうなスピードですが
僕の中では
たった1日でも1週間何もせずに過ごした気分になる
そんな魔性のまちでした。笑