みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【アゼルバイジャン・バクー②】古きと新しきが同居するまち 2019.12.25

今日はバクーのまちを歩きます!

 

今は高層ビルやヨーロッパ調の建物が立ち並ぶバクー市街ですが

かつてペルシャやロシアやトルコなど色んな勢力から侵略されていたバクーは城壁で囲まれた都市だったそうで

今も城壁に囲まれたエリアが旧市街として残っています。

 

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立派な城壁。

一部城壁がないところもありますが大部分が当時の形をとどめています。

 

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城壁の中は道も建物も綺麗に統一されています。

 

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場所によっては旧市街と新市街を象徴するフレイムタワーが同時に見えて

このギャップがバクーらしさかもしれません。

 

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ウォールアートもあったり

 

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おみやげ屋さんも。

 

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郊外の見所を巡るツアーの客引きにも会います。

1日ツアーで数千円であんまり情報がないのでアリだとも思いますが

これまでの旅で訪れた場所と似通ったスポットもあり

今回はある程度絞って個人で行くことにします。

 

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そんな感じで観光地丸出しですが

観光客でごった返すことはなくのんびり路地を歩けます。

 

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ただ1か所,「乙女の塔」という世界遺産になっている塔は旧市街のランドマークで

たくさんの人で賑わっていました。

 

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 旧市街の立体模型。

コンパクトにまとまっていてサクッと歩いて回れます。

 

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そこからカスピ海岸沿いに。

ここは全て公園になっていて

 

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岸辺に腰掛けて語らう人,黄昏る人

 

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犬の散歩やベビーカーを押して歩くお母さん

 

カスピ海の風を受けながらのんびり過ごすことができるところで

ここがバクーで一番好きな場所になりました。

 

夏はかなり暑くなるようで海水浴(湖水浴?)を楽しむのが定番レジャーなんですが

世界でも長い歴史を誇る油田があることから想像できるように

 

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油浮いてます。

 ここまで見えちゃってると泳ぐのは躊躇われますね。。

 

ここで昨日行った病院からA型肝炎のワクチンが用意できたとメッセージが入ったので病院へ。

てかいち看護師とwhatsapp(メッセージアプリ)でやり取りするんですよ。

受付の人が「用意できたら彼女から連絡させるから連絡先教えて」て個人情報のハードルめっちゃ低い。

 

で打ってもらったワクチンはA型とB型の混合タイプでなんと80ドル。

これまでの国が安かったので油断してました。

先に値段聞いとけば良かった。。。

 

 

ワクチン接種のときに何人かの英語ができる看護師さんが話しかけてくれて

日本の文化は面白い。

特に日本食はとっても興味深い!

と語ってくれました。

中でも寿司はアゼル人にも大人気なんだとか。

結構どの国でも日本食レストランは見かけるので世界的にある程度需要があるみたいですね。

意外とすごい,和食。

 

その後,昨日行ったHighland parkへ向かい昼間の景色を見てみます。

 

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うーんやっぱりスモッグですかね,遠くまでは見えません。

 

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フレイムタワー

地元の人も観光客も写真を撮りにたくさん来てるし

やっぱりなんだかんだフレイムタワーなんだなと思っていたら

 

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これ,絨毯博物館らしいです。

この発想はドバイっぽい。笑

 

それからゆっくり歩いて中心部へ。

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オイルマネーは停滞気味だと聞きましたがまちは絶好調な感じがします。

さすがにドバイは言い過ぎですが。。

 

さてさて

今日は国境で出会ったアゼルパッカーたちと再会し,飲みに行く約束をしています。

集合したのは教えてもらって昨日も行ったBEER STATION。

ここで彼らの友人たちも飲んでいて一緒に1,2杯飲んで移動します。

 

というのもアゼル人,結構シャイな人が多いみたいで興味は持ってくれつつも

なかなか会話が弾まず・・・

そもそも英語がほとんどできないってのもあり

 

ここは早めにお暇して3人で別の店へ。

 

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やってきたのはジャズバー。

 

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ここではアゼル産ビールのひとつstarapragaのスタウトを発見!

もう少しコクが欲しいところですが久々にスタウト飲めて嬉しい。

 

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ちなみにアゼルの瓶ビールの蓋は素手で簡単に開けられます。笑

 

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そしてつまみ。

フライドチーズにCLAZみたいなスナック、カザフでも食べたサキイカチーズ

よくビールに合います^ ^

 

アゼルパッカーの2人とはやっぱり旅トークに。

日本人が世界屈指の強力パスポートを持っているからか

反対にアゼル人はなかなかビザが下りる国が少ないことを嘆いていました。

 

というのもアゼルバイジャンの通貨価値は低く

仮にユーロやドルが使用されている欧米に行って少し働いてみると軽く1ヶ月分の収入が得られたりするので

 

1回外に出ると母国に帰って来なくなるんじゃかいかということで

就労,観光はおろか,ハネムーンでも渡航許可が下りない国も多いらしいです。

 

これって他の国でも結構ありそう。。

 

石油で国の経済が潤い「第2のドバイ」ともてはやされるバクーを有するアゼルバイジャンでも国際的にはまだまだ競争力が弱いみたい。

 

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彼らは距離のある郊外に住んでいて普段あまり飲みに出歩かないらしいんですがこの日は夜遅くまでハシゴ酒。

 

めちゃくちゃ楽しかった!!!

ありがとうー!!!