【インド・アムリトサル③】近くて遠いパキスタン。ビザ発給を待つ日々。 2019.8.26~9.5
さて,めちゃくちゃ居心地の良い黄金寺院,そしてアムリトサルのまちですが
そろそろ次の国・パキスタンへ行こうかな!
と思ってたんですが
旅はそんなに予定通りにはいかないもんで
だいぶ前に申請したパキスタンのe-visaの結果が届かない。。。
実はパキスタンはこれまで長期旅行者にとってネックな国で
第3国でビザ申請できない国だったんですね。
日本にいるときに大使館へ申請すれば楽に取れるんですが
ビザの期間が3ヵ月までなので
いつどこの国へ行くか分からない自由に旅する長期旅行者には厳しい。
ただ,つい数ヶ月前にオンラインビザサイトが開設されて
海外からでもパキスタンのビザ申請・取得が可能になったんです!!
これはパキスタンに呼ばれている!
行くしかない!
と意気揚々と申請したんですが
ひとつミスったのが
パキスタンのツーリストビザには2種類あって
【Tourist visa】
e-visa発給
審査期間:7~10営業日
【Tourist visa on arrrival】
それを持って空港または国境でアライバルビザ発給
審査期間:48時間
で申請内容はほとんど変わらないけど
審査のスピードがかなり違うんですね。
で,僕は間違えて通常のツーリストビザを申請してしまいました。
がそれにしても
パキスタンのworking dayをチェックすると
今すでに10営業日ももう過ぎてます。
怠慢なのか問題があったのか・・・
問い合わせメールや電話をかけてみるもコンタクトは取れず。
てことで
毎日パキスタンのオンラインサイトで自分の申請状況を確認する日々です。
そしてこの間に宿を移りました。
結局巡礼宿には4泊させてもらったんですが
一緒に過ごしたおのぎさんがあるとき
「何日いていいか?」
と職員の人に聞いたら
「3日」
と言われたようで
そのとき既に4日目。笑
たぶんこちらから何も言わなければまだいても良かったのかなとも思いつつ
(僕も4泊しましたがチェックアウトするまで特に何も言われず)
もう1泊だけさせてとお願いして
おのぎさんと共に4泊5日で宿を後にしました。
あともう一つ宿を出た理由があって
ベッドバグ
が出ます。泣
全てのベッドではないかもしれませんが
高確率でみんな被害に遭ってます。
みんな自前の寝袋やエマージェンシーシートに包まって寝てましたが
それでも翌日はみんな痒そうでした苦笑
僕も最初の2日くらいはなんともなかったんですが
まぁシーツ変えたりしないんで汗や脂につられて寄ってくるんでしょうね。
あまり綺麗なもんじゃないので写真は自重しますが
ボッコボコ
にやられました。
と
事実は事実として残しますが
無料で何日も泊まらせてもらった身なんでね
感謝しかないです。
本当にお世話になりました!!!
移ったのはBackpacker's Nestというゲストハウス。
ドミトリー1泊200ルピーで
AC・wifi・ホットシャワー付き
ベッドや共同スペースも割と綺麗で快適です。
ひとつ言うと,地下で窓もなく薄暗いのでずっといたらうつ病になりそう。
ここに腰を据えて
昼間はまちをぶらぶらして八百屋の兄ちゃんや寺院のボランティアの人と話したり
ボランティアの青年たち(だれに会っても年齢不詳笑)
クルチャ食べたり
クルチャ食べたり
クルチャの価格帯も大体おさえました。
クルチャ完全にハマった。笑
アムリトサルは快適なんですがひとつだけ
wifi付きのカフェがないってのがネックで
マックに行って仕方なくインドsimのデザリングで作業。
そして久々に食べるマックが美味い。
ポテト最強。
ただここのマックはベジオンリーでバーガーもカレー味の野菜が詰まってます。笑
こんな日々過ごしてる中で
「先に進みたいのに」「あと何日待てばいいんだー」
とかネガティブなマインドでいると
ほぼ誰とも話さず出会わず一日が終わったりするんですが
「まぁこれも旅やな」「急ぎ足で来たしちょっとのんびりしよう」
とポジティブなマインドでいるときは
不思議と出会いがあったりするもので
宿のゲストで
ローカルツーリズムや環境保全のプロジェクトに関わってるインド人に出会えたり
別のカフェにいたら
ワガ国境の近くの村に住んでるローカルと仲良くなって
バイクで家に連れていってくれたり
彼の村は国境まで6kmのところ。
聞いたとおりなかなか田舎だった。
家にあげてくれてチャイをいただいた。
実はこのあと
「親が病気で治療費が・・・」
とか
「ガソリン代が必要・・・」
とかお金欲しさの絡みをされてちょっとめんどくさかったけど
やんわり断ったらそれ以上何もなく帰りも送り届けてくれて
村人にリンチされて丸裸にされたり
チャイに睡眠薬入ってて起きたら丸裸にされたり
インドでよく聞くトラブル集に載るような事件が起きなくて良かったです。笑
マックにいたときも
翌日パキスタンに行く日本の大学生のコたちと会って
歴史が大好きでシベリア鉄道やバルト3国とかちょっと変わったところにも旅してる面白いコたちで
5時間くらい話し込んだり。
やっぱ心の持ち様って大事だなと思いました。
そして
滞在中の宿では一番の古株になり
新しく宿に来た日本の旅人を無料食堂に案内したり笑
同じく宿で居合わせたスロバキア人のコと日本やスロバキアの文化について話したり。
そんな感じでアムリトサルで計2週間過ごしましたが
旅先としてのアムリトサルに満足しきった今
これ以上この町にいるのは停滞している感じがして逆に居心地が悪くなってきました。
パキスタンからは相変わらず応答はなくもう少し待ちたいなと思いますが
ここは飛行機への代替ルートも検討しつつ
首都デリーへ移動することにします.!