みずのが世界の片隅で

2019年5月21日から世界一周。できるだけ陸路で。高校の地図帳持って旅してます。

【ウズベキスタン・ブハラ】ゆったりした時が流れる世界遺産のまち 2019.11.19

今日はブハラの町を歩きます!

 

と,ここでサマルカンドで再会したイザワさんがたまたまブハラにいるらしいのでランチに行くことに。

全然示し合わせてないのに会う人には何度でも会いますね。笑

 

イザワさんは昨日から居て町で知り合ったオヤジに

「奥さんの手料理を食わせてやるから来い!」

と言われたらしく有料ですが面白そうなので行ってみることに。

 

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オヤジの家の前に行くとオヤジはちょうど出かけるところだったようで

焦った様子で奥さんに電話。

たぶん

「あいつマジで来たわ!メシ頼む!汗」

的なことを言ってます。笑

 

一応段取りが整ったのかオヤジに案内されてお宅にお邪魔します。

 

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客間のような場所に通されて待機。

オヤジの家は200年以上経ってるらしく明らかに傾いてて味があります。

 

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しばらくするとラグマン、サラダ、ナン、チャイのセットが登場。

ラグマンはスパイスに物言わせた感じで辛いのが多いですが

奥さんのラグマンはあっさりしていて優しい家庭的な味。

脂っこいものしか食べてない体に染み渡ります

 

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食べているとオヤジが再登場して楽器の生演奏。

ノリノリでやってるので写真や動画を撮ってると「2ドルプリ〜ズ!」とかやたら金を要求してきます。笑

イザワさんいわくオヤジは金にがめついらしくこのランチもかなり値段交渉したらしい。笑

 

お土産を売り込んできたりもするらしいですがこの時は金のことは口にするものの食事代(30000スム)を払うと穏やかに終わりました。

 

 

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オヤジは隠れ家レストランと言ってるらしいですが

家に人を呼んで家のメシを出しているだけのでいわゆるレストランではないです。笑

 

が,観光客向けレストランに行くよりよっぽどワクワクするので僕的には全然アリ!

 

ブハラもサマルカンドと同じく世界遺産のまちで中世の時代から文化・芸術の中心都市として栄えたそうです。

 

まち自体は大きいですがかつての建築が残る旧市街はそこまで広くなく歩いてサクサク回れます。

 

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中でもカラーン・ミナレットという大きな塔かある広場がブハラの中心。

 

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デザインが繊細で美しいです。

 

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広場から西に行くとアルクというかつてのお城があり

城壁がなんともいえない丸みを帯びた形で特徴的です。

 

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歩いているとおっさんたちが寄ってきて

「写真撮ろうぜ!」と言って撮影。

このおっさんたちグループだと思ってたら撮影が終わると散り散りに。

知り合いじゃなかったんかい!笑

 

写真撮るために集まってきて気が済んだら去っていく

自由だなー。笑

 

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近くには自由なおっさんその2。

 

オフシーズンというのもあるかもしれないですがブハラはあんまり人がいなくてサマルカンドよりものんびりした雰囲気が心地良いです。

 

見晴らしの良いところで街並みを見たいなぁと歩き回りますが

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ブハラにはほとんど高い建物がなく

抜群に見晴らしが良いのが最初の広場にあったカラーン・ミナレット

なんですが,昔は登れたらしいんですが今は登頂禁止。

 

ということで,広場の向かいにあるカフェのテラス席へ行ってみます。

 

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3階のテラス席から。

まち全体は見えないですが広場一帯が綺麗に見えます!

これは良い!

今日は天気も良いので昼間から一杯。

やー日本でもそうですが昼から飲むビールってなんでこんなに美味いんだろ。

いつか昼呑みの店やりたいですね(自分が呑みたい笑)

 

気持ちが良いもんですっかり話し込んでタシケントに向かうイザワさんの電車の時間ギリギリまで居ちゃいました。

 

ありがとうございましたー!^ ^

 

さて,ここからもう少しまちを歩いてみます。

 

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十字路にあたる場所にはボコボコっとした屋根がついています。

ここはタキという市場のような場所で十字路に張り付くように露店が出ています。

観光地らしく土産物が中心。

 

少し離れていますがバザールにも行ってみます。

 

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サマルカンドと同じく立派な屋根があるバザール。

 

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旧市街は穏やかな時間が流れてましたがこちらは市場らしい賑わいがあります。

 

帰りは旧市街の路地裏を通りながら戻ります。

 

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舗装されていないデコボコの道

 

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決してガイドブックには載らないであろう年季の入ったモスク

 

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人よりも主役なネコ

 

現代にいるんだけどかつてのブハラの景色を見ているような不思議な感覚になります。

 

再びミナレットがある広場へ向かってみると

 

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夕日に照らされるミナレットやモスク

昼間とまた違った表情を見せてくれます。

 

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子どもたちはやっぱりサッカー。

世界遺産の建築群の横に日常の風景が広がっていて

観光スポットとして確立しているサマルカンドよりも素朴。

 

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誰かがウズベキスタンは西に行くほど良い」と言っていたのを思い出しその意味が分かりました。

 

こういう場所は時の流れやまちの空気が独特で

この感じは実際に来てみないと本当に分からない部分。

 

これだから旅はやめられません。

 

明日はさらに西の砂漠のオアシス・ヒヴァへ行ってみます!