【ネパール】カトマンズでゆっくり~ポカラへ 2019.8.18~19
******2019.8.18******
カトマンズ4日目。
さて,今日はどこへ行こうか。
と前日まで考えてましたが
今日はなんとなくがっつり外に出る感じじゃない。
毎日色々出歩くのも楽しいけど
やっぱりエネルギーを使ってるのか
ふと「疲れたなぁ」と感じることも出てきました。
「いや,お前毎日仕事もせずに好きな旅してるんだろ!」
と言われたらすみませんって感じなんですが。苦笑
1か国目タイに降り立ってからほぼ3か月が経とうとしている今,
旅が「非日常」から「日常」に変わってきてるのかもなと思ったり。
「非日常」の状態だと
どこへ行こう!何見よう!ああ時間がいくらあっても足りない!
てなると思うですけど
それって長続きはしなくて
例えば「食」でも
ローカルな美味しいもの珍しいものをできるだけたくさん味わいたい
と思ってたのが
単純に安くて味が良い店を見つけたらずっとそこで,さらにはずっと同じメニューでいいやと思ったり
まち歩きも朝から夜まで動き回るよりは
朝はゆっくりして昼ごろからとか
朝早く動いた日は夜は出ないとか
旅のスタイルってほんと色々で
予定はできるだけ白紙で気に入った場所に長居して観光するよりはのんびり過ごす
効率よくスケジュールを組んで移動も時間をかけず自分が行きたいところをピンポイントでサクサク回っていく
移動こそが旅だ!とローカルな乗り物やヒッチハイク,もしくはマイバイクや自転車でひたすらストイックに先をめざす
などなど
何が正しいっていうのはないんですが
ただ自分はどうだろうなと考えると
のんびりするのも好きだけど
沈没タイプじゃないのは分かってきました。
長くても同じまちに数日いると「次のまちに行こう」と思い始めます。
まだ本当に心惹かれるまちに出会ってないのかもしれません。
けど予定がっちりでサクサクいきたいかというとそうでもなく
陸路でじっくり巡りたい
予定もそこまで固めたくない
というのもあり。
んー,まとまりのない文章ですが
とりあえず今日は動き回らずゆっくりします。笑
お昼。
初日に食べたモモが忘れられず「ニューエベレストモモセンター」をリピート。
いやーほんとにここのモモは美味い。
食後に誰かの記事で見た「Shrestna Dairy&Khadya Store」という商店のヨーグルト。50ルピー
これも甘すぎず酸味も強すぎずで美味い。
で,ゆっくりできるといえばカフェ。
というかここは喫茶店。「ちくさ」へ。
1998年からやってる老舗。
20年か。すごいなぁ。今開業するのと全然ハードル違いそう。
アイスコーヒー。
さすが,最近たくさん見かけたNESCAFEじゃないしっかりした味がします。
夜は試してみたいネパールのお酒があり
近くの居酒屋DORJEへ。
店内は常連さんと思しきお兄様方が。
試してみたかったのがネパールの熱燗「トゥンパ」
黍の実を発酵させてつくる地酒でこんな筒状の容器で出てきます。
お湯を注いで2~3分待ち
泡がぶくぶく立ってきたら飲み時。
正直1杯目は気が抜けて温くなったビールみたいな感じで
「あれ?」
と思いますがこのお酒はお湯をつぎ足しながら飲むのがキモ。
2杯目,3杯目はなぜかコクが出てきて癖になります。
つまみにはオススメされたバフチリ(水牛肉のトウガラシ炒め)
辛いですがたしかにトゥンパと合う!
店員さんもどんどんお湯を足してくれるので4杯,5杯と飲んじゃいましたが
5杯までいくと正直味薄いです笑
このお店,やっぱり常連率すごい高くてみんな顔見知り。
おお来たか!て感じでみんな握手。
明るくて気の利くスタッフのお姉さんの存在も
常連さんの居心地の良さにつながってるんだろうな。
やっぱ酒場はいいなぁ。
帰り道。
ちょっとつまみだけじゃ足りなかったので初日に行ったお店で
チョウメン(焼きそば)を。100ルピー
ネパール料理はどれもそのまま日本料理に例えられるくらい日本人の舌に合う。
今日はほろ酔い気分でホテルへ帰りました。
******2019.8.19******
今日はカトマンズからネパール第2の都市・ポカラへバスで移動します。
朝7時出発のため6時過ぎにチェックアウト。
教えてもらった場所に行くと
通りにずらっとバスが並んでいるのですぐに分かります。
バス会社の名前を近くの人に聞いたら「あっちだよ」と教えてくれます。
今日のバスは700ルピー
相場は600くらいと聞いてましたが何件か旅行会社を回って700が最安でした。
バス通り沿いのお店はツーリスト価格でどこも高いので
ちょっと離れた商店で6個入り60ルピーの揚げパンを購入。
味が想像したとおりの揚げパンでいける。
ネパールの道はツーリングで痛感したように劣悪なのでビビってましたが
カトマンズーポカラ間はちゃんと整備された道で快適。
さすが第2の都市。
日本でも東京ー大阪間の道がボッコボコなわけにはいかないですもんね。
途中には3回休憩があって
どこもツーリスト向けのレストランや商店に寄るので高い。
お金気にしない人はいいですが多少気にする人は行動食買っといた方が良いです。
ポカラには7時間後の14時すぎに到着。
ツーリストバススタンド(というか空き地)で降ろされ
そこからホテルやレストランが集まるエリアへは徒歩20~30分。
今日の宿はShanti guest house。
ドミトリーもありましたがシングルを案内されました。
1泊500ルピー。
部屋も割と綺麗です。
日本人も良く泊まると聞いてましたが日本人どころかノーゲスト。
宿の周辺は旅行者向けのホテルやレストラン,アウトドアショップ,両替所,土産物屋が集まるレイクサイドというエリア。
ここポカラは湖のほとりのロケーションと
トレッキングやアウトドア系のアクティビティがメインなので
オフシーズンの雨季はほんとに人来ないんだろうなぁ。
まちを歩く人もまばらで旅行者相手の店の人たちみんなスマホいじってるかダベってるか。
けど,ここの人たちを見てると
本来ポカラはこういうのんびりした田舎町なのかも。
そんなポカラのシンボルはネパールで2番目に大きいフェワ湖。
てことで散歩がてら行ってみます。
湖のほとりにはボート乗り場があってレンタルボートを借りて湖に出ることもできるみたい。
ボート乗り場のすぐ沖合に小島があってヒンドゥー寺院があるらしいです。
遊歩道のような道もあってプチ屋台やレストランが並んでいます。
日が傾いてきて湖面に反射して。
夕方の穏やかな時間は好きです。
世界中どこでもいいもんだな。
そのまま夕飯へ。
宿の近くのローカル食堂「KABAP HOUSE」
ネパール料理も普通に出しています。
チキンフライドライス。150ルピー
ベジモモ。100ルピー
そしてこれまたネパールの地酒・ロキシー
水割りで。
コメやトウモロコシや原料によって味が違うらしいんですが
これはとっても甘めでした。
ここの食堂は料理の味ももちろんいいんですが
とにかく店主の人柄がめちゃくちゃ良い。
「あなたのために愛をこめて作ってます♡」
家族写真も。
アットホームな感じが最高に良い
自分のまちに一つはほしい行きつけ食堂タイプでした。