【タイ・バンコク⑦】郊外編・地獄寺「ワットパイロンウア」 2019.5.28
今日は郊外にある「ワットパイロンウア」というお寺に行きます!
ここは通称「地獄寺」といって,写真家の佐藤健寿さんの「奇界遺産」でも紹介されている変わったお寺です。
カオサンからチャオプラヤ川を渡って西側にある「南バスターミナル」へ行き,そこからバスに乗って1時間ほどで到着です。
まずはカオサンかから「南バスターミナル」までバスで移動します。
チャオプラヤ川を越えて。
ちなみに「南バスターミナル」は「Sai Tai Mai(サイタイマイ)」というらしく,これを連呼していればバスでもタクシーでも着きます。
さて,バスターミナルへ到着・・・てガソスタじゃん。
あれ?と思って
バスのおばちゃんに「サイタイマイ?」って言ったら
「あっちあっち」と指さされ,向かっていくと
SCプラザというショッピングモールの横に
ありました!ターミナルっぽい。
ウロウロしていると
あった!
この68番バスがワットパイロンウアを通るらしいので乗り込みます!
バスはエアコンなし扇風機パターン
けど走ってるとそんなに暑さは気にならないです^^
ひたすらだだっぴろい真っすぐな道を爆走します。
うっすら白い大仏が見えてきました。
到着ー!
何もなーい田舎感の中でひときわ目立つ門!
これがお寺の入口です。
このお寺,めっちゃ広い!!!
終わりが見えない真っすぐな道路を進みます。
池や生垣もあって道路脇まで綺麗に手入れされてます。
さっそく,空き地みたいな場所にポツンとたたずむ仏様を発見
家でプロ野球を見るお父さんくらいリラックスした様子の仏様
立派に装飾された寺院
威厳ある表情をされた仏様
タイの仏様は表情が一人ひとり(?)個性的です
修復中?
華美な装飾がなくて歴史的な趣を感じさせる気になる建造物です。
さらに進むとおびただしい数の仏様
こんな綺麗に等間隔で整列した様子を見るのは小学校の運動会の準備体操以来でしょうか
これはインドの神話に出てくる蛇の神様(ナーガ)ですかね?
仏様の目は下を向いて眠気なまこのように見えますが,これは半眼(はんがん)といって慈悲の目で我々人間を見てくださっている,ということみたいです。
座禅体験をすると,半眼によって心が静まって集中できるということで教えこまれますが,割とキープするのが難しかった。。
煩悩の塊なんでしょうね。笑
まだまだ修業が足りませぬ。
さきほどからチラチラ見えていたのが
ひときわ大きな白い仏様
大きさが伝わらない写真ですが,存在感がすごいです。
これは僧侶?の方々になるんですかね
タイ人の顔つきではないですね
このあたりから段々説明が難しくなってきます
僧侶集団のコーナー
地獄へ落ちそうな人々
僧侶をいじめてはいけません!!の図?
そこかしこでウ〇コしてはいけません!
家庭内暴力はいけません!
「ち,ちがうんだ,誤解だ,まってくれ!!」
「うそおっしゃい!!」
家庭内暴力?旦那の方が悪そう(笑)
むりやり物を運ぼうとしたら危ないよ?
象は大切に?
絶体絶命のピーーーーーーンチ!!!
これは・・・なんなんだ?
私のか細い知識と想像力ではメッセージが読み取れませんでした。。。
さて,いよいよ「地獄寺」といわれる所以のスポットへ。
ここは地獄に落ちるとこうなっちゃうよ,という戒めの意味を込めて地獄の様子が表現されているエリア。
一見ふざけているようにも見えるものもありますが,タイの人たちは子どもを連れてきたりするそうで,教育的な側面もあるみたいです。
では,さっそく中へ。
【閲覧注意】
※ここから先はグロい写真が続きますのでそういうの苦手な方は控えてください。
入口横では既にオニさんが迎えてくれてます。
苦しみもだえる人々
鳥に食われ
虫に食われ
なんとか許しを乞いますが
そんなの関係ない(血の池地獄)
地獄には色んな種類がありますが,舌抜かれるのはデフォルトメニューのようです
これは「等活地獄」といって,お互いを信じられなくなり,殺し合いし続けてしまう地獄。(調べました)
針だらけの木を昇り降りさせられる地獄
そりゃ凹みますよね
ア〇パ〇マンぽいなと思ってつい寄りました
手がでっかくなっちゃった
一突きにされ
首を落とされ
体を潰され
やられちゃってます
絶望感ただよう表情です
もはや人間ではなくなった方々
たくさんいらっしゃいます
みんなで許しを乞います
でもダメです
なぜならここは地獄だから。
死体を運ぶ人たち
てかみんな死んでるじゃないの
ひときわ目を引く巨人たち
手を合わせ天に突き出し仁王立ち
存在感バツグンです
そして今日も続く地獄の処刑
なかなかストレートな表現がされてて強烈でしたが,
仏教徒じゃなくても
「悪いことはせず真面目に生きていこう」
と思わせてくれる印象的な場所でした。
さて,地獄を見たあとはちょっと休憩
一番奥まで進むと地元の市場が開かれてました
この屋台でつくねみたいなやつを
6バーツ(20円くらい)と手軽でうまい
コーラあるじゃん!!
死ぬほどあっついので20バーツで即購入
そのまま渡されるのかと思いきや
氷たっぷり別容器で取っ手ありの袋付き。
日本の屋台より良いサービス。
少し休憩したら帰路へ。
こちらのバス停でバスを待ちます。
が,全然来ない。
一緒に待ってたおばちゃんも苛立ちを隠せません。
待つこと1時間・・・
やっと来たーーー
ここから来た道を通ってバンコク市内へ帰りました。
明日は予防接種を受けて,タイ北部のチェンマイへ移動します。