【ミャンマー・ヤンゴン②】インドビザ取得手続と初の食中毒 2019.6.10~14
僕は今回の旅はできるだけ陸路で行きたいなぁと思っています。
移動中って車窓からの景色とか他の乗客との交流とか,飛行機でまちからまちへ飛ぶだけじゃ見えないものが見えるのもあって,移動自体それほど苦ではないんですね。(体力的には堪えますが笑)
そして,ミャンマーの次はインドに行こうと思ってます。
インドはビザが必要な国ですが,対日本人にはe-VISAや主要空港だとアライバルビザが取れたり,他の国の人と違ってかなり優遇されています。
しかし
陸路だとそうもいかなくて,他の国と同じように大使館に申請しないといけないんですね。
そこで,ヤンゴンのインド大使館で手続きができるということで少し日数がかかりますが,やってみようと思います。
【必要なもの】
①ビザ申請書類
②証明写真1枚
③パスポートのコピー
④ミャンマー入国スタンプのページコピー
⑤日本大使館のレター(推薦状)
⑥申請料金(USドル新札で11ドル(5ドル×1,1ドル×6))
これらを揃えるのと,申請にかかる日数を考える必要があります。
まず,ビザ申請時に必要な日本大使館のレターが翌日発行になります。
そして,ビザ申請手続は3営業日かかります。(月曜日申請なら木曜日受け取り)
大使館は土日休みなので,水曜日以降に申請すると翌週になってしまい時間のロスです。
という事情を考えるとベストなスケジュールは
【1日目(月曜日)】
・日本大使館でレター申請
・ビザ申請書類作成(パスポートコピー,証明写真準備含む)
・新札ドル用意
【2日目(火曜日)】
・日本大使館でレター受け取り
・大使館でビザ申請
【5日目(金曜日)】
・ビザ受け取り
です。
てことでさっそく今日(月曜日)から動きます!
****2019.6.10****
まずは,ドルの新札を揃えます。
ミャンマーはドルも使える国なんですが,政府がミャンマー独自通貨のチャットの使用を奨励していて,かつドル札のクオリティには厳しく(チャットはボロボロなのに)綺麗な札でないと扱ってくれないらしいです。
僕はたまたま5ドル札と1ドル札を持ってたんですが,新札ではないのでチェンジしてもらうため,銀行に行きます。
が・・・
次々に断られます。
自国でボロのドル札が使い物にならないから,交換してくれないんですよね泣
うーん,ここはめちゃくちゃデカいところにいってやろうと
ミャンマー最大手の「KBZ BANK」の大きい店舗に乗り込みます。もしかしたら本店かな?
拙い英語であんまり意思疎通できなかったですが,手持ちの札のうち10ドルは新札にチェンジ,1ドルは新たに買うことになりました。(ボロすぎてダメとのこと)
現レートでの1ドル分のチャットを支払って新札をGET!
といっても,手に入るのは完全なピン札ではなく「使用歴のある綺麗なお札」でした。
若干不安を感じつつもとりあえずこれでいくことにします。
お次は日本大使館へ。
10分ぐらい走ったところで降りて徒歩5分ほど。
受付の人も日本語話せるので安心です。
パスポートを渡し要件を伝えて中へ。
レターの申請自体は紙に書いて出すだけなのですが,そこにインドでの旅程(日付,滞在都市,宿泊先,連絡先)を書く欄があって,ここを適当に書いちゃうと突っ込まれるらしいです。
そして大使館には携帯電話を持って入れないので,事前にメモを用意しておくのがベター。
滞在都市や日数はつじつまの合うように,宿泊先や連絡先はネットで現地のホテルを調べてホテル名と電話番号をメモっておくとスムーズです。(予約済みかどうかは見られないので適当なホテルで大丈夫)
申請用紙に必要事項を書いて20分ほどで終わりました。
お次はスーレー・パゴダ付近まで戻ってきて,38Stにある旅行代理店へ。
旅行代理店「Gate Way」
中に入ると日本人とみるや「インドビザの申請ですか?」と聞かれる。
結構多いみたいですね。
ここでオンラインビザの書類を作成してもらいます。
自分でやればいいのかもしれませんが,パスポートコピーなど書類一式整えてくれるのと,代金が5000チャット(355円)と安いのでここはお願いします。
証明写真は日本で色んなサイズのをつくってきたのでそれを渡しましたが,証明写真のデータがあれば引き延ばし印刷とかもしてくれるみたいです。
15分ほどで終了。
これで今日の準備完了です。
****2019.6.11****
今日はビザ申請の日。
ますは朝一番で日本大使館へレターをもらいに行きます。
受取可能時間は8時30分から。
36番バスで大使館へ向かい,書類をもらいます。
3分くらいで終了。
そしてインド大使館へ。
インドビザの申請受付は9時30分~11時。
これを逃すと受取が翌週になってしまうので,早めに行きます。
大通りに面したこちらの立派な建物。
ビザ申請窓口は脇道に入ったこちらから。
9時すぎに着きましたが結構人がいました。
