【インド・ブッダガヤ~バラナシ】噂のジェネラルクラスで移動 2019.7.7
今日は朝からTaraのガイドで他のスポットを回る予定でしたが・・・
またガンガン雨。
日本の梅雨のようにシトシト降る長い雨です。
今日はバイクで郊外の村にも連れていってもらう予定だったので,これは止むのを待つしかないね,と話をしてとりあえずお茶しようと誘われ近所でモーニングチャイ。
朝のチャイは特別うまい。
横にいたおっちゃんから日本の昔の1円札の画像を見せてきて「これ持ってる?」と聞かれる。
1円玉を持ってたので「今の1円はコインでこれだよ」と見せると「1ルピーと交換しよう!」いわれ交換。
1円と1ルピーだと向こうの方が損なんだけど,まぁ少額だし気にしなかったのかな,と思って受け取りましたが,,,
これ今は使えない硬貨だったみたい。笑
さすが数字に強いインド人,しっかりしてらっしゃる。
その後一旦宿に戻ってしばらく待つも止む気配がなく,この先早めに行きたいところもあったので,チェックアウトして次の目的地・Varanasi(バラナシ)へ移動することに。
ただ,直前で電車のチケットが取れない・・・
でも移動したい。
ここで今まで浮かんでこなかった選択肢が出てきた。
「ジェネラルクラス」
インドの列車はほとんどが予約制でチケットを取るのが困難といわれてますが,
実は予約不要の激安当日券も販売されています。
「当日券あるならわざわざ面倒なチケット競争に参加しなくていいじゃん」
と思いますが,
その安さと予約不要で切符確認もないフリーダムなシステムゆえ,チケット競争に敗れた,またそもそもまともにチケットが買えない層の人たちが押し寄せ,車内は地獄絵図のようになっているらしいです。
貧困層が多いので治安も悪く,盗難リスクは跳ね上がるとか・・・
できるだけ避けたいところだったけど,雨の中足止めを食らうのがメンタル的に嫌だったので,乗ることにします。
まずはオートリキシャでガヤ駅へ。
ここでも小さなリキシャに10人が詰められるジェネラルクラスの前哨戦の様相。
ケツと頭を交互にぶつける良い訓練になりました。
駅の窓口に行くとものの2分で購入完了。
駅員さんにポイっと投げるように渡されたチケットは,200km以上4時間の移動で衝撃の95ルピー(150円)。
身動きが取れないと聞いていたので,トイレに行き,食事は控えめにつまむ程度にして時を待つ。
すると乗る間際に珍しく日本人の旅人が。
語学留学後にインドを短期旅行中のケイタさん。
なんと同じくジェネラルクラスだったので,共闘することになりました。
単独よりパートナーがいた方が犯罪に遭う確立も低くなるだろうし。
ほぼ定刻で列車到着。
「SECOND CLASS」と書いてあるのがジェネラルのことです。
すでに車内はパンパンで荷物棚の上にも人が乗ってます。
足の踏み場はないし
ほぼ体のどこかがだれかと密着してる状態で汗だくになり
荷物の置き場もないのに「荷物をどっかにやれ」と言われ
聞いていたとおり
カオスです。
この状況で2時間くらい耐えたでしょうか,
大きい駅に停まると人が一気に降りてスペースができました。
座席には座れませんが,パーソナルゾーンは確保され,そこからは普通に過ごせました。
感触としては,超長距離の移動はきついかもしれませんが,数時間の移動ならなんとかなりそうです。
Varanasi(バラナシ)駅へ到着。
実はバラナシは7年前に1回来ていて久しぶりの再訪です。
ケイタさんと宿も一緒だったので,リキシャをシェアして向かいます。
7年ぶりのバラナシは立派な信号や洋服のショップができたりしてて明らかに発展しています。
このリキシャのおっさんがほんと自由で
途中でタバコ吸ったり
チャイ飲んだり
立ちションしたり
「ノープロブレム!」と笑い飛ばしながらゆっくり進んでいきます。
こういうのにイラつかないのはインドになじんできたんでしょうか。笑
15分くらい走って宿の近くの交差点で降り,徒歩で宿へ。
今日はお祭りらしく,PM8:00でもかなりの人通り。
旧市街の細い路地に入り,牛とウ〇コを避けながら
日本人宿「サンタナ」へ到着。
サンタナはやっすいんですよね。
エアコンなしドミトリーで1泊250ルピー(400円)。
チェックインを済ませて近くのカレー屋さんへ。
トマトチーズチキンとニンニクべースのカレー。
ナンもチーズとバターのやつにして,250ルピーと奮発(宿代と変わらんw)しましたが美味かったー!!
なんとかジェネラルの移動を乗り切ってベッドで石のように眠る。。