【トルコ・イスタンブール②】アジア側ユスキュダル・カドキョイ 2020.1.21~25
多くの見どころがある一大観光地のヨーロッパ側に対して
下町のような雰囲気があり庶民のまちと言われるアジア側。
ヨーロッパ側から海を渡って行くにはメトロも使えますが
ここはやはり船で渡るのがめちゃくちゃ良いです。
ガラタ橋の近くから15~30分おきに船が出ていて
アジア側のユスキュダルというまちへ。
船の上からはヨーロッパ側,アジア側のまちが360度見渡せます。
改めて街並みを見るとかなりの大都会。
調べてみるとイスタンブールの都市圏人口は1500万人超。
まさに中東・ヨーロッパのメガシティです。
アジア側到着の直前には「乙女の塔」という海上にポツンと立つ塔が見えます。
これはある伝説で,王女が18歳の誕生日に死んでしまうと占い師に言われた王様が
王女をこの塔に閉じ込めてしまい,18歳になった日に王様が王女に会いに行ったところ,持っていた果物籠の中にいた毒蛇に咬まれて死んでしまった,というもの。
なんだかやるせない悲しい物語です。
ユスキュダルの港に到着。
港のそばには広場が
ベンチでくつろぐ人
こちらも定番の釣りをする人
みんな思い思いの時間を過ごしている自由な感じ
海好き港町好きの自分としてはこういう景色だけでたまりません。
港から離れ
どこかにつながりそうな雰囲気の階段を登ってみます。
絶賛昼寝中だった猫。
庶民らしいといえば本当にそうでこの辺りは住宅街。
坂が多く良い場所が手に入れば高台から海に向かってパノラマビューが手に入りそうです。
坂のある町ってなんか好き。
それからバスに乗って数キロ南にあるカドキョイへ。
庶民的と言われるアジア側の中でも賑わいのあるまちで
日本でいう原宿みたいな雰囲気だと誰かが言っていました。
原宿をあんまり知らないんですがこんな感じなんでしょうか。
歩いた感じさすがイスタンブールと思わせるオシャレな街並みです。
でも中には
生鮮食材の屋台に
1リラ(18円)?!の古本屋。
猫も1リラ。笑
昔ながらの味のある小さなお店もあったりして
新旧混在している感じが他のエリアとは違った魅力を感じます。
そしてまち歩きにはやっぱり食も。
SiMiTというのはパンの名前か?店名か?
このゴマ付きドーナツがモチモチで美味い!
このお店。
スタイリッシュな店構えですが・・・
ムール貝専門店!
山盛に積まれたムール貝は
10個15リラ(270円)からいただけます。
そしてここのムール貝。
日本のカキ小屋みたいにひたすら殻を開いて
無心で身を食すのかと思いきや
米入ってる!!
これがまた良い感じに味付けされていて激ウマ!
丼ぶりにしてかき込みたいくらいです。
手が汚れないように手袋ももらえます。
青のナイロンっていうのが気になりますが。笑
そしてデザートにカップケーキ!
もちろん美味いの一言です。
お腹を満たしたら日が暮れる前にヨーロッパ側へ。
フェリーターミナルの上もオープンテラスのレストラン。
本当優雅。
帰りもカモメの大群と。
そんなにエサあげてる人もいないのに最初から最後まで付いてきっちゃって。
最後は日が傾いてモスクのシルエットが良い感じに映えていました。
今回はヨーロッパ側に宿を取ったけど
アジア側に何日か拠点を構えても良かったかな。
歩けば歩くほど色んなものに出会えそう,そんなまちでした。