中に入るとこんな紙を渡され,紙幣に振られた番号を書き写すように言われます。
ちなみに申請料金は8ドルと3ドルに分かれているので,2枚に分けて書きます。
そして,いざ申請。
書類は結構適当に見られますが,ドル札はめっっっっちゃチェックされます。
冷や汗出ました。
なんとかクリアしましたが,後ろのスペイン人カップルは「綺麗なやつに変えてきて」と突っぱねられてました。
こわ。。。
受取日時を書いた領収をもらって終了。
金曜日の15時~16時です。
この間パスポートがホールドされてるので,コピー持ってても遠出したりあんまりウロチョロしない方が良いかもですね。
とかいってたら,この後,ウロチョロしたくてもできない状態になってしまいます。。。
****2019.6.12****
深夜,突如目が覚め,激しい吐き気に襲われる。
トイレに駆け込み高速リバース。
その後,上からも下からも容赦ない攻撃。
そして激しい腹痛。
これは・・・
食中毒
ですね。
まともな食中毒初めてなりました。
この日はいつ寝たか分からないくらいトイレとベッドを行き来し,嘔吐・下痢がおさまったと思ったら39度の熱と全身の痛みが続いてろくに眠れず地獄でした。
インフルエンザもなったことないので病気になると弱いんですよね。。
結構一緒にご飯を食べているとしおさん,じゅんじさんは何ともなかったみたいなので,そのときの体調とか食べた部分とかなのか。。
途中,水だけではつらくなって,「必要なものがあったら言ってね」というとしおさんに甘えてアクエリを買ってきてもらいました。
ありがとうございます泣
としおさんの優しさとアクエリがあったことに感動。
****2019.6.13****
朝起きるとなんとか平熱まで下がった。
体のだるさはあるものの普通に歩けるレベル。
ビザ手続とか移動とか予定ない期間で良かった。。。
お昼に優しいものということで,ちょっと前にカレーを食べた日本食レストラン「SMILE」へ。
2日ぶりの食事はうどん。
ちょっと辛さはあるもののベースはしっかりうどんで染み渡る。
病み上がりなので今日は宿で安静に。
****2019.6.14****
今日はインドビザ受取の日。
受取は15~16時ですが,お昼に前職の先輩のつながりでヤンゴン在住の日本人の方とお会いできることになり,予約していただいたレストランへ。
ヤンゴン中心部の一等地にある「サクラタワー」。
(写真中央奥・白いビル)
日本企業が建てたヤンゴン有数の高さを誇るオフィスビルだそうです。
その最上階20階にあるレストラン「Thiripyitsaya Sky Bistro」がランチの場所。
屋台で100円台のメシを食ってうめぇ~とか言ってる
たいして高い食べ物の味が分からない貧乏パックパッカーがこんなところに来ていいんでしょうか。
若干とまどいながら,一応サンダルではなく靴を履いてきました。(ドヤ)
このビルの日本企業オフィスで働く大澤さん。
一瞬で人の良さが伝わる物腰の柔らかい方です。
ミャンマーカリー。
これはもはやミャンマー料理なのかすら分かりませんが,
感想はいわずもがな,美味いです。
20階から見るヤンゴン。
手前に見える大型クレーンは,日本の大手ディベロッパーも参画する大型開発事業らしいです。
大澤さんには,ミャンマーで働くことになった経緯から,こちらでの生活,ミャンマーの今について色々お話を聞くことができました。
お忙しい中,時間をつくっていただいてありがとうございました!
さて,15~16時がビザの受け取りなので遅れないように15時にインド大使館へ到着。
無事にビザが下り,パスポートが返ってきました。
メインイベントが終わり,明日ヤンゴンを出ようと思いますが,
そういえばヤンゴンらしいスポットにほぼ行ってません。
てことで,ヤンゴンのランドマーク,ミャンマー国内でも2番目に大きいという「Shwedagon Pagoda(シュエダゴン・パゴダ)」へ!
中心部にあるので,宿のあるダウンタウンからはタクシーで10分もかからないくらいです。
入口にはでかい守り狗。
外国人は10000チャット。やはりミャンマーの人々のための神聖な場所です。
パゴダへと続く廊下。豪華なつくりです。
エスカレーターまである。
パゴダのある広場にはたくさんの人
大きさが伝わらないのが残念ですが,高さは105m。
ヤンゴンではこのパゴダ以上の建物を建ててはいけないらしいです。
夜になるとライトアップされ,仏教徒でなくとも壮観な景色です。
パゴダに向かって歌う(ようにみえる)ちびっこ僧侶たち。
ちょっと頭が傾いてつらそうなコもかわいい。
雨季なので途中ドシャっと雨が降りましたが,屋根付きのところで雨宿りをしつつ,歌を歌う(ようにみえる)地元の学生たち。
雨上がりの広場もなかなか情緒があります。
そんな景色をみながら,ただの観光スポットではないミャンマーの日常の中にしばらく身を置いていました。
明日は夜行バスでバガンという町にいきます